日本の製紙産業は石化燃料の使用量を減した最優等生でした。その主因の中では、廃材を燃やすバイオマス発電とか、自家発電の燃料にパルプ生産時の廃液「黒液」を燃やしていた事が有ったのです。それが、此の時期になって石化燃料が増加しだしました。原因は、3000万トン台の紙板紙生産量が2700万トン台に落ちて来たので当然パルプ生産時の黒液も不足しだしたからなんです。・・・加えて、先進国では紙を使わない「IT情報社会文化」の伸びの影響があります。
「新聞紙」は、2004年に世界新聞用紙生産量は3921万tと最高記録を達し、その後2007年3754万t、2009年3233万tと下降した。世界新聞協会の統計では、2005年以降、米国及びカナダの日刊紙の発行量は年年減少傾向にある。その他の諸国でも同様の傾向を示し、2006年-2010年[日本の日刊紙発行量]は5230万部から4930万部へ5.7%減少、2006年ー2009年ドイツ日刊紙発行量は6.4%減少、英国9%減、スペイン28%減、イタリア6.5%減となっており、「発行量の減少」が新聞用紙生産量の減少の大きな原因となっている。(中国紙網の記事)増産に継ぐ増産で、世界一の紙生産国にのし上がった中国でもやりすぎ急ぎ過ぎ、やや新規製紙マシーン増設の勢いが鈍ってきました、それと、新規設備の生産開始を遅らす情勢も生まれています。製紙の宿命は「装置産業」で「設備投資費用の固定化」なんです。稼働率が落ちれば赤字になります。本日のジム、66、8キロ、141の73。写真は津野町のツツジ。
「新聞紙」は、2004年に世界新聞用紙生産量は3921万tと最高記録を達し、その後2007年3754万t、2009年3233万tと下降した。世界新聞協会の統計では、2005年以降、米国及びカナダの日刊紙の発行量は年年減少傾向にある。その他の諸国でも同様の傾向を示し、2006年-2010年[日本の日刊紙発行量]は5230万部から4930万部へ5.7%減少、2006年ー2009年ドイツ日刊紙発行量は6.4%減少、英国9%減、スペイン28%減、イタリア6.5%減となっており、「発行量の減少」が新聞用紙生産量の減少の大きな原因となっている。(中国紙網の記事)増産に継ぐ増産で、世界一の紙生産国にのし上がった中国でもやりすぎ急ぎ過ぎ、やや新規製紙マシーン増設の勢いが鈍ってきました、それと、新規設備の生産開始を遅らす情勢も生まれています。製紙の宿命は「装置産業」で「設備投資費用の固定化」なんです。稼働率が落ちれば赤字になります。本日のジム、66、8キロ、141の73。写真は津野町のツツジ。