樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

どべっこ祭

2017-02-22 22:55:37 | 日記


昔話、それも民俗学の権威 柳田國男が山の生活に着目して聞き取りをした
「遠野物語」の地元 遠野

そこの伝統的な庄屋さんの家「曲家」(まがりや)でのお祭り どべっこ祭り
に派遣職員仲間で遊びにいった先々週の週末。

陸前高田には全然雪がなかったのに、遠野には雪が結構積もっていた。
風の町遠野(盆地で寒い)、カッパの町遠野

道中の標識には「子供飛び出し注意」の代わりに
「カッパに注意」と書かれている。



どべっこ=どぶろく
こんな濃いごま豆腐は初めて!というほど濃厚なごま豆腐をはじめ
おいしい素朴な郷土料理と
どべっこ飲み放題



広い曲家でも薪や炭の火は身体の芯から暖まる





ユネスコの無形文化遺産に登録された
早池峰神楽は演目全部を踊ると12時間にもなるそうだ

踊る方もお囃子をならす方もよく伝承していらっしゃる。
神楽は基本、男性だけで踊る

現在は教えてほしいと言われれば、女性にも伝えているとのこと。
伝統を伝承していくには興味ある人には伝えていかなければ
後世に残せない、という現実があるのだろう。


神棚の下で
早池峰(はやちね)神楽の系列である平倉神楽を約1時間半楽しみながら
最後は獅子舞 その獅子に頭を噛まれ1年の無病息災を祈る

その頃にはアルコール度数17%のどべっこは3本目が
15%のどぶろくも4本目が空っぽになっていた