茶蔵～「感謝の逸品」はおトクでした

茶　昔、「金牛亭」があった二番町のこのあたり、だいぶ変わったとの印象です。この日は、「もぎたて」で紹介されていた「茶蔵」へ。



　「もぎたて」で、ここの経営者がすべて焼いたと紹介されていたお椀です。このように並ぶと、何か偏執的な感じがして、見ようによっては不気味です。「もぎたて」では、口が裂けてもそんな感想は流れないでしょうが。



　品書きの一部です。本日のおススメ。



　居酒屋料理が一通りならびます。



　揚げ物、焼きもの。個室なので、好きな格好をできるので、ラクです。



　蒸しもの、サラダ類。幅広くとりそろえられています。これだと、ある程度お客さんが入ってくれないと困るでしょうね。



　パスタまであります。



　この器も経営者の方が焼いたものでしたっけ。どの程度の水準に達している焼きものかは、わからないのですが。



　最初に「お店からです」と出された茶わん蒸し。ふたをあけると緑だったので、度肝を抜かれました。店の名前にちなんでお茶の粉末がかけられていたようです。



　順番的に奇妙かもしれませんが、「行くしかない」と真っ先に注文した「茶蔵感謝の逸品 天然本マグロの握り盛り合わせ」２人前（９５０円×２）です。大トロ・中トロ・赤身が３貫ずつで合計９貫。１貫あたり１０５円ほどですから、回転寿司より安いくらいです。これはおトクです。



　大トロです。これが１貫１０５円では、もうしわけない感じです。



　中トロです。握りの技術が未熟なのか、上下逆にするとマグロがはがれてしまいます。しかし、そんなことには眼をつぶれるおトクさでした。



　赤身も十分おいしいです。



　高知から進出してきたお店だと聞いたので、注文してみた無農薬わら焼き塩タタキ（１２００円）です。こちらは、カツオがクタっとしていて、あまり感心しませんでした。「明神丸」のようなものを求めてはいけないのかな。



　鰆幽庵焼きです。濃いめの味つけ。量が多いですね。



　伊予黒毛和牛炙りステーキ（９５０円）です。ちょっと炙りすぎか。あるいは値段が値段だから部位の問題かもしれませんが、やや歯ごたえがあるステーキでした。



　結論からいうと、マグロのお寿司がいちばんよかったです。最初にお寿司９貫をたいらげたため、そんなに何品も頼んでないのですが。そのマグロのお寿司は「感謝の逸品」で、期間限定だったと思うので、もう提供されていないかもしれません。