紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

せっかく自分が開発したのに

2012年01月25日 18時57分41秒 | 日記
イーストマンコダックが倒産しました。写真フィルムで130年にも及ぶ老舗です。ところが,皮肉にもコダックが世界で一番速く開発した「デジカメ」の世界的大流行でフィルムが不要となり、行き詰まったのです。儲かっていた頃に,更に、更にフィルム部門へと「特化」したのが裏目、致命的な経営者の判断ミスでした。集中し特化した事業に賞味期限が有ったとは夢にも思わなかったでしょうか?どんな製品にも「寿命」があるのです。日本のコニカは,事務機器に事業展開、富士フイルムは、光学部門にや,IT部門に事業展開生き残っています。オリンパスは,世界シェアー80%の内視鏡で生き残れるでしょう。オリンパスは腐っても鯛、この鯛はめでたいの鯛になる可能性があり画像処理に得意なソニーと,医療のテルモ、富士写真がほしがっています。ところで、工場を持たないAppleの快進撃が続いています・・・売れるのです!でも、売れてるのはパソコン・コンピューターでは有りません。Appleの製品製造を引き受けているメーカーは大きな恩恵を受けていますね。写真は、日本の製鉄遺跡(1100年)です。卑弥呼が中国製青銅製の手鏡をもらったのが3世紀でした。製鉄に挑戦しているのが軽くって鉄の4分の一、強度は鉄の10倍もある「炭素繊維」です・・・自動車・飛行機とか、あの細い釣り竿のしなり具合いもすごいもんです。