紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

紙の値上げが苦戦

2012年01月04日 17時17分58秒 | 日記
今日からいよいよ始動ですね・・・でも、紙の値上がりが末端で抵抗されています。メーカーとユーザーの狭間で中間商社流通がしわ寄せを食っています。印刷紙は秋需前の状態では値上げも浸透したように見えましたが,大手印刷の抵抗が強くて未だに決着ができません。印刷紙より家庭紙の方が値上げ浸透のあきらめ感が強い・・・6月頃から大量の輸入紙が入り始め震災の不足分を埋めましたが、落ち着いてきた現在も入ってくる量が減らないのです。スーパーでの国内メーカーのテイッシュの特売広告も見られなくなっています。印刷紙でも家庭紙でも同じ、むろん,仮需の手当買いもあった訳ですが、問題は在庫量と、実需量のバランスなんです。比較的良いのは震災復興需要の恩恵を受けるのは箱物の「板紙」だけです。しかも、板紙の大主力段ボール原紙の原紙価格は印刷紙の半分程、かさばる紙の厚さも印刷紙と比べ3倍程厚く量的な取り扱いのインフラにも問題があり輸入のメリット・効果はあまりないのです。今日は朝から雨、昼から気温は4度で雪です。プールが使えるようになりましたからかみさんは「泳ぐよ!」と一声、張り切って2時に出かけました。私は,3時からジムで二人とも5時迄帰ってきません。。プールがある限り風呂はプールで入り家では入りません。家の風呂は年間50日程ですからシャンプー・石けん、乳液,ヘヤートニックが余ったままです。写真は,いずれ野鳥の餌になる庭の南天です。