歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

大地からの便り2008 -岡山県内の発掘調査報告会

2008年08月10日 | Weblog
平成20年8月23日(土)180名 岡山県立博物館 (無料 )
報告遺跡の紹介 
 三輪(みわ)遺跡群 <総社市> 弥生時代前期~後期の集落
 勝負砂(しょうぶざこ)古墳<倉敷市> 古墳時代中期の古墳
 婦本路(ふぼろ)古墳群・八塚(やつづか)古墳群<赤磐市> 古墳時代後期の古墳
 鬼城山(きのじょうざん)<総社市> 飛鳥時代の古代山城
 後楽園(こうらくえん)<岡山市> 江戸時代の大名庭園
 安住院多宝塔(あんじゅいんたほうとう)<岡山市> 江戸時代の塔地鎮
問い合わせ先 岡山県古代吉備文化財センター 〒701-0136 岡山市西花尻1325-3  

今回報告する遺跡からの出土品は岡山県立博物館特別陳列「大地からの便り2008-県内の発掘調査報告展」(7月31日~8月31日)で展示中。
[参考:岡山県古代吉備文化財センターHP]

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伊勢原市西富岡・向畑遺跡 粘土の塊や板を帯状に並べた特殊な遺構発見

2008年08月10日 | Weblog
 かながわ考古学財団は、第2東名高速建設に伴い発掘調査している伊勢原市西富岡の「西富岡・向畑遺跡」(旧石器~中・近世)で、縄文後期の層から粘土の塊や板を帯状に並べた特殊な遺構が見つかったと発表した。
 見つかったのは地表から約1・5mの地下。スコリアと呼ばれる火山噴出物や砂を人為的に混ぜた粘土塊と粘土板が南北方向で総延長約22m、最大幅約30cm、厚さ2~5cmにわたって敷き並べてあった。財団は「区画や祭祀・呪術的な性格などが考えられるが、現段階では不明。分析結果を待たなければならない」としている。
 同遺跡は昨年4月から調査開始。
 全国でも他に出土例がないため、目的や性格は不明で、専門家に詳しい成分分析を依頼中。
 財団は、今日10日午後1時半から現地見学会を行い、出土遺物を展示する。
[参考:毎日新聞]
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舌鳥・古市古墳群 初の総合調査報告書「近畿地方における大型古墳群の基礎的研究」

2008年08月10日 | Weblog
 世界遺産登録を目指している百舌鳥・古市古墳群について、大阪府と堺、羽曳野、藤井寺の3市がA4判606ページに上る総合的な調査報告書をが初めてまとめた。
 1946年に米軍が撮影した航空写真に基づいて地形図を再現しており、大山古墳(仁徳天皇陵)などで知られる古墳群の本来の姿を解明する手がかりになると期待される。
 奈良大教授・白石太一郎ら研究者20人が2005~07年度に共同研究した成果をまとめた。。
 宮内庁の調査によって大山古墳から発掘された円筒埴輪を含め、多くの出土品を図解した資料を添付。円筒埴輪は形状によって時代を特定できるため、主な古墳が築造された順番が改めて確認された。
 同古墳群は昨年9月、大阪府などが世界遺産の暫定リスト入り候補として文化庁に提案。大半は宮内庁が管理しているために原則として立ち入ることもできず、どのように研究を進めるかが課題となっていた。
[参考:読売新聞]

備考
近畿地方における大型古墳群の基礎的研究 (付図・DVD付)
著者  近畿地方における大型古墳群の基礎的研究研究グループ編(研究代表者 白石太一郎)
出版社 六一書房 出版年 200807  価格 8,400円
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