歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

平泉町・無量光院跡 2011年度発掘調査の成果、29日に現地説明会

2011年10月22日 | Weblog
 平泉文化遺産センターは21日、ユネスコの世界遺産に登録された無量光院跡(平泉町平泉字花立地内)で7月4日から進めている2011年度発掘調査の成果を報道陣に公開した。
 本堂前の素焼きのれんが状のものを敷き詰めた塼敷(せんじき)の範囲が少なくとも東西方向に約2m、南北方向に約24m延びていることが分かった。 また、基壇の外周を巡る板石が、正面の見栄えを重視し、背面より大ぶりの板石を配置していることがわかった。
 一般を対象とした現地説明会が、29日午前11時から開かれる。
[参考:岩手日日新聞]

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 平泉町・無量光院跡
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高野山金剛峯寺 執金剛神立像の中から「快慶」作示す墨書

2011年10月22日 | Weblog
 和歌山県高野町の高野山霊宝館は21日、高野山真言宗・総本山金剛峯寺所蔵の「執金剛神立像(しゅこんごうしんりゅうぞう)」の中から銘文が見つかり、鎌倉時代の仏師・快慶の作と確認したと発表した。
 執金剛神立像はヒノキの寄せ木造りで高さ149cm。 首の内側に快慶が用いた墨書の銘文「アン(梵字)阿弥陀佛」を発見した。
 一対の「深沙大将立像(じんじゃたいしょうりゅうぞう)」(高さ142cm)も快慶作とみられるという。
[参考:読売新聞、共同通信、毎日新聞、産経新聞]

過去の関連ニュースおよび情報
 2009.6.11 京都市・泉涌寺・悲田院 宝冠阿弥陀如来座像が快慶作の可能性
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鳥取県大山町・石井垣上河原遺跡 四隅突出型墳丘墓から石棺が見つかる

2011年10月22日 | Weblog
 県埋蔵文化財センターが21日、大山町石井垣の「石井垣上河原遺跡(いわいがきかみがはらいせき)」で、弥生時代から古墳時代への移行期(約1750年前)の石棺(長さ2m、幅0・7m)がほぼ完全な形で出土したと発表した。
 石棺は方形墳丘墓4基のうちの2つの四隅突出型墳丘墓の1つに残っていた。
 現地説明会は午前10時30分と午後1時30分の2回開かれる。(雨天の場合についての開催については不明)
[参考:読売新聞、鳥取県文化財センターHP]

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