*パナソニックの強みは住宅資材と家電との統合的な垂直的供給力であろう、家電サイドではヤマダ電機のように住宅メーカーを買収、家電を含む住宅関連の垂直総合を目指す動きもあるが、部材メーカーとしての垂直的な供給力はパナソニックには及ばない、
*自宅の庭を潰して勉強部屋を作ったが、結局、部屋の部材は電灯からパイプ、窓枠まで一切パナソニックであった、こちらが指定したわけではないが、工務店の選択だ、復興を含めて、住宅インフラも改修期、住宅市場の活況で売り上は持続するはず、ただし、パナソニックの規模は海外にある、ボクの勉強不足で、パナソの海外住宅、特に中国がどうなっているのか、進出は先頭を切ったはずだが、日立や東芝程の存在程にはパナソの情報かない、
*オリックスの、中国の政府機関、金融機関、自動車関連企業などとの提携のシナジーフォーカスな取組みには瞠目している,MATSUSITAからPANASONICへの改称でOriginarityが減衰した感じである、
*東南アジアでのパナソニックの存在性は今後、どうなっているのか、後ろ向きの話題ばかりで見えていなかった、いずれにしても、これからと言う感じ、
*KKR
KKRは極めて巨大なPEであり、現在ポートフォリオに持っている会社の数は51社、年間売上、2180億ドルに上る。これは、ライバルである、ブラックストーンGとカーライルGを足したものの二倍に達する金額である。
*海外の支配的資本勢力との連携の弱さも気になるところだ、その面ではKKRとの取組みがベターであったのか?
*当日株価は上げはしたものの、終値は下げた、半年推移で見れば、再建過程にあることは市場も認識、だが、血糖値測定センサー以外に起爆的な成長分野がまだ見当たらない、今回の売却で,革新機構が結局、買収に参画しなかったことが、1つの不安?
株価推移 962 前日比+2(+0.21%)
パナソニック、ヘルスケア事業の売却発表 米KKRに1650億円で
2013/9/27 17:53
パナソニック(6752)は27日、ヘルスケア事業を米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却すると発表した。パナソニックのヘルスケア事業を手掛けるパナソニックヘルスケア(愛媛県東温市)の全株式をKKRが設立した持ち株会社に2014年3月31日付で売却。パナソニックとKKRの両社は同日、株式の譲渡契約を締結した。関連資産や商号の使用許諾を含めて売却額は1650億円になる。
*ヘルスケア部門、13/3期の売上、1340億円、営業利益、87億円、営業利益率6.4%、
*携帯電話事業の撤退を決めたが、13/3期、営業利益-81億円,14/3期のスマホ売り上、130万台の計画は、ドコモの2top戦略も影響して、1~6期の販売台数は、10万台に留まった、マレーシア工場での生産は停止、
*買収の経緯
パナソニックヘルスケアの売却後、KKRが設立した持ち株会社の第三者割当増資をパナソニックが引き受ける。パナソニックはヘルスケア事業に改めて20%を出資する予定だ。売却額と出資額の差額に加え、関連する資産の償却などもあり、今回の事業売却を巡って2014年3月期に計上する営業外収益は750億円になる見通し。
パナソニックは前期まで2期連続で巨額の最終赤字を計上した。ヘルスケア事業の売却で得た資金を成長分野に振り向け、経営再建を急ぐ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
パナソニックのヘルスケア事業買収をめぐっては、KKRのほか、東芝、米投資ファンドのベインキャピタルが6月に1次入札を通過し、2次入札に進んでいた。パナソニックのフィナンシャルアドバイザーはメリルリンチ日本証券 。KKRはゴールドマン・サックス から助言を受けている。
パナソニック:屋根型ソーラー電池事業を東南アジアに
Bloomberg 2013/8/23 20:07
8月23日(ブルームバーグ):パナソニックは、国内で販売好調な高付加価値の屋根型太陽光電池を東南アジアにも積極的に展開する方針を明らかにした。吉田和弘ソーラービジネス・ユニット長は、マレーシア、タイ、インドネシアなどの東南アジア諸国で、屋根型太陽光発電の普及に努めると語った。ソーラー事業で競合他社が中国メーカーと価格競争で苦戦する中、同社は単位面積の発電効率が高く、面積の限られる屋根上で使用されるタイプの電池で道を切り開いており、この国内での成功を東南アジアでの展開に生かす方針だ。
吉田ユニット長によると、パナソニックはソーラー製品の販売量について2013年度は国内外合計で25%の伸びを目指す。同社の12年度の販売量は540メガワットだった。
パナソニックは13年度の国内需要を5ギガワットと予想、そのうち3.5ギガワットは50キロワット未満の中小型?の発電用需要だと見ている。
*売電用のメガソーラが設置計画の7割超を占めると推定、昭和シェル,9.5ギガワット、
血糖値測定センサー新工場が2011年度に稼働開始
*センサーハ治療に不可欠ではあるが、治癒にいたる医薬品ではない、
2012年度に生産能力を2割増強
パナソニック ヘルスケア株式会社(本社:愛媛県東温市、代表取締役社長:山根 健司)は、血糖値測定センサーの新工場を愛媛県東温市の松山地区に建設し、2011年4月より生産を開始します。これにより、2012年度には月産約3.6億枚(年産約44億枚)の生産体制を実現します。
血糖値測定システムは、糖尿病患者が自分の血糖値を把握し、体調をコントロールするために利用されます。糖尿病患者の数は世界中で年々増加しており、2010年には約2.8億人、2030年には約4.4億人に増えると予想されています※1。当社は今後の需要拡大に備え、松山地区に新たに工場を建設し、2011年4月より生産を開始します。これにより、現在、松山地区と徳島県の脇町地区の2工場で月産約3億枚(年産約35億枚)の体制を、2012年度には2割増強します。
新工場は、市場への供給責任という観点から、大規模地震が発生しても生産設備への被害を最小限にとどめるため、免震構造を採用しました。また、医薬品を扱う工場に求められる厳しい品質要求などに対応した建物や設備を持ち、環境面でも建物環境総合性能評価(CASBEE※2)Aランクを取得し、CO2排出量を削減するなど、環境にも配慮しています。
当社は、2006年に、他社に先駆けて血液中の測定妨害物質の影響を受けない新型酵素を用いた血糖値測定センサーを開発し、2007年からは中国や東南アジア、南米などの市場に向けた低コスト商品も開発・販売してきました。今後も、需要拡大に対しスピーディでフレキシブルな生産を行うとともに、先進国の医療費削減、新興国の医療普及・衛生向上などの社会課題の解決に貢献し、世界中のより多くの人々に手が届く「アフォーダブル・ヘルスケア」を実現してまいります。