佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

姿勢考~「良い姿勢」の落とし穴~

2009年03月17日 22時47分43秒 | 健康・病気
 
 少し良くなりました。
 
 
 実は日曜の夜、
枕を変えたことなどで1時間ごとに目が覚めて、
あまり休めませんでした。
やっぱり寝るという休息は大事ですね。
 
 
 あと、今日午後、仕事で外に出ていました。
運転もありましたが、動いていたんですね。
これが非常に良かったです。
歩いたり、階段登ったりすること、
それ自体で腰が痛くなったりはしないんですね。
むしろ、
長く座る→立つ→長く座る→立つ
の繰り返しが、腰に負担をかけるのだなと思いました。
 
 
 で、思い出したんですね。
以前某所で習ったというか聞いたことなんですが。
 
 
「『良い姿勢』というのは存在しない」
 
 
 のです。
極論の様に聞こえるかもしれませんが、
これは事実だと思います。
 
 
 例えば、背筋を伸ばして立っている姿勢が、
一般的には「良い姿勢」とされていますね。
でも、そういうことではないんですね。
この「良い姿勢」をすることが出来るのは、
逆に背筋を前に後ろに曲げたり、
「悪い姿勢」を取ることが出来るからなのですね。
他の動きが出来るから、その動きが出来る、ということです。
 
 
 例えば、背筋を伸ばすことしかほとんど出来ないとすると、
その姿勢がたとえ良い姿勢でも、
筋肉が固まって他の動きが出来なくなり、
自由な動きが取れなくなってしまいます。
要は、どんな姿勢であれ、
同じ姿勢を長く続けるということが最も悪いことなのですね。
 
 
 こう考えると、
現代人が抱える腰痛や肩こりという悩みが、
理解し易くなると思います。
椅子に座り続ける、パソコンを使い続けるというのが、
身体にいかに悪いかということですね。
今回のtek310の腰痛は正にそうで、
職場で言えば、長い間椅子に座って、ということ、
家でも、地面にあぐらで座って、ということが、
いかに腰に悪いか、改めて良く分かりました。
 
 
 そう考えると、
腰痛というのは本当に厄介です。
じっとしてないと治らない部分がある反面、
動ける時に動けるところを動かさないと、
動けていたところさえ動かなくなってしまう、
動くことが辛くなるから、動かなくなりがちですが、
陥りやすい部分だと思います。
 
 
 今日いくらか楽だったのも、
昼間動いていたせいで、
可動範囲が狭まらなかった、むしろ少し広がったことで、
腰周辺の筋肉への負担が和らいだということです。
こうやって少しずつ良くなっていくのかと思います。
でも難しいですね。。。
たまたま外へ出ましたが、
本来デスクワークですから、、、非常に難しい。
とにかく悪くならない様に細心の注意を払いたいです。