佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

熱さ考~人の持つ温度を中心に~

2007年06月22日 23時43分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 以前から、自分には熱さが足りないと思っていました。

 

 

 最近も、そう思うことがたびたびあります。

自分の思い(想い)が、伝わってないのではないか、と。

まあ、これは仕事上、プライベート、両方あります。

プライベートについては表の方には書けませんので(笑)、

主に仕事上について。

まあ、仕事上といっても、音楽絡みなので趣味ですが。

 

 

 僕は、結構人の影響を受ける人です。

周りからはそう見えないかもしれませんが、そうです。

でも、僕の影響を受ける人って、いないよな、、、と

しばしば思います。

そこで思うのは、「熱さが足りないのでは。。。」ということ。

 

 

 これは僕の持論ですが、

 

 

「冷たいものは、熱を加えない限り熱くならない、

つまり、冷たいものを温めるためには、熱い温度が必要だ」

 

 

 ということです。

つまり、冷たいものを温めるには、

熱い温度を持った人の影響によってのみ、熱くなるということです。

「熱さ」というのは人それぞれ違いますので、

冷たいものがどこまで熱くなるかはそれぞれですが。

 

 

 それと関連して、非常に重要なことがあります。

 

 

「熱さというのは、冷たいものに接すると、温度が下がる。

放っておいても自然に温度が下がる。

熱いものが熱くあり続けるには、熱いものに触れ続けること」

 

 

 です。

 冷たいものに接すると、自分の温度が下がります。

もしかすると、冷たいものと同じくらいまで下がってしまうこともあります。

これは、合唱の現場でもそうですが、

おそらく、教育の現場で、先生方が感じることではと思います。

熱さを保つということは、大変なことだということです。

 

 

 僕は、人に影響を与える存在になっていません。

これは間違いないと思います。

でも、僕はたくさんの人から影響を受けています。

熱いものに触れています。

でも、自分が、その受けた熱さを、

正しく放出できているか、全く自信がありません。

というか、出来ていないと思います。

 

 

 僕は、分かりづらいのかなと思います。

人に何かを伝える時、

僕は、回りくどいし、ストレートではありません。

熱さが足りないのかなと思います。

それとも、熱さを伝える術が下手なのか。

 

 

 

 皆さん、

僕が何を考えているか、分かりますか?

怖くないですか?

 

 

 

 いい大人が、コミュニケーション能力の欠如ですね(苦笑)。

技術を学んでいないということだと思います。

つまり、成長していない。

自分の思い(想い)を”どう”伝えるか、

悩ましいけど幼稚な問題です(爆)。