今日は親の子育てについて学んで来ましたので一部を公開します。天狗さんも子育てには失敗した方だと自認していますので今日の講習は大変勉強に成りました。
小学校上級生の子供さんが、「もう、塾には行きたくない」と言い出しました。お母(父)さんは
1. 命令調に ダメよ頑張って続けなさい
2. 脅迫調に 今辞めたら困るのはあなたなのよ
3.説教調に 悪いこと云わない。続けた方があなたのためになるの
4.提案調に 結論を急ぐこと無いじゃない
5.理屈っぽく 塾に行くのを嫌だと思わなければいいのよ
6.非難調に 何をバカな事言ってるの
7.同意調に 辞めたければ辞めればいいのよ
8屈辱的に あなたは、一つの事をやりとげた事がないわね
9.解釈調に この間の試験の結果を気にしてそんなこと言ってるの
10.激励調に 頑張ってごらんなさい
11.尋問調に 何か嫌な事が有ったのいじめられているの
12.ごまかし調に 明日に成ればまた気が変わるわよ
子供さんは1~12のどの言葉をお母(父)さんから聞いて気持ちよく塾に行くでしょうか。結論を急ごう、答えはどの言葉を聞いても塾に行きたくなりません。
どの言葉を聞いてもお母(父)さんは『私(僕)の気持ちを判ってくれていない』と云う事です、そして親から答えを出さず子供から答えを導き出すことです。
お母(父)さん『そうか、塾に行きたくないんだ』と会話し、子供の意見を否定せず気持ちをくんであげる事で親子の信頼、絆を作る事に心掛ける。自分で考えて責任をとる子育て(人間)を心掛ける、簡単そうで根気のいる事ですがこれの繰り返しが大事だと教えられた。会話は言葉の行き来では無く気持ちの行き来が大事です、言葉の会話はテクニックであり、言葉巧みな人が勝るが何となく納得がいかない、しかし気持ちの会話は愛情だから言葉が下手でも暖かさを感じます、子育てで奮闘中のお父さんお母さん、何かの参考にして下さい。
私には幼い子供も孫も居ません。
しかし、この考え方は大人にも通用することですから、さほど長くない余生の中で活かせて戴きます。