TICOブログ

TICO最新情報をお届けします。

カンボジア医療者 来日研修の様子 ~9月編~

2011年09月30日 | TICO カンボジア
先日の記事にも書きましたが、9月18日~21日、25日とさくら診療所で行われた研修についてご報告いたします。

研修の内容は以下の通り。

9月18日(日)AEDの使い方
9月19日(月・祝)気道確保と人口呼吸
9月21日(水)意識障害へのアプローチ(講義)
9月25日(日)バイタルサインからの鑑別診断

今回、研修を受けたのは、
メディカルアシスタント(准医師)のナヴィさんと
TICOのカンボジアでの活動を事務的な面から支えて下さっている薬剤師のソチェンダさんです。


▲心肺蘇生人形を使いながら、AEDの使い方を学ぶ


▲気道確保の方法を寸劇を通して学ぶ


▲実際の症例を使って画像診断について学ぶ

ナヴィ先生はカンボジアでも救急医療の研修を受けて来られており、
TOT(Training of Trainer、指導者育成)を受けたうちの一人でもありますので、
心肺蘇生や気管挿官の技術はすでに十分身に付けておられます。

とはいえ、どう症状を診るか、という問いに対して、当初はやや自信なさげ。
それでも、研修が中盤を迎える頃には、ぐんぐんと知識を吸収して、
きちんと質問に答えられるようになって来ました

毎回思うのですが、カンボジアの先生って知識や経験の吸収スピードが速い!!!!
マジメに研修に取り組んで、きちっと学んで帰られるので、研修の甲斐があるというものです

彼らの今後の活躍に期待です!


文責:事務局(瀬戸口)

大豆成長中!

2011年09月27日 | 未分類
7月の公募合宿で植えた大豆さんたち
(↓その時のようす)
http://blog.goo.ne.jp/tico_blog/e/1e481d0309b5c4864d39da667ed06f73

今こんなに育ってます

台風にも負けず、枝豆さんがなってるではありませんか
じゅる・・・。

さくら農園のマドンナと部長の手と愛情により、すくすくと育っている大豆畑。


ここの草刈りを1時間だけお手伝いしたのですが、到底広すぎて手におえず・・・。
みなさま、草刈り、いつでも募集しておりますよ~
ぎっくり腰の部長を支えるマドンナに愛の手を!
ご連絡お待ちしております

ご連絡はこちらから→さくら農園ブログ

文責:TICO事務局(庄田)

カンボジア医療者来日中!

2011年09月20日 | TICO カンボジア
TICOとセカンドハンド(高松)は16日より2週間、医療者2名をカンボジアから招へいしています。

TICOではさくら診療所と連携し、18日から研修を実施しています


今回は女性2名とあって、こちらもちょっとした日常会話も盛り上がり、
19日は一緒にお好み焼きを作って懇親会を開いたのですが、
うれしそうに作り方を覚えて、
「次にカンボジアにきた際は、私たちが作ってごちそうするわ
とまで言っていただき、楽しい夜を過ごしました

研修の様子はこれからアップしていきますね

文責:事務局(庄田)

講師派遣:鴨島第一中学校

2011年09月20日 | 地球市民教育
9月16日、TICO事務局のある山川町から東へ車で20分ほど走った先にある
鴨島第一中学校にお邪魔してきました。

総合学習の一環でTICOと同時に、阿波高校に赴任しておられるジャマイカからの外国語指導助手(ALT)
のリサさんも授業を担当しました。
「頭・心・体でジャマイカを知ってもらう」ことを目標にレゲエダンス体験の授業が展開されており、
なんだかそっちのほうが面白そうだな・・・なんて思いながら、
初々しい1年生を前にTICOの紹介、おなじみのカードゲーム「チャレンジアフリカ」を別室で実施しました。

▲ザンビアのお話


▲リサさんの授業の様子

少しでもアフリカ、ザンビアについて関心を持ってくれれば・・・
これがきっかけでたくさんのことに興味関心がわけば・・・うれしいですね

文責:事務局(庄田)

講師派遣:高知南高校 第2回

2011年09月16日 | 地球市民教育
9月14日

高知南高校にて、半年間の連続講座(全5回)を担当させていただいております。
今回はその2回目。
1回目の授業の様子はこちら

「もしもアフリカに生まれたら?」をTICOオリジナルのカードゲーム「チャレンジ・アフリカ」を通じて疑似体験するというワークショップを実施しました。

自分の生まれた家と友達の生まれた家ですでに生じている格差、
助かる命と助からない命。
あまりにも身近に起きる死。

日本では想定もつかないような状況に遭遇した学生たちは、驚きの連続だったと思います。


▲自分が経験した人生を発表していただきました


大人数の授業なので一人一人に感想を聞けないのが残念ですが、
少しでも世界の多様性に目が向くきっかけになれば


文責:事務局(瀬戸口)