さて、いよいよワールドカップもオランダ、スペインと、魅力的な国が勝ちあがっての決勝戦ということになりました。どちらも攻撃的なチームなので、どんな試合になるか、今から楽しみです。それにしても、勝敗予想をあてるドイツのタコはすごいです。あのタコが野球賭博やったら、大もうけできますわ。ということで、スペイン料理でも食べに行きたいところですが、三津浜の「フロア」へ。
芸術といえば芸術、落書きといえば落書きに飾られた階段を昇って2階へ。
とりあえず赤ワインを頼みました。さすがの松山でも、ワインを頼んでワイングラスがでてこなかったイタリア料理店は、この「フロア」が初めてです。のっけから驚かしてくれます。もう少し縁の薄いグラスで飲みたいものです。
前菜にイワシのオーブン焼き(580円)。香草がきいていて、イタリア料理らしい品でした。
ピッツァはナポレターナ(1280円)。アンチョビとモッツアレラチーズがのっています。アンチョビの塩辛い味が特徴的でした。生地は、薄焼きタイプで好みのものでした。
パスタはペスカトーレ(1680円)。これが、甘エビ、イカ、あさり、サザエ、ホゴがのってしまうという豪華版。パスタ部分が具で隠れて見えません。ホゴが1匹入っちゃっているのには、びっくりしました。こちらは、いい意味での驚き。おいしかったです。
さて、主菜に移ろうとしたのですが、品書きをどうひっくりかえしてみても、肉料理が3品のっているだけです。「本日のおすすめ料理」として、黒板に何か書いてあるかと思って、店内をぐるぐる見回して探したのですが、そこにもありません。
しかたがないので、3品の中から、鶏のグリル悪魔風(980円)を注文しました。この料理も香草をふんだんに使って作られていました。
ナイフを入れると、肉汁がジワ~っと滲みだしてきました。厚みのある鶏ですけど、火の通し方はもうしぶんなし。悪魔風とあったので、もっと辛い味付けを予想していたのですが、そんなに刺激的な味ではありませんでした。
最後にアッフォガード(380円)
ティラミス(380円)です。
エスプレッソも頼んだのですが、ハーブティーをおまけしてくれました。香草類が好きなお店のようです。
ということで、コップが出てきたときには、どうなることやらと思ったのですが、料理自体はどれも満足のいくものでした。ただ、前菜、パスタ、ピッツァ以外の料理の種類が極端に少なかったので、これならわざわざ夜に出かけてくることもなかったか、と思いました。お昼にきて、好きなパスタやピッツァを頼めばいいかな、と。それから、利益がある程度でたら、ぜひワイングラスを購入していただきたいと思います。
「フロア」 松山市住吉1-5-1-2階 089-952-1454
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