TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

観光立国ねえ

2010-08-22 22:42:00 | よしなしごと
今、ニュースでやっていた。

いや、いいんだけどさあ。

でもね。鉄道の車窓から以下のものを消してから言い給え。

・夜中に電気テカテカのパチンコ屋。中国人民がエネルギー浪費のこんなものを見てどう思うか。

・同じく、サラ金の看板。

・日本の風景を思いっきり壊している ぴっこたんな新興住宅街。「あんなものは文化ではない」(by チャーリー・チャップリン)


 正直、大都会やその近辺の日本の風景はここ30年で壊滅的に破壊されている。鉄道に乗っていても見る気がしない。観光の非常に大きな資源は車窓の風景である。美学なき日本の開発に未来はない。


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愛媛は噛み合っていたね

2010-08-22 10:21:00 | 野球
愛媛マンダリンパイレーツ7≠R大阪ゴールドビリケーンズ
2010年8月21日 13:07~
西条ひうち球場、晴、猛暑、センターバックスクリーンに向かって風

 この日は阪神タイガースの秋山(西条出身)がプロ入り初登板・初先発、甲子園は決勝。お客さんの入りが心配されたが、発表で656人とまずまずの入り。少年野球の動員が利いたと思う。

 試合開始前のイベントが押して試合開始が遅れてしまう。暑い中、長い時間の整列で選手の皆様ご苦労様。

 さて、愛媛の先発は入野。月間MVPの表彰のため、ブルペン調整を中断しただろうし、色々大変だろうな、と思った。そして、この猛暑。この人の場合はスタミナに課題があるが、7月はそういうのを余り感じさせなかったが、この日はどうか。

 初回、大阪の永峰が魅せる。入野の天下一品のスライダーがコーナーに決まるが、ことごとくカットして四球を選ぶ。長谷川はちょっと上に上がってしまったが、送りバントを投手前に決める。ここからがMVP入野。山門にはとにかく低く、低く集め、最後は外の球を当てただけのレフトフライに、藤本にも丁寧に投げ、ショートゴロに。この時、金城の反応が非常に速かった。

 余りにも暑く、このままでは大阪の応援団が唐黷ソゃうので飲み物を買いに行っている間に、秋山がライトオーバー三塁打、金城が犠牲フライを打ってすかさず愛媛先制。このそつのなさはある意味愛媛らしくない。秋山の三塁打は平下が目測を誤ったものと聞いた。さて、大阪の先発は山本。球速は130km/hあるかないかくらいだと思うが、真っ直ぐが動いたり、切れ良く伸びあがったり。末次をレフトフライに打ち取った外角高めの真っ直ぐには球威を感じた。

 この日の入野はリズムが良かった。2回、切れのあるボールを低く集めて平下を三振、ガラムを詰まらせたサードゴロに打ち取る。林には外角のボールを上手く当てられてレフト前ヒットされ、続く崔には真ん中近くに行ったボールを押し込まれてファースト強襲のヒットでピンチを迎える。ここで、笹平。ここのところ、捕手としても打者としても成長中。打球もだんだん力強くなってきている。期待の場面だったが、スライダー、フォークの切れの良いボールを入野は低く集めて最後はアウトローのフォークで三振。これは、投手の勝ちだ。打者はどうしようもない。

 二回裏の先頭は西村。絶好調の目下本塁打王。敵として見たら、愛媛で一番打てる雰囲気がある。この時の山本はちょっと残念。ビビったのか、腕が振れていない。ストレートの四球。「こら、腕振らんかい!」と大阪の応援席から野次。増田はエンドランで外角のボールを打ち上げ。うーん、転がせる球だよなあ。ライトフライに。山本は左打者には得意意識があるのだろうか、高田には素晴らしいボールを続けていた。アウトロー真っ直ぐが切れ良く伸びあがり、バットがボールの下を空過して三振。ここで不調の大津慎太郎。素振りの段階で体が前に動いてしまっている。ただ、甘いボールは打つ。2球目ボークで西村進塁のあと、アウトコースの甘い球を流し打ち。左打者の稼ぎどころのボールではある。大阪側としてはこのタイムリーが痛かった。続く鶴岡は真ん中低めに落ちてくるカーブを掬いあげ、大きな大きなレフトへのホームラン。確か、初本塁打。この人もここのところ本来の長打力を取り戻しているようである。

 3回表、大阪の反撃、、、のはずが、鶴岡の送球にやられた。1死後、長谷川のときに入野が投げにくそうにして四球。山門の2球目、盗塁する。鶴岡の送球はややレフト側に逸れるが、伸びに伸びてベースの高さに。あれはタッチしやすいだろう。アウト。山門も低めのボールで三振。

 3回裏。この回の山本は球威を感じさせた。2~4番をねじ伏せた感じ。自信を持って欲しい。4回表の入野もテン?ヌく、2奪三振。

 野球が落ち着き出したかな、と思った4回裏、西村の強いセカンドゴロ、最後のバウンドが変わり体に当たる。記録はエラー。あの強い打球、前には出られないわな。ちょっとかわいそう。その後盗塁を決められ、増田はセンター前タイムリー。その後、笹平は増田の盗塁を刺す。高田がセンター前のあと、慎太郎にはエンドラン。先のタイムリーで何かを掴んだか、全く軸がぶれない、流れないスイングでライト前にライナーのクリーンヒット。鶴岡は真ん中低めを掬いあげてセンターへの犠打。この試合、愛媛らしくない(笑)そつのない攻撃。これで6≠O。

 5回に三者凡退とは言え良い当たりをしていた大阪は、6回にチャンスをものにする。ってか、入野鬼門の6回だ。この回はボールが高く浮き出していた。永峰、長谷川が高めの球をレフト前に連続して運び、山門が四球。藤本は真ん中をレフト前に二点タイムリー。初回から「一人当たりの声量なら多分日本一」の大阪の応援が続いていたが、ここはもう大いに盛り上がる。平下が進塁打となるセカンドゴロ。ガラムはデッドボール。入野、お約束のスタミナ切れか? しかし、申し訳ないけど打てる雰囲気がイマイチ感じられない林には格の違いを見せつける空振り三振。しかし、パワーのある崔がレフト前ヒットで一人生還。増田の肩と守備位置を考えると二人は無理だな。ここで投手交代。リリーフエースの能登原。おいおい、ここでかよ、と思うが、大阪側に乗ってしまった流れを断ち切ること考えると能登原しかないのかな。しかし、成長著しい笹平が能登原のえげつないスライダーを芯でとらえ、同点打!と思わせるライトへの弾丸ライナーのファール。惜しい! 結局はその凄いスライダーがインローに来て空振り三振。これは能登原、さすがだ。コントロールがもう少しあれば、というところだ。あと、この日、篠原復活登板がNPBに予告されていて、スカウトさんが八人来ていたらしい。彼らに能登原を見せる意図があったのだろう。

 6回裏はヘロヘロの山本だが、愛媛は捉えきれずに無失点。正直、助かった。7回表は能登原続投。永峰、長谷川を連続三振に取る。三塁側から見ても分かるスライダーとシュートの切れ。凄い。だが、ここからが悪い能登原。山門には乱れてデッドボール。藤本には真ん中高めに行き、センター前に打たれる。ここで、途中出場の荒木。これは格の違いだ。空振り三振。

 7回裏。お見合いャeンで秋山が出塁。ショートの深追いと思う。金城バント、武田の内野安打、末次のャbプフライで石毛コーチが登板。さすがと思ったのは、大小の変化球を低く集めてカウントを整える所。ただ、西村には最後の最後、カーブがアウトローの良いところに決まったけど、西村が態勢を崩されながらもバットを何とか残して、センター前にヒットを打った。この勝負、NPBみたいだった。

 8回表、篠原慎平の復活登板。球威と切れはあるけど、重心が高い。だから、ボールが上ずる。ボール球も多い。本当の意味での復活は時間がかかるだろう。小手先の修正など要らぬ。重心を低く、キチンと蹴り足を使える本来のフォームを取り戻して欲しい。

 8回裏。ちょっと石毛劇場の予感。ランナーが出ると力んでボールを叩きつけてしまうところは現役時代そのまま。三つ子の魂百まで(←間違い)。思わず「おーい、劇場をここでも再現せんでもいいですがな」と野次る。昔を知る人に受ける。

 9回表。徳田。当然、「やーれ行け、そーら行け、どんと どんとどんと シャンシャンシャン」と紀州レンジャーズの初代チャンステーマを。相変わらずコントロールに不安を抱かさせるところがあるが、球威は感じさせる。この人が中継ぎに来るのかな?

 7~9回、大阪はセカンドまでランナーを進めたが、あと一本が出なかったのが残念。どうしても、「切れ目」が目立つ。今のところ上位で稼いだ得点を、守備力で守り切る野球になるのだろうか。あ、セカンドまで行ったので、「チャンステーマ1」、やりまくりました。愛媛の少年たちはちょっと引いていました。残念。参加して欲しいなあ、とかおもっていたら、何と、愛媛の重鎮のはずの●っ●んが! そういう次第で、愛媛のファンは今日参加してもいいと思います。


 試合後は、大阪のファンの方と愛媛の若干のファンの方で裏のビール園で食事会。様々な興味深い話がありましたが、一言。「村上監督、男だぜ!」

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