テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

べこや ロープウェー街店

2010-05-15 09:13:11 | 焼肉
 今週の火曜日あたり、仕事でロープウェー街にいくと、偶然、加藤嘉明公の騎馬像の除幕式に出くわしました。ゴールデンウィーク前に、すでに公開されていたと思うのですが、何で改めて幕をかけて、平日の昼間になんか、除幕式を行うのでしょうか。あいかわらず不可思議な松山です。それにしても、加藤公は、七本槍の中でも、加藤清正や福島正則あたりと比べて存在感が薄いのは否めません。観光客も、知らない人の方が多いのでは。



 ということで、夜はロープウェー街の「べこや」さんへ。前は、しゃぶしゃぶだとかの食べ放題が売りの廉価店があったところだと思います。一度、何かの打ち上げで、あまりおいしくないしゃぶしゃぶを腹いっぱい食べた記憶があります。さて、「べこや」さんにかわってどうなっているでしょうか。



 無煙ロースターとかではなくて、炭火が運ばれてきました。



 いつものように、まずタンから。霜降りタン(1200円)です。厚く切られた好みのタイプです。



 和牛カルビ(980円)です。これよりもう一つ上等のお肉にすると、いきなり2000円近くにお値段がはねあがるので、ケチってこれにしました。これでも、十分柔らかくておいしかったです。



 和牛ロース(1200円)です。「食堂園」よりも、ちょっとサシが入っていませんかね。



 これはおいしかったマルチョウ(700円)。「土橋」で、アブラホルモンとして売られているのと同一部位だと思われます。なかに、とろとろの脂がつまっていました。噛みしめると口の中に脂がジュワっと広がります。これはおすすめです。



 かわりネタとしてシビレ(600円)を注文しました。括弧書きでリドボーとありました。フランス料理の食材としてならば食べたことがありますが、焼肉で食べるのは初めてです。臭みもなく、ふつうのお肉の部分よりもシコシコ感がありました。



 ユッケ(980円)。お肉があま~い、という感じです。



 キムチ盛り合わせ。530円ですから、標準的な値段でしょうか。



 さて、タレですが、辛口と甘口の2種類が用意されていました。松山の甘口だと、どんな味かわかったものではないので、最初、辛口(左側)を使用しました。ところが、混入されている香料のせいか、あまりおいしくありません。甘口に切り替えると、これが美味! 今度ばかりは、甘口の方がよかったようです。



 マッコリ(1000円)があったので、途中でビールから切り替えました。



 シメは石焼クッパ。熱く焼かれた石製の器とクッパを別々に持ってきて、目の前でクッパを器に放り込み、ジュワ~とさせます。しかし、ビビンパと違って、クッパの場合、あまり石焼にする意義を感じられませんでした。



 ということで、お肉自体はおいしかったし、マッコリがあるのもいいですね。隣は、愛媛大の学生たちでした。この頃の学生は、金があるなあ、と思ったのですが、どうやら安い食べ放題コースもあるようです。いろいろな種類のお客に対応できるような仕組みをもっているようです。

「べこや」 松山市大街道3-7-10 089-934-7976