朴槿恵大統領、父母は暗殺・弟は問題児
お気の毒だと思います。圧倒的男性優位社会の韓国で、なぜ女性である朴槿恵が父の跡を継がなければならなかったかというと、これには理由があります。朴正煕大統領には一人息子の朴志晩(パク・チマン)氏がいました。当然跡とりです。
志晩は士官学校に通うエリートでした。ところが1974年に母・陸英修氏が在日韓国人の文成光に射殺されてしまうと、そのショックから立ち直れず、覚せい剤に手を出すようになってしまい、以後は逮捕と釈放の繰り返しです。
一方、朴槿恵は、母・英修氏の代わりに、父・朴正煕を支えることになりました。しかし、悲劇は続きます。
1979年、今度は父・朴正煕が、あろうことか側近のKCIA(韓国中央情報部)の金載圭に、これまた射殺されてしまいました。
こうして、朴槿恵氏は父の跡を継ぐことになったのです。
しかし当時はまさか大統領にまでなるとは誰も思わなかったでしょう・・・・・・・。
まあ立派ですね。