サンゴのクセ

最近、１日１回は部屋に入れてあげないと、
「わんわん」
と講義するサンゴ

何でこんなすごい格好をしているのかと言うと、サンゴは眠たくなったときに、
何故か後ろ足を噛み噛みするクセがあるんですよー



もっと激しくバタバタ、「あぎゃーがるぅー」と声まで上げて
暴れているんですが、目が合った瞬間、ピタッと停止しています

「サンゴ、何してんのよ」



ねむいの～

「眠い割には、騒いでるね～」


しかし、この後すぐに、サンゴはウトウトし始めました

ここ掘れ、わんわん！

「サンゴ、何してるの」

「そこから下りなさい」



「これ、早く下りなさい」

ハルくんが心配そうに見守る中、サンゴは何をしていたのかと言うと、
実は、以前ハルちゃんがこっそり埋めておいたおやつを、サンゴが掘り返して
食べてしまったんです
始めはただ、「土の匂いをかいでいるんだろう」くらいにしか
思ってなかったんですが、サンゴが顔をあげたときに、口がくちゃくちゃ動いて
いたのを見て、以前、Ｙちゃんが言っていたことを思い出したんです
「ハルが土を掘っておやつやぬいぐるみを埋めてるんだ」
　　　　　
ハルくんが埋めてあったものを、先に盗っちゃったんだー




「ごめんね、ハルくん、ごめんね」

・・・・・・・・サンゴくん・・・・、僕の・・・・・・



だって、おいしそうなにおいがしてたんだもん・・・

ハルくん、ごめんなさい