春の陽気に誘われて久し振りに名古屋に出掛ける。
童心に返って電車の先頭車両に乗る、何歳に成っても運転手気分で結構楽しいものです。
長い鉄橋にさしかかりました。二本のレールと鉄橋の幾何学的な骨組みは不思議な世界の入口の様です。僅かな時間ですが鉄道の二本のレールにはロマンと哀愁を感じます。
名古屋に近づいてくると高層ビルや特急電車が目にうつり都会の臭いがしてきます。
この巨大な施設は名古屋の中心、栄のオアシスです、地下街と地上をつなぐ入口です。この中では 大道芸者か何処かの企業の宣伝か、パフォーマンス豊かに何かをしていました。日曜日でしたが見物客はマバラで少し盛り上がりに欠けたかな、盛んに観客に拍手を求めていた。 名古屋名所のテレビ塔、出来た当時は余りにもの高さ(180m)にびっくりでしたが今は高層ビルに隠れて寂しそう、しかし菜の花が咲いて街は春の陽気です。 実は私、ここで春を楽しんでいる余裕はないのです。今日は栄の見知らぬ会場で、見知らぬ人達の前で30分程度の講演(お話)を頼まれて落ち着かない心をここで静めているのでした。