無情説法

無情説法

説法と云いますと偉い方が私どもに正しい生き方を説かれる事が一般的な解釈です、ここで云う無情説法とは「天地自然の一切の物が私の先生」と云う事です。よく真理、真理と云いますが真理とは宇宙の法則であり、自然の営みであり、その真理の奥深い考えを悟った方がお釈迦さんであり、キリストで有り、その他の高僧方なのです。

天地自然の法則に依りリンゴが木から落ちる事を知ってニュートンは万有引力の法則を発見した、エジソンは雷が電気で或る事を発見した事も無情説法の一種です。

昔の人は雲の動き、風の流れ、太陽の様子を見て明日の天気を知り、農業、漁業等の生活に生かした、しかし今はテレビを見て、新聞を読んで天気の予報を知る様になった、科学のお陰で私達は正確な明日の天気を知る事は出来る様になった半面で、雲や風や太陽との対話は無くなった。自然から有りとあらゆる事を教え(説法)て貰っているのに聴く耳が無くなってしまった。

滝の語りかけを聴いて何を悟るか。

昨年も自ら生命を絶った方は三万人を超えた様です、物は豊に、情報は豊富になり、生活の質も向上した様に見受けられますが精神的な心の拠り所は無くなり、心は貧困に喘ぐ今の社会です、もう少し欲を捨て、自然との語らいを大事にすれば神さんから与えられた尊い生命を自ら絶たなくても一握りの安らぎと勇気が得られそうに思うのですが。

岡田幹事長地方行脚

今日は自治会の初集会でした、来賓のには市議会の副議長、県会議員の先生、県会議員の議長さんなどのそうそうたる方々の儀礼的な挨拶があった。自治会の審議の途中には大変多忙な中民主党の岡田幹事長も新年の挨拶に来訪される。普段は民主党のドンの処遇に頭を悩まし、いつも顔をしかめての記者会見、テレビ写りの悪さで有名な幹事長も今日はつかの間の気の安まりか穏やかであった。今後の日本の歩むべき方向等を外務大臣の体験等を通して報告さるた。僅か400人に満たない小さい自治会への新年の挨拶まわり、何事も初心忘るべからずを幹事長の姿勢から感じた。

行く年、来る年

2010年12月31日大晦日、日本列島は一級の寒波に覆われ日本海側も太平洋側も、温暖な九州の熊本までも記録的な積雪です。三重県菰野町湯の山みろく苑もご多分にもれず雪に覆われました。

この調子だと2011年の正月はWhite New  Yearになるのでしょうか。

2010年は日本の弱腰が政治にも経済にもそして国民の生活にも現れた感じでした、或る方が曰く、ゆとり教育の付けが現実の問題として表れてきたと・・・・・・・・。

2011年1月1日午前６時、地元の氏神さんのかがり火の当番に当たっているので出掛ける、随分冷え込んだがお陰さまで雪にはならず穏やかな正月を迎えました。神酒を頂くと寒さも心地よく神域に神々しさを感じる。正月の挨拶は「明けましておめでとうございます」ですがよく考えてみると「正月や　冥土の旅の一里塚　有難くもあり　有難くも無し」です、又冥土に一歩近づいた。

それから我が家に帰って今度は我が家の神さんに正月のお飾りをして今年の平安を祈る。今年も慌ただしい正月です、皆さんはどの様な新年を迎えられたでしょうか、今年も天狗ファンの皆さん宜しくお付き合い下さい。