歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

宮城県松島町・瑞巌寺 前身の円福寺の基壇発見 東北初「四半敷」舗装

2011年10月02日 | Weblog
 松島町教委と宮城県文化財保護課は1日の瑞巌寺の現地説明会で、瑞巌寺の前身で中世に存在した「円福寺」の基礎部分に当たる基壇を発見したと発表した。
 格式高い禅寺特有の「四半敷(しはんじき)」で舗装されており、このような形式の基壇の確認は東北では初めてという。
 また、円福寺時代とみられる大型建物の柱の礎石(直径約1m)1個と、礎石を抜いたとみられる穴数カ所も確認した。
[参考:毎日新聞]

過去の関連ニュース・情報
 2011.8.31瑞巌寺 本堂下の発掘調査で、江戸初期の創建当時、三和士は切石を並べた石敷き
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大分市・大友氏遺跡 大友館跡から元代の景徳鎮製青花磁器梅瓶の破片5個体以上

2011年10月02日 | Weblog
 2008年8月に国指定史跡・大友氏遺跡の「大友館跡」(大分市顕徳町)の土坑から出土した磁器の破片数点が、中国・元代(13~14世紀)に景徳鎮で作られた青花磁器(せいかじき、染付け磁器)の「梅瓶(めいぴん)」であることが分かった。 元代の青花が国内で見つかる例は殆どないという。
 見つかった青花の破片は最大で約10cm四方で、高さ40cm程度の瓶が5個程度あったとみられる。破片には白地に鳳凰などの文様がある。
 大友氏館跡発掘調査で現場説明会が10月2日(日)午前10時~正午に開かれ、そこで公開される。
[参考:大分合同新聞、大分市HP]
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