昔話、それも民俗学の権威 柳田國男が山の生活に着目して聞き取りをした
「遠野物語」の地元 遠野
そこの伝統的な庄屋さんの家「曲家」(まがりや)でのお祭り どべっこ祭り
に派遣職員仲間で遊びにいった先々週の週末。
陸前高田には全然雪がなかったのに、遠野には雪が結構積もっていた。
風の町遠野(盆地で寒い)、カッパの町遠野
道中の標識には「子供飛び出し注意」の代わりに
「カッパに注意」と書かれている。
どべっこ=どぶろく
こんな濃いごま豆腐は初めて!というほど濃厚なごま豆腐をはじめ
おいしい素朴な郷土料理と
どべっこ飲み放題
広い曲家でも薪や炭の火は身体の芯から暖まる
ユネスコの無形文化遺産に登録された
早池峰神楽は演目全部を踊ると12時間にもなるそうだ
踊る方もお囃子をならす方もよく伝承していらっしゃる。
神楽は基本、男性だけで踊る
現在は教えてほしいと言われれば、女性にも伝えているとのこと。
伝統を伝承していくには興味ある人には伝えていかなければ
後世に残せない、という現実があるのだろう。
神棚の下で
早池峰(はやちね)神楽の系列である平倉神楽を約1時間半楽しみながら
最後は獅子舞 その獅子に頭を噛まれ1年の無病息災を祈る
その頃にはアルコール度数17%のどべっこは3本目が
15%のどぶろくも4本目が空っぽになっていた