紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

世界屈指裕福」で、幸せな国、経済は好調で、美しい自然環境に恵まれていても浮浪者はいます・・・

2014年11月30日 16時17分27秒 | 日記
 今日は天気予報が当たりました。朝の気温は10度、昼からは雨・・・ハヤブサ2号も天候悪化で12月3日に再延期とか、12月一日の月参りはかみさんと此の30日、二人で12時にお墓参りで、ジムは15時過ぎに風呂だけでした。写真は蕎麦の収穫です・・・新蕎麦パーテイーは山芋が取れ次第となります。

  キリンの”まさかの新商品”は「第3のビール」、「のどこしオールライト」・・・カロリーオフ・プリン体ゼロ・糖質ゼロ・・・の機能系新商品です。
キリンの「のどごし〈生〉」は2005年の発売以来、第3のビール市場で9年連続売上トップを誇る。
そこで、夏に「のどごしICE」、11月11日には「冬のどごし」を期間限定で発売し今回、糖質ゼロ・プリン体ゼロという機能を持った「のどごしオールライト」を年明けから投入、ラインナップを拡充するのです。(此の分野、サッポロ「極ZERO」は第3から「発泡酒」に格上げ・・・キリンは「第3のビールと認められる製法で作っている。国税当局とも密にやりとりをした」(キリンビール商品開発研究所の田山所長談)

 「原油安」のニュース二つです・・・。「28日 ロイター」 - 28日のニューヨーク外為市場では、「原油安」によりユーロ圏と、日本が「ディスインフレ」に陥るとの懸念が台頭したことで、ドルが主要通貨に対し上昇した。
 「Disinflation」(ディスインフレ)とは、インフレ率が低下、物価上昇率が低くなり、インフレが抑えられている状態・・・で、デフレーション(デフレ)にはなっていない状態。

 「OPEC」の減産見送り決定での原油価格急落を受け、28日も石油関連銘柄のパニック的な売りがあり、欧州だけで「330億ドル」の時価総額が消えた。「配当への期待が支えていた」がファンドマネジャーによると、過去24時間に広がったという。「石油・ガス探査企業の投資家の多くは配当を見込んで資金を投じてきた。」だが原油価格がここまで下がると、「多くの石油関連企業は配当を維持することが難しくなるだろう」と指摘しています。(ロイター)

 全ての人が幸せな国って世の中に有り得ないのが現実・・・。「世界屈指裕福」な国、幸せな国・・・経済は好調で、美しい自然環境に恵まれている。そんな北欧の楽園・福祉国家「ノルウェー」が、社会の弱者である貧しい人々の物乞いを禁止できる法案を可決。来夏からは全国的に禁止される見通しだ。 ノルウェーのような国が、貧しい人々にこれほど強硬な態度に出るのは衝撃的でさえある。
 「ノルウェー」は国民1人当たり「GDPは10万ドル」を超え、アメリカの2倍近い。失業率は3.7%とヨーロッパでもとりわけ低い。仕事がなくても、貧しい人に差し出すいくばくかのカネはあるだろう。自分たちが貧しい国だった時代を、忘れてしまったのだろうか・・・首都オスロでは公園や路上など屋外の公共の場所で寝ることが禁止された。(News week)

 「移民に優しくない」のは米国アリゾナだけではない。外国人が暮らすのに最悪な環境の国ワースト5です。
■1位 ラトビア 東欧の小国ラトビアの移民政策は調査を行った世界31カ国で最悪。移民の受け入れ判断には差別もあるし、移住後すぐに就労の権利を与えられない点も問題だ。

■2位 日本
 
 日本は外国人に金を払って国外に追い払っている。09年春、南米から出稼ぎに来た日系人労働者が母国に帰る場合には30万円を支給し、一緒に帰国する扶養家族にも20万円を支給する制度が導入された。ただし、条件が一つある。少なくとも3年は出稼ぎで戻って来ないと約束すること(実際には、3年経過後も再入国は認められていない)。
■3位 タイ タイと米国アリゾナ州には意外と共通点が多い。タイ当局は10年3月、国内に暮らす150万人の外国人に身分登録を義務づけた。自分の国籍を提示し、母国の承認を得なければ国外追放される。
■4位 アラブ首長国連邦 東南アジアやインドから大挙して押し寄せる不法労働者がいるので、外国人の労働組合への加入を禁じる法律・・・そのせいで週80時間労働や過酷な肉体労働、最低賃金水準を下回る低賃金といった劣悪な待遇がまかり通っている。
■5位 オーストラリア 移民に厳しい国というイメージはないかもしれないが、「ビザをもたない非オーストラリア市民の拘留」を義務付ける1958年の法律が今も生きている。さらに「オーストラリアに留まる許可を与えられないかぎり、実現可能な範囲で早急に国外追放する」とも定められている。




葉山の現役百姓に「メタボ」は一人も居ません,全員スマートです。365日「運動量」がまるっきり違う

2014年11月29日 16時26分53秒 | 日記
 今日は温かった・・・朝は霧が立ちこめて幻想的!気温12度。昼はぽかぽかの20度、植え替えの時期なんで庭の花壇の整理を半日しました。かみさんは掘って来たショウガの煮付けを作ろうと水洗いや、スライス,灰汁抜きの大仕事です・・・保存(モミガラの中)がへたくそな物で出来るだけ早めに処理しないと殆どが腐ってしまうのです。未だ、畑にはショウガと,サツマイモの掘らない物が有ります。

 「相場が下げれば押し目買い、上げればすかさず利益確定売り」・・・足元の相場とは逆の動きで利益を狙う個人投資家の「逆張り」が見えているそうです。11月(21日時点)は個人の月間売越額が1兆7900億円と今年最大を記録。度胸の有る人は「ナンピン買い」(暴落株買い)も・・・。でも、原油暴落や,円安の効果が出るのには、3ヶ月から半年後ですからこれからですね。これからが興味津々です。

 高知県は長雨で米が不作。所が、米の在庫が多くって米余りで価格が暴落しているらしい・・・農林水産省は28日、18年産米からの減反廃止に備えコメの生産調整前提2015年産主食用米の生産数量目標について、14年産米に比べ14万トン少ない「751万トン」とする方針を決めた。(前年下回るのは6年連続)。需要の減少や14年産米の価格下落を踏まえ、需給安定を図るそうです。
 
 また、過剰在庫の解消の目安となる「自主的取組参考値」も初設定・・・15年産米は「739万トン」とした。農水省はこれに基づき「飼料用米」などへの自主的な転換を都道府県に促したい考え。(2014/11/28)

 もう一つ15年の話・・・。15年は、生産年齢人口が年1.5%低下しているなど労働力不足が強まっていることから1人当たり賃金(名目)は14年の前年比1.0%から2.4%に力強く増加、実質賃金が上昇すると見込んでいるらしいんだが、そううまくいくとは思えませぬ。うまくいかない可能性にも言及していまして、『非正規雇用の増加といった要因による賃金上昇の緩慢さは、物価・賃金・企業収益への好循環にとって主要なリスクとなる』んだそうだが、「日本社会は賃金や雇用条件を落として雇用を守った」,失業率が低い。(いでんやブログ)

 研究結果が・・・どうなってるの? 「心臓病」などには悪者扱いされてきた「飽和脂肪」だが、摂取量が2倍~3倍近くても、その血中濃度は上昇しなとする研究論文が、21日の「PLOS ONE」で発表された。論文主執筆者、米オハイオ州立大学のジェフ・ボレック氏は、論文で「摂取する飽和脂肪は必ずしも体内にセーブ(蓄積)されない・・・脂肪に関しては・・・セーブすべきは炭水化物だということだ」と云っている
。(ラーメンなどのインスタント麺を週に2回以上食べる女性(腰回りの肉太)は、高血圧、血糖値上昇、高コレステロールなどのリスクが高くなるとの研究論文も有ります・・・しかし、男性にこの傾向が無い)
 私は,百姓をして10年です・・・大阪での体重78キロは、葉山で66キロ。 確かに,葉山の現役百姓に「メタボ」の人は一人も居ません,全員スマートです。365日・・・「運動する量」がまるっきり違うのです。町でジムに行ったって「せいぜいの2時間」(足が痛い、腰が痛いも聞きません),一方、百姓仕事は「毎日、毎日、朝から夕方まで」です。
 
 所で,私には理解しにくいですが「油」では・・・オリーブオイル、「エキストラバージンオリーブオイル」などに含まれる不飽和脂肪を野菜と一緒に摂取する(野菜サラダ)と、血圧を下げるタイプの脂肪酸ができることを発見したという英大の研究論文が19日、米学術誌「米科学アカデミー紀要」に発表されています。


 

もう暦は後一枚です・・・大学入試の「合格祈願」のシーズンに入ります・・・

2014年11月28日 16時53分21秒 | 日記
 月末の金曜日通常なら株価は下がるのですが,昨日のOPECの発表では「減産しない」・・・と決まった結果,逆に211円もの値上がりでした。ANAHDはジェット燃料価格下落の思惑から、8%近く上げ、JALも5%高・・・燃料安は海運株や電力株の買い材料にもなっている。石油由来の原料を使う化学株も高い。製紙も助かりますね。「想定外」だと云う人も沢山あったはずですが,意外や「原油の流れ」は大きく変化して来ているようです。
 昨日迄のコメントはこのようでした・・・「原油価格」が6月から3割安となった・・・「まだまだ下がる可能性がある。70ドル割れは一時的と思うが、70ドル台でずっと行く可能性も十分ある。シェールオイルの限界生産コスト(採算ライン)は80ドルとの見方もあるが、多分「60ドル台」・・・シェールオイルの生産は、原油価格が70ドルを割らない限り、そんなに減るとは思わない」・・・「シェールは半年」たったら生産量が落ちるから、次から次に新しい井戸を掘らないといけない。新規の井戸が採算割れになればだれも掘らない。

 そして昨日はアメリカの「感謝祭」でした・・・ 米国の今週末は、七面鳥受難の日,そして,「大安売りでの買い物」の日です・・・感謝祭「11月第4木曜」・・・後の安売り目当てで小売業者は過去3年で最高のホリデーシーズンになると予想しています。 感謝祭翌日の「ブラックフライデー」はこれまでは、小売業者が特価品を販売する日でしたが、今は此の特価販売が「木曜日から翌週月曜日まで」に延びています。
 セレクト・ブランズはトースターとコーヒーメーカー、ミキサー、スロークッカーを製造することで合意し、それぞれの商品1個の価格は「メール・イン・リベート」制度で10ドル割引した後に「4.99ドル」になるよう設定された。全米に1163店舗を構えるコールズの感謝祭当日の開店時間は午後6時。目玉商品は翌金曜日の午後1時まで、あるいは商品が売り切れるまで販売される。コールズは少々利益を取り損ねても「全ての小売業者にとってブラックフライデーの目標は売上高だ」と云っています。
オバマ米大統領は大統領権限で、送られた感謝祭で食べる七面鳥に「恩赦」を与えました。二羽は七面鳥農場で余生を送るそうです。

 「文化の違い」だけの事でしょうか・・・世界第2位の経済大国・中国・・・「多くの富裕層」が生まれ、成功した企業も増えているが、英国の団体チャリティーズ(CAF)によると、「世界寄付指数」で、中国は世界で「最下位」に近い・・・。
 中国政府統計で同国の2013年の慈善団体への寄付金総額は989億元「約1兆8300億円」と、僅かです。一方、「米国の民間寄付金総額」は年間3350億ドル「約38兆円」超となっている訳で雲泥の差なんです。

 日本製紙連合会が発表した2014年10月の「紙・板紙需給速報」によると、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比6.5%減で、7ヵ月連続の減少。
 品種別では情報用紙を除き減少。 「紙・板紙」の国内出荷は前年同月比2.4%減で、7ヵ月連続の減少。・・・、「紙」は「4.5%減」で7ヵ月連続の減少、「板紙」は「0.3%増」で2ヵ月連続の増加。 輸出は主力の塗工紙を中心に17.0%増、4ヵ月連続の増加。

  もう暦は後一枚です・・・「合格祈願」のシーズンに入りますが・・・「大学院生」の4割以上が奨学金を借りていて、その4分の1近い利用者の借入金総額は500万円以上だそうです(修士課程+2年:博士課程更に+2年と8年間の長丁場)。「全国大学院生協議会」26日発表した調査・・・、奨学金は、彼らに事実上の「借金」として残っています。
 国・公・私立大学82校で、最も多かった金額幅は「100万円以上200万円未満」で22・9%。 地方から都市の大学に行くと学費・借り部屋の必要経費は240万円+生活費で凡そ300万円です(4年間で約1200万円奨学金はその半分以下です)。・・・だが都会の大学のキャンバスでは学生の自家用車が目立ちますから、地方世帯での所得差は想像出来ないでしょうね。
 ただ慰めは大学卒業時の就職ですね・・・今は彼らの修学苦労が実るときです。私に頼んで来た二人の親達,いずれも,「大阪で内定が取れましたので・・・」の挨拶でした。厚生労働省が28日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント増の1・10倍・東京都(1・59倍)。 
 アルバイトも人手不足で恵まれ・・・、3大都市圏(首都圏、東海、関西)の10月募集「アルバイトやパート」の平均時給が、2006年以降で最も高くなり「961円」。13年12月の959円を上回った。(リクルートジョブズ)




 


「石州半紙」障子紙や書画用紙、「本美濃紙」障子紙や文化財保存修理用紙「細川紙」和本用紙、版画用紙

2014年11月27日 16時36分55秒 | 日記
 今日の話題は,グランドゴルフジャーなくって和紙です・・・2年連続・日本の快挙です。「ユネスコ」は26日、去年の「和食」に続き、「和紙 日本の手漉き(てすき)和紙技術」を無形文化遺産に登録しました。
 文化庁に27日入った連絡・・・、「ユネスコ」は、フランス・パリのユネスコ本部で政府間委員会を開き、日本政府が推薦した「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」を無形文化遺産に登録することを決めた。

 今回登録された「和紙」は、国の重要無形文化財に指定されている「石州半紙(せきしゅうばんし)」(島根県浜田市)と「本美濃紙(ほんみのし)」(岐阜県美濃市)、「細川紙(ほそかわし)」(埼玉県小川町、東秩父村)の3紙の技術で構成。
 「楮(こうぞ)」の樹皮のみを用いる伝統的な製法を守り伝えていて、このうち、石州半紙は平成21年に登録済みだが、政府は25年、本美濃紙と、細川紙を加えた「和紙」の技術として「無形文化遺産」に登録するよう今年10月に勧告していた。

「石州半紙」は主に障子紙や書画用紙、「本美濃紙」は障子紙や文化財保存修理用紙、「細川紙」は和本用紙、版画用紙などに使われている。
石州半紙:工房:かわひら・工房:石州和紙久保田・工房:西田和紙工房・工房:西田製紙所
本美濃和紙:本美濃紙は原料に楮(こうぞ)のみを使用の条件、保存会所属の職人8人が技術を守っている。「美濃和紙全体」に占める割合は「1割」ほど。
細川紙:東秩父村・小川町では、国産の「コウゾ」のみを使う細川紙を生産、現役職人は7人と云うのが現状。

 17世紀のオランダの画家「レンブラント」の版画2点に、日本画紙やふすま紙として評価の高い県の特産品、越前和紙が使われていた可能性が高いと明らかにした。 レンブラントは「光の画家」などと呼ばれ、代表作の油彩「夜警」以外にも、数多くの版画を残している。 福井県や越前市、「越前和紙研究会」のメンバーが15~17日、版画を所蔵するオランダのアムステルダム国立美術館で、版画13点を顕微鏡で調査したところ、2点の紙に、紙をすいた際に残る道具の跡など、「江戸時代の越前和紙」と似た特徴があった。当時のオランダは長崎を通じて日本から和紙を輸入していたのです。 35年も続いている和紙展が有ります。  全国の和紙が一堂に集まる「全国和紙展」は毎年、大阪の「近鉄百貨店上本町店」で開催されています。第35回「全国和紙展開催」2014.4、10です。因に,東京だと日本橋三越の直ぐ近くに「小津産業・和紙の博物館」が有ります。

 野村証券はこんな良い事もやってくれています・・・地方の6次産業化推進です。「野村アグリプランニング&アドバイザリー」(株)・平成26年度「6次産業化優良事例表彰」の選定結果について・・・
<農林水産大臣賞>
(株)早和果樹園(和歌山県)
<食料産業局長賞> ・・(有限)柏崎青果(青森県) ・・(株)いでぼく(静岡県) ・・(株)恵那川上屋(岐阜県) ・・やまいもまつり(有)(山口県)・・( 株)お菓子のポルシェ(沖縄県)
News Release
「第2回6次産業化推進シンポジウム」は、農林水産省の平成26年度補助事業「6次産業化ネット ワーク活動全国推進事業」の一環として同社が主催。本シンポジウムでは、異業種や地域との ネットワークを積極的に構築し、新たな視点で6次産業化に取り組んでいる全国各地の優良事例を表彰し、受賞者による先進的な取り組み内容を紹介して行きます。


 

掘り上げた直後堆肥入れ、「テッちゃん、お礼入れかや?」と、上の家の方が・・・,土にお礼ですね。

2014年11月26日 17時03分03秒 | 日記
 温かい朝でした・・・ショウガを掘り上げにしもの畑に行き,掘り上げて苦土石灰を打ち込んでいたのですが、ついでに持っていた堆肥を入れていました「テッちゃん、お礼入れかや?」と、上の家の方が云います。なるほど,土にお礼ですね。引き上げたショウガは発泡スチロールにモミガラを入れて保存(でも毎年,腐ります)。写真は家の庭から眺めた北の山の頂上です、津野豪族の「城跡・姫野々城」(長宗我部に破れた)です。今、私達が住んでいる姫野々はお姫様が乗馬していた所らしい。 いでんやさん、お下がりソニー「サイバーショット」ですから望遠は効きませんが、庭から良く撮れた方です。

 106年前の「明治41年4月」(1908年)。サンパウロに向けブラジルへの最初の「移民781人」を乗せた「笠戸丸」が「神戸港」を出港しました,食糧難からです。先の大戦までに約19万人。戦後にも約6万人がブラジルに渡った(神戸には昭和3年開設の「国立移民収容所」)。でも,彼らは移民ではなく、夢を奪われた「棄民」と云うがごとき過酷な未開地開拓でした。私の兄夫婦も昭和32年(1957年)呼び寄せ移民で、ブラジルに渡りました(シンガポールや,喜望峰回りでブラジル迄3ヶ月の船旅)。兄の未開の原野との挌闘はスザマシイものでした・・・「手作りの掘っ建て小屋」で電気も水道も無い、まるで乞食小屋・・・しかも、丘の薮の中の一軒家。切り倒した木の根っこは,馬にロープを引かして一本一本引き抜き畑にしていました。 

 兄嫁が日本にやっとの思いで金を作り帰国出来た時に、泣きました(悔し涙でした)・・・過酷な開拓生活の中「胸を張ってやっと帰国」したのに,集まった同級世達の暮らしは「想像を絶する恵まれた物」だったのです。(何の苦労だった・・・・?)
 でもです・・・今は違うのです。ブラジルの兄の家族達はお互い情が深く、思いやり、喜怒哀楽を共有し日本の一般家族より遥かに幸せに暮らしています。昨日送られて来た「亡兄10年目の祭」のお寺で(毎年の命日)の「家族写真」では、義理の姉との1世、2世、3世,4世・・・で,「20人を越す大家族」でした。因に、姪や甥達の子供は大学の卒業生・・・亡兄の長男の息子の長男は,今年から、名古屋大学の大学院に留学中です。
 
 日本でもありました・・・先日の震度6強の地震、長野県「神城断層地震」では全壊家屋が多かったのにも関わらず「死者がゼロ」でした。喜怒哀楽を共有して暮らす村の強みが生かされた「住民同士」の助け合いがあったのです。震源地・白馬村と云う山村集落の強みです(普段では、関わり過ぎが少々うっとうしい事も有るけど・・・)、都会だとこうは行きません。

 骨肉の争いなんて知らなかったです・・・先代・小川信雄氏の「長男・雅照は、「父は開明的で、「1番」が好きな人だったから世界初の製品化を応援していたし、それに成功した『中村くんはすごい』と褒めてまわっていた」と振り返る。 だが、信雄氏が平成元年会社を去り、「長女の婿養子」の「英治氏」が社長に就くと状況が一変・・・でした。「日亜」は12年に中村氏を特許権侵害として提訴したのです。
 ・・・、中村氏は11年に退社し渡米、一方、中村氏も青色LEDの製品化に対する成果報酬20億円を求める訴訟を起こし「8億円4千万円」で和解。
 日亜は現在、LED照明の白色LEDの基幹部品で世界市場約2割のシェアを握っています。製品化した青色LEDの光を「黄色の蛍光体」に通すことで白く光らせる方式で、照明や液晶テレビのバックライトなど広く使われているのです。
 これに対し・・・、中村氏は、13年にUCSBと包括提携した「三菱化学」と組み、「日亜と違う方式」の白色LEDを研究。新たな白色LEDの実現を目指し・・・赤、青、緑3色の蛍光体を組み合わせ「自然な色合いの光」を発し、高効率の白色LED部材の開発に成功し、車のヘッドライトなどで採用されています。

 来月2日公示「衆院選」で朝日新聞纏めの今月24日時点の各党の「擁立」状況は、選挙区928人、比例区119人で「計1047人」(前回1504人)3割減、大幅に減る方向だそうです。 共産以外の野党各党は与党に対抗しつつ選挙区での共倒れを避ける思惑から、民主党と維新・次世代など第三極各党が立候補予定者を一本化する作業を加速。「共産を除く」主要野党の選挙区の予定者数は前回の624人から314人に半減しています。