*中長期的な国内産業立地の予測が極めて適確である、先読みした土地の買い入れ計画がことごとく的中している感じである、海外の物流企業にも引けを取らない、海外戦略はア現地企業との提携を密にして、アメリカを主力に展開を始めた、
大和ハウス株価 3,277前日比-210(-6.02%)
1株利益233.87 配当80
大和ハウス工業が5日発表した15年4~12月期連結決算は、売上高が13%増の2兆2423億円、営業利益は46%増の1700億円純利益が1195億円で前年同期比40%増え、9カ月間で最高になった。純利益率は,5.3%
賃貸住宅が相続税の節税対策などで、堅調な需要に加え、消費増税の反動減が残っていた戸建て住宅の販売も持ち直した。衣料品チェーン、ユニクロなどとの商業施設や物流拠点の大型案件があって好調に推移、工場建設の受注も好調。
16年3月期通期の純利益も前期比31%増の1540億円と最高を更新する見込みだ。売上高は13%増の2兆2423億円、営業利益は46%増の1700億円。賃貸住宅事業など6つの部門すべてで増収増益だった。
都心部を中心に大型物件などの販売が好調な分譲マンションも27%増収だった。戸建て住宅事業は売上高が5%伸びて、営業利益も5倍以上。1棟あたりの単価が上がっており、特に1棟3500万円前後の最高級住宅の引き合いが強かった。企業向けの事業も収益を押し上げている。衣料品チェーンや自動車販売飲食店などの店舗を建設する商業施設事業は売上高が7%増収、18%増益となった。
さらに工場や物流施設などの建設事業はインターネット通販の伸びなどが追い風だ。東京や大阪の郊外で大型の物流施設の建設が相次ぎ、営業利益も465億円と89%伸びた。
16年3月期通期の売上高は前期比13%増の3兆1800億円、営業利益は33%増の2400億円の見込み。いずれも最高を更新する。現在策定中の17年3月期から3カ年の新たな中期経営計画では、海外事業などの強化を打ち出す方針だ。