定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

『MY GOD-GIVEN RIGHT』  HELLOWEEN

2015年06月16日 | 最新CDレビュー
ジャーマンメタルの雄、ハロウィンの新作。
彼らもデビュー30周年ということで、『守護神伝』をリアルタイムで聴いた身としては、長い付き合いとなりました。



さて、最近のハロウィンの評価は、
「悪くもないけど、良くもない。やはり40才も中盤を迎えるオジサンとしては、『守護神殿』の幻影からは逃れられない」
ということ。

その守護神伝というのは、メタル史上に残る傑作な訳で、それに迫るというのも無理な話。
でも同じバンドな訳なので、それを引き継ぐのはマイケル・ヴァイカートのみ。

新作を最初に聴いてみて、まず耳に残ったのはズバリ2曲。
それは2曲目『Battle's Won』と9曲目『Creatures In Heaven』。
前者は、これぞハロウィンというべき曲で、文句の付けようがない。
ツインリードのソロは、「I'm Alive」を思い出してしまった。
後者は、サビメロが秀逸で、これもハロウィンと言うべき佳曲。

あとは、3曲目がそこそこ良いかな?と思うけど、ヴァースは「Power」の二番煎じで一気に興醒め。
(但し、名曲Powerはヴァイキー作で、My God-Given Rightはデリス作というのがまだ許せる)

結局のところ、お気に入りの2曲はどちらもマイケル・ヴァイカート作の曲で、後の曲は別にハロウィンじゃなくても・・・という感じ。
否、既にそういう曲もハロウィンなんだろうけど、ヴァイキーとそれ以外の作曲能力に差がないと思っていただけに、今作は余計差があるように感じた。

特に、中盤の曲がつまらなさ過ぎる・・・

2曲目と9曲目のみひたすらリピートして楽しんでます。

★★★☆


最新の画像もっと見る

コメントを投稿