エアコンの冷媒原料や半導体加工に使う無水フッ酸の中国での日本向け出荷価格が急上昇している。環境規制で中国企業が一時的に操業を停止した影響が広がった。中国の対日出荷価格は前月に比べ7割強高い。冬場はフッ酸原料、蛍石の減産期で、今後も供給減が見込まれる。高値が続けば大口需要家であるステラケミファなど日本企業の収益を圧迫しそうだ。
中国企業の日本向け10月出荷価格は、1トン1万3千元程度(運賃込み)で…
*ステラケミファ株価 4,300前日比-35(-0.81%)
フッ素化合物を中心とする(フッ素 をベースとした)高純度薬品などの製造および販売を行っている。 特に半導体や液晶分野では高いシェアを誇る。
製品の用途は、半導体デバイスの高集積度化を可能にする超高純度エッチング剤や洗浄剤、シリコンウェハにパターンを焼き付けるステッパーのレンズ原料などに使われている。
また、携帯電話・デジタルカメラ・ビデオカメラ・ノート型パソコン・電動アシスト自転車、ハイブリッド車などに使われるリチウムイオン二次電池用の電解質、その他、ステンレスなどの金属の表面処理剤、フロンガスおよびフッ素樹脂の原料、医薬および農業などの中間原料などに幅広く使われている。
1株利益268.20
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