定ちゃんの部屋

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(from 2006.1.18)

『TOP GUN』  ORIGINAL SOUNDTRACK

2013年07月31日 | 私的ロックの名盤 O
帯にもあるように、「サウンドトラック=スーパーアーティスト参加」というのを決定的としたサウンド・トラックの金字塔であると同時に、80年代を代表する名盤(1986年作)。


「フットルース」「フラッシュダンス」など、サントラの名作は数多あるけど、究極のサントラはコレで間違いないでしょう。

サントラの大ヒットがきっかけとなって、高校時代に友人達と一緒に和歌山市の映画館まで足を運んだけど、映画はそこそこ良かった(トム・クルーズ、メグ・ライアンも若い!)
映画の中身はこの際どうもでよく、その映像とリンクするような豪華キャストによる名演による攻撃的な曲は正に完璧!捨て曲無し!!

「フットルース」のヒットですっかり名を上げたKENNY LOGGINSの①「DANGER ZONE」は、オープニングに相応しく、ある意味このサントラの代表曲と言える。
同じく③「PLAYING WITH THE BOYS」は映像のビーチバレーとリンクするように、真夏に聴くには最高の曲。

CHEAP TRICKによる②「MIGHTY WINGS」も屈指の名曲で、「DANGER ZONE」と双璧をなすアルバムの目玉曲。
この曲とLOVERBOYの⑦「HEAVEN IN YOUR EYES」といったあたりは航空機映画にはピッタリのハードポップな内容。

MIAMI SOUND MACHINEの⑥「HOT SUMMER NIGHTS」も彼ららしい夏!という佳曲。

ハードで夏がピッタリのアルバムの中で、当時流行りに流行りまくったのが、結果的にこの曲のみの正に「一発屋」BERLINの悶絶スーパーバラード「愛は吐息のように」。
トムとケリー・マクギリスのラヴ・シーンとピッタリマッチするような甘ったるい曲調は、80年台を代表するバラードと言っても過言ではない。

名曲だらけの名作のラストを飾るのは、STEVE STEVENSによる感動的なギターインスト「TOP GUN ANTHEM」。
一度聴くと耳に残る印象的なテーマメロディと、タッピングによるギターソロの盛り上がりが最高で、文句無しのギターインストの名曲。

1986年にリアルタイムで聴いてから、飽きることなく何年経っても夏になると引っ張り出して聴いてしまう。
あまりにもCDを聴き過ぎて、盤が傷だらけで再生不良になり、CDを買い直したというほどのお気に入り盤です。

(2004.10.9)