アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

天狗、九州に飛ぶ、長崎 自然(神)と人間

2011年04月28日 | 旅行記

4月25日は島原のホテルで朝を迎えました。旧友のUさんに長崎県の島原から雲仙を案内して頂く。

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今から20年前の平成3年5月20日から5年間に渡り溶岩の噴出で出来た普賢岳の平成新山です。

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凄まじい火砕流が普賢岳から時速100Kmで流れ出し家屋を飲み込み、その勢いは海まで達したそうです。この天災も20年近くなると忘れ去られようとしています。

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普賢岳の噴火は江戸時代にも有り、今回と同じ様に火砕流が流れ出し、多大な被害が有ったことが古文書に残されていました。この写真、幾重にも張り巡らされた砂防ダムですが、自然の力は人知を越えるもの、今回の東日本大震災も過去にも有った天災です。想定を越える自然の猛威に対して私達は如何に対応すべきか考えさせられます。

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Uさんの案内で今流行のパワースポットに。雲仙市瑞穂町の岩戸神社です、観光化されていない参道を歩くこと約350m、何百年、何千年と経った杉の巨木を見ながら本殿に行く。岩戸神社の本殿は洞窟の中で窟の高さは35m、幅は15m、奥行き10mも有ります。庇の様な跳ね出した岩の上からは水が落ちていました。確かにエネルギーを感じて背中がゾクゾクとします。

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次は有明海の奥に有る諫早市にやって来ました。今、水門を開けるか、開けないかで揉めている諫早干拓の堤防、こちらが有明海側です。

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こちらが陸側の調整池です、色の違いが判るでしょうか。

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今は水門を開けず調整池の水をポンプで汲み出しているようです。その位置にサギの仲間でしょうか鳥が一列に並んでいます、海が黒く濁った様に見えますが黒いのは魚です。魚を求めて鳥が猟をしているのです。自然を上手く利用して人間は住みやすさを求めるのですがこの諫早干拓も自然破壊かで揉めています。我が故郷の長良川河口堰も揉めにもめて完成したのですが自然破壊か災害防止かが今も問われています。自然(神)は人知を越える想定外のエネルギーが有ることを忘れてはならない。

Ana

Uさんのお陰で一日中勉強させて頂いた、有難う。長崎大村空港から19時20発のANA374便で中部国際空港に帰る。忙しい二泊三日の旅でしたが孫さんにも会い、珍しい所に案内して頂き充実した日々でした。

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天狗、九州に飛ぶ 日田編その2

2011年04月28日 | 旅行記

4月24日、今日は日田の文化に触れる事にしました、市内から車で約40分程度で山の村に出ました。

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ここは小鹿田焼の里(おんたやきのさと) です、登り窯が見えます。江戸時代に朝鮮から伝わった技法を今も守り続ける焼き物は国の重要無形文化財に指定されています。

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小川の水を貯めて陶土を粉砕する唐臼の仕掛け、ギィ~ ゴットンの音が山間に響くアナログの音は日本の音風景100選にも選ばれています。

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唐臼の内部では陶土が粉砕されていました。

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小鹿田焼の大きな壺です。

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この壺の模様を見て下さい、気の遠くなる様な細かい模様が小鹿田焼の特徴の様です。

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もう少し日田の文化に触れたかったのですが次の予定地の長崎県島原に移動開始時刻が迫って来ましたので日田駅より在来線で久留米まで出る。

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久留米駅から九州新幹線に乗って熊本まで、先日全線開通の真新しい新幹線乗るのも今回の大きな目的です。

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久留米から熊本まで約30分です、電車の車内は東海道新幹線と違って自由席でも片側二人掛けの椅子でゆったりです。背もたれも木で出来ていますしシートは素敵な模様の布製です。

熊本について今度は熊本港のフェリー乗り場まで行くのですがバスが出たばかりで次のパスではフェリーの時間に間に合わないので3200円も払ってタクシーで港まで。

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高速フェリーで島原までと思ってチケット売り場に行くと私が乗る予定のフェリーは欠航との事、電話で確認、日曜日は運航しますとの返事は何んだったのだろう。

幸いにもう一社のフェリーは40分後の19:10に出るとの事で予定変更、このフェリーは1時間掛けて島原に到着とのこと、タクシー代がもったいなかった、予定通りに行かない事も旅の心細さと楽しみです。しかし有明海は大変穏やかで揺れる事も無く、無事に島原につけて良かった。

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