テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

ジュジュ

2010-06-13 11:41:15 | イタリア料理
 韓国の快勝は、隣国としてうれしいですね。それにしてもイングランドのゴールキーパーは、どうしたんでしょ。イギリスのパブは、あの時、大変な騒ぎになったのでは。こちらは、松山の一番町に出されているギネスの看板。「ジュジュ」の目印です。ここから階段を上がっていくとあります。



 お店自体が2階にあるので、3階席というべきなのか、それともお店の2階席というべきなのか、とにかくテーブル席に行きました。夜遅めだったので、お客さんはけっこうひけてます。田舎は夜がはやいなあ。カウンター席は、イギリスのパブだったら、立ち飲みがふつうの空間だと思います。でも、立っていることが苦手な日本人には、椅子が必要なんでしょう。



 品書きにキャビア発見! これだけは破格のお値段がついています。だれが注文するんだろう。やっぱりお医者さんあたりかなあ。需要があるから供給があるわけで、頼む人がいるんですね。



 居酒屋のお通しにあたるもの。こんなわけのわからない仕組み、イギリスにはなかったぞ。



 ワインを頼みました。店員さんが「ワインはよく飲まれるんですか」などと、ギコチない口調で話しかけてきます。



 品書きに赤い太字で「24ヶ月熟成! フランス高級生ハム ノワール・ド・ビゴール豚」(1200円)と仰々しく書かれているものを注文しました。たしかにこれは、香りもよく美味です。生ハムもいろいろということがわかります。



 エスカルゴのガーリックバター(900円)。エスカルゴの身が大きかったです。愛媛県人は、身が大きいときに、「ふとい」という表現をするような気がするのですが、私の周囲の人間だけの言葉づかいでしょうか。



 ピザ・マルゲリータ(1200円)。薄焼きのパリパリタイプのピザで、私の好みです。



 そして「ジュジュ」名物の活オマールエビのパペッティ(2150円)。「活」との表示がありますが、店員さんがわざわざ上の階まで上がってきて、調理前のオマールエビをみせてくれます。エビの味がよくでたソースが平べったいパスタにからんでおいしいです。



 もう一つの名物・和牛ヒレカツサンド(2000円)。内側が、生だけれども火が通っているという状態に、上手に揚っています。なんでもある東京だから、牛のカツもあるんでしょうけど、牛カツ、ビフカツというと、関西のものという感じが、私の中に強くあります。神戸や京都の洋食店を思い起こさせてくれました。



 ということで、お酒主体のお店なんでしょうけど、料理はどれもおいしかったです。その料理を運んできてくれた店員さんが、ぎこちない口調でさかんに話しかけてきたのは、なぜでしょう。おしゃべりが苦手ならば、黙ってもってくればいいのに。お店の上層部から、お客に話しかけるように、とでも指示されているのでしょうか。

「ジュジュ」 松山市一番町2ー4-2-2階  089-932-4536