財布にドＳな後輩

　もう一つ思い出したのがドＳな後輩。

　就職して、寮に遊びに行ったときに、部屋にいる人間で酒盛りをすることになった。そこで、１年のＳ君にお金を渡してお酒を買ってくることにした。

　あいにく、一万円札しかなかったので、「Ｓやあ、これで疏水の向こうの酒屋で人数分ビールとか、買うてきてえな」と依頼。同級生３人くらいと共に買い出しに。５人だから、５０００円くらい使って帰ってくるな、と思っていたら、「先輩、全部、お酒に代えてきました」だって。

　あれま、と思い、「いやあ、１万円なんて、飲み切れんやろ」と言ったら、「先輩、酒盛りは人間が多い方が楽しいです、周囲のみんなも呼びましょう」とのこと。

　財布にドＳ。

　仕返しは、彼の実家の年賀状に「親愛なる同志Ｓ、云々」と、左翼ちっくなエゲツナイ文章を書いて送りつけてやった、、、ということだったと思う。

　ちなみに彼は高校時代まで野球をやっていたらしく、彼が１年のときのエースが、先日楽天を引退した藪投手。延長１５回、ノーヒットノーランをやったのに、ジャンケンで負けてしまったらしい。藪らしいエピソードではある。


　そんな彼は、某保険会社に入り、確率論を駆使した訳のわからない保険を設計しているとのこと。大層難儀な仕事だと思う。

流れのPMという生き方

　野球関連の記事に、A104-105-106という、個人的には京大熊野寮のタコ部屋を思い出させるＨＮの方がコメントを寄せた。

　そういう次第で、寮生活を思い出した後に本を読んでいたら、石橋湛山の名が本に登場。

　１９８４年、新入寮生の時に、石橋湛山の秘書だったか書生だったかを父に持つという人が寮にいた。

　で、何も知らない１回生のとき、「ｘｘ！　寮の東側にあるコンビニに行って、酒を買ってこい！」と、その人（Ｍさん）に言われた。寮ってのは、基本的にバンカラで先輩は結構絶対的なのである。体育会系がごろごろしていたブロックは、なおさら。何も知らない小生は、まず、「コンビニってなんですか？」と聞く。「夜遅くまでやってる、小さなスーパーみたいなものだ」と先輩。へぇ、そういうものが世の中にはあると聞いていたが、京都にはすでにあるのね、と思った。

　そして、小生は「そのお店、どこにあるんですか？」と聞く。「寮のずっと東側だ、そのうち行けば分かるだろ」と先輩。先輩の命令は絶対なのである。そこで、小雨の中、自転車でコンビニを目指す。当時は、東山丸太町のファミマは、まだ乾物屋であった。後に売上関西一になったと思うが、この時はまだない。んで、自転車はドンドン東に行く。コンビニなんか、あらへん。雨脚が強くなり、ずぶ濡れになって、、、、東天王町でコンビニ発見。ここでお酒などを買い、小一時間要した買い物は熊野寮で終点。

　「先輩、えらい遠いですがな」と愚痴る。「お疲れ！　冷えた体を酒で温めよう！」と先輩。まあ、寮とはそういう世界だった。


　強烈な人で、就職も「世界を相手にしたい」ということで、某国策企業に入られたが、ＣＩＡも暗躍したと言われる工作で会社は解散。伝え聞くところによると、様々なプロジェクトマネージメントで実績を挙げ、流れのプロマネとして御活躍中とのこと。

　うーん、部下は大変そうだが、得体の知れないフォローで納得しているのだろうか。ひどいことをしていたけど、憎まれたり恨まれたりすることはなさそうなのは、人柄なのかな。

某所から転載

明石ＲＳの深江選手がドラフト指名されたことであることを思い出したので、日本共産党中央委員会を通じて　明石市議団にメールを送りました。共産党の地方議団のサイトには、往々にしてメール受信機能がございません。今の議員団なんて、ヘタレのヒラメ（分かる人には分かる）の集まりですから。

まぁ、手前らにとって都合の悪いことなのでガン無視されるでしょうが。


「野球独立リーグを自治体が活用するメリットについて」


（日本共産党様：明石市議団のメールアドレスが不明でしたので、申し訳ございませんがそちらにお送りします）
日本共産党　明石市議団様


前略

愛媛マンダリンパイレーツのファンをやっているTAMO2と申します。

貴党市議団が明石市の議会で述べたことが発端となって、明石レッドソルジャーズが大変な窮地に陥ったことをあちらのファンから伺っております。
http://www.jcp-akashi.org/now/478.html

そもそもは、播磨レッドソルジャーズ（←赤軍ですなあ）として発足したチームを、明石市のたっての願いで支援を条件に明石に居を固めた経緯がありました。独立ファンの多くが知るところです。

ところが、上に書いたとおりの運びとなりました。市が約束を違えたわけですから、ＲＳ球団には市を告訴する権利がありますが、何しろ貧乏球団であり、そして何よりも人気商売ですので、そういうことをしなかった／出来なかったと推察します。そこまで読んでの議会でのご発言とすれば、あざとさこの上ないと思います。

さて、６年間独立リーグをウォッチしてきた人間として、独立リーグの存在意義、特に自治体にとって存在意義は大いにあると思います。野球場に人が集まり、様々なアピールが出来ることです。以下の「野球小僧」の記事が参考になるのではないでしょうか。
http://kozo.weblogs.jp/kozo/2010/10/post-8f36.html?cid=39981785#comments


ちなみに、愛媛マンダリンパイレーツは発足からの様々な取り組みを通じ、地方自治体にその存在意義を認められ、２億２千万円の公的資金が注入されております。

小生も、去年から５回くらいですが明石に足を運びました。まだまだ観客は少ないですが、独立と雖もナイター設置などで上手くやれば１０００人程度の人間が、年に４０回くらい野球場に集まります。これは、大いに地域に貢献するのではないでしょうか？

ちなみに、選手の給与をなしにしている現在の関西独立リーグにおいては、１チームの年間運営費用は三千万円と聞いております。費用対効果を考えれば、市のささやかな出費に目くじらを立てるのは＝正論とは思いますが、正論は使い時があります＝いかがなものかと思います。

なお、ご発言の件で、独立リーグファンは（元々、野球ファンには共産党嫌いが多いのですが）、ますます共産党が嫌いになったことを伝えたく思います。

最後になりますが、非常に困難な状況であったにも拘わらず、明石ＲＳから深江選手がドラフト指名されたことを大変喜ばしく思っております。

貴党市議団にリカバーのチャンスがございますように。


草々

素質の塊・つる岡賢二郎

　いやあ、ええ捕手というのは、何度もこのブログに書いていたけど、今年指名されるとは。

　入って来た時、ボールをガンガン飛ばしていたけど、段々と詰まった当たりが増え、振り幅が小さくなり、「愛媛にはこのパターン多いよなあ」と思っていたら、後期開き直ったか、ミートャCントを前に置いてボールが飛ぶようになり、課題の打撃が大いに進歩した。人に言わせれば、元に戻っただけだが。

　彼のセールスャCントは、何よりも伸びる送球。セーフと思った盗塁が、何度彼の送球で刺されたことか。そして、状況を考えた配球。非常にオーソドックスとも言えるが、「なるほど」と納得できるものであった。

　かつて辻内（現巨人）から本塁打を放った打撃に磨きをかけるのは勿論のことだが、やっぱり守備で魅せる捕手になって欲しいなあ。


マスクの下に秘めた　熱い闘志を見せてくれ


　おめでとう。しかしまあ、あと１年目の前で見たかった。喜ばなアカンのは分かってるけど。

　それから、「だ」様はじめ、横浜ファンの皆様、よろしくお願いいたします。ゴツくないけど、良い動きと頭の良さがありますよ。


　あと。神戸９Ｃから、巨人に入った福泉君だが、指名の瞬間は城山球場で少年野球の審判をしていたそうな。考えたなあ。三田の新球団お披露目の席として、考えられる限りのベストではないか。状況を上手く利用したものだ。ある筋から、プレスリリースが入手できるはず。

　そういうわけで。三田城山球場の野球を、さる筋の人はガンガン見ること。

君ならやれるはず 君ならやり遂げられるはず

　鶴岡君の指名にびっくりしていたら、念願の岸君指名！

　関学の変化球投手は大阪ゴールドビリケーンズに入って球威もついてきて、愛媛では中継ぎ・リリーフに働き場所を見つけた。

　ここ一番に球威で負けてしまうところが弱点。そこをどう克服するか。クレバーだから、乗り越えられると思う。結局、賢い選手が生き残る世界だ。

　いつかは


　相手を圧唐ｵ　勝利を掴み取れ！


　おめでとう。