アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

桑名の花街 今いずこ

2009年01月12日 | まち歩き

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安藤広重の浮世絵で知られる東海道53次、「七里の渡し」で有名な桑なの宿、今はその面影をわずかに残すだけですが、この付近桑名の花街として随分以前はにぎわいました。

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夜の撮影で映りが暗いのですがここが「七里の渡し」の港です。名古屋の熱田(宮)~海上で約30Km(七里)で桑名です。当時は木曽三川に橋は無く陸路は使えず船が交通手段だったようです。

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宮からこの鳥居の向こうに有る揖斐川の岸辺に船が着いたのでしょう。

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料理屋旅館の船津屋さんの玄関付近

ここは老舗の料理屋旅館「船津屋」さん、この隣も料理屋旅館の「山月」さん、庶民の私共では足元にも及ばない桑名を代表する高級料理屋さんも今は苦戦の様で「山月」さんは灯りも消えていました。明治、大正の文豪「泉鏡花」はこの船津屋さんで有名な小説「歌行灯」を書いたといわれています。

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うどんで有名な「歌行灯本店」の夜景

この付近、私が若かりし頃(昭和50~60年頃) 、料理屋さんが立ち並び芸者さんをあげて接待の街として大いに繁盛したものです。私も商売にあやかりよく出掛けたものです、芸者さんも三味線を弾き、踊り、優雅なものでしたが時代が変わり今はひっそりしてしまいました。あの当時の芸者さん如何してしまったのかな。しかし街並みは整備され歴史を感じさせます。

栄枯盛衰、諸行無常、有ると思うな親と金、一度はおいでよ桑名の江戸町、川口町。

コメント (2)
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