テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

盛岡麺三昧の旅②~冷麺

2012-03-26 15:55:24 | 国内旅行ー北海道・東北
 盛岡出身の有名人といえば、お札にもなった新渡戸稲造先生。



 夭折の天才歌人・石川啄木。



 啄木新婚の家だそうです。運悪く閉館日で入れませんでした。『坊っちゃんの時代第3部 かの蒼空に』で、啄木が結婚式をすっぽかしたことを知ったのですが、そのことを思い出しました。



 そして宮沢賢治。



 「あたまを撫でると願いが叶います」の部分に目がいってしまい、思わず賢治のツルハゲ頭をなでてしまいました。よく読むと「鼠のあたま」でした。


 
 ところが、その鼠がなかなかみつかりません。賢治の右手に抱かれていました。



 さて、ジャージャー麺とならぶ盛岡のご当地麺なのは、ご存知盛岡冷麺です。盛岡駅そばの「ぴょんぴょん舎」に行きました。



 広々とした店内です。2階も「ぴょんぴょん舎」です。



 焼肉店で、注文が冷麺だけというのも、けっこう気が引けるものです。しかも、お値段が500円。よけい気がひけました。ピリッと辛いスープに、コシの強い麺。これで、夏だったらよけいおいしく感じるんであろうなあ。



 もう一軒、盛岡駅のまん前にある「盛楼閣」。



 冷麺とならんで温麺もありますが、盛岡全体でこの温麺を売り出そうとしているようです。おみやげ用の温麺が駅構内のみやげもの屋さんなどで売られていました。



 「盛楼閣」はビルの2階にあり、ここが入口です。下はパチンコ屋です。



 そして冷麺です。こちらは900円と価格設定が高め。そのかわり、冷麺だけの注文で別に気が引けるというようなことはありませんでした。



 食べてみると、「ぴょんぴょん舎」との違いがよくわかりませんでした。同じようにおいしいことはおいしいのですが、「ぴょんぴょん舎」との間にある価格差400円が、どこで生じているのかわかりかねたのです。これならば、みんな「ぴょんぴょん舎」へ行くような気もするのですが、お客さんは入っていました。もっとも、冷麺のお客ばかりではありませんが。それにしても、ささやかなる謎を抱いた日でした。