TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

1982年の予言かな?

2011-04-27 23:57:00 | よしなしごと


三原順「Dei Energie 5.2☆11.8」(花とゆめCOMICS『夕暮れの旅』所収)

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星野イズムを見た

2011-04-23 21:04:00 | 野球
香川オリーブガイナーズ5≠P1愛媛マンダリンパイレーツ
2011年4月23日(土曜日) 14:00~(雨天のため13:00より遅れて開始)
アークバリアベースボールパーク志度、小雨、試合途中から晴れ、ライトに風

 題は言うまでもなく星野おさむ監督のこと。先日の試合では球あしらいが丁寧になったと思ったが、今日はそれに加えて先を読む、あるいは準備をする姿勢が見えた。その辺、オレンジ色で表記してみよう。

 朝起きたら新居浜は小雨。ちょっと計算仕事のために会社に出社後、帰宅して球場へ。球場に着くと小雨が降っている。道中中止のお知らせがなかったのでやってきたが、ショートのあたりぬかるんでいるぞ。選手とスタッフは一生懸命水を出している。やる気はまんまん。しかし、試合開始は一時間遅らせるとのこと。うっちーが忙しそうに働いている。

 そういう次第で、アップのところから見ることが出来た。コーチ二人がトンボ鰍ッをする合間、選手に指示を出している。この二人、「後に眼があるに違いない」ほど選手をしっかり見ているらしい。

 ブルペンでは土田が練習。球速はそこそこだが、真っ直ぐは切れて、カーブ系も良さげ。

 1回表。香川の投手は元広島カープの左腕、山中。遅い。130km/hくらいか。大阪デビュー時の岸敬祐よりも遅いと思う。しかし、先頭の金城にタイミングを取らせない真っ直ぐで空振り三振に。真ん中高めだったが、やや変則でタイミングが取りづらいのか。他のお客さんによると、落ちるスライダーも良いらしい。その球で陽を空振り三振。上々の立ち上がり。

 1回裏。土田投手の球威は感じられたが、ちょっとコースが甘かったか。先頭亀澤が投手直撃のヒット、続く水口は三塁線に素晴らしいバント、キミさんが素手で取って一塁送球、ストライクボールを武田が精いっぱい伸びて捕球、間一髪アウト。中村は真ん中近くを力んで高く打ち上げたレフトフライ。加登脇にはインローの厳しい決め球を配して詰まらせたが、ショート金城の後方に。追いついたけど目測を誤ったかグラブに当てて落球。とはいえ、追い付いたこと自体が凄いプレー。ヒットで香川が先制。続く国本は詰まらせてレフトファールフライ、、、を、、、雨で芝が濡れていたせいか高田が行き過ぎて落球(笑)。この時、高田が今日のヒーローとは誰も思わなかっただろう。気を取り直して球威でライトフライに打ち取る。なんだかんだで香川先制。今年も強そう。

 2回表。先頭の武田が全然タイミングの取れていないスイングでボールを追っかけて当てた感じのファーストゴロ。続く岡下は後安を思い出させる軸の利いた素晴らしいスイングで真ん中あたりの球をセンター右に弾き返す。リンちゃんが回り込んで素早い返球をするが、岡下は二塁に。で、山中がNPBから外れた理由がここから分かる。甘い。とにかく甘い。ってか、ボールがはっきりする。キミさんも真ん中あたりをレフト前、増田はバントの構えで揺さぶり、コントロールが定まらずストレートの四球。高田は真ん中に落ちるスライダーを振りぬいて右中間二塁打の逆転タイムリー。笹平は追い込まれたが背中にドスン。どう見てもピッチャー痛いし。金城はファースト前に絶妙のバント、これがセーフティースクイズとなり、秋山はセンターに犠飛。リンちゃんの送球は速いものだったが、ちょっと逸れた。これで4≠P。最後に犠飛を放つあたりが去年までと違う。陽も四球を選んでアップアップだが、武田は2ボール1ストライクからボールを迎えに行くようなスイングでファーストゴロ。どっしり打ってもらいたい。

 2回裏も土田は甘い球だけど、三遊間の打球をキミさんがダイビングキャッチするなど、バックの好守があり無失点。3回表、落ち着いた感じの山中はボールが来るべきところに来ていた。気持ちの問題か、セットの技術の問題か。

 3回裏。土田のボールが肝心なところで甘かった。とはいえ、最初が不運だった。先頭のリンちゃんは窮屈に打った打球がファーストライン際に。武田が前に出て捌こうとしたところ、メ[ンと上に跳ね上がって二塁打に。これでリズムを崩したか。2死3塁となったあと、初球中途半端な高めの球を中村が二塁打。加登脇にはツーストライクと追い込んだあと、真ん中高めを大根切りにされてライト線二塁打。これが非常にもったいなかった。中村、加登脇クラスにはかつての西川クラスの球威がないと高めは禁物と思う。国本もインハイを叩いてレフト戦二塁打でとうとう同点。しまいには西森も似たようなボールをレフト線タイムリー。そのとき、高田°熄驕秋山と渡ったボールで二塁はアウト! がっくり来るところを、しっかりとやるべきことをやってアウトをもぎ取った。

 去年までの愛媛なら、がっくり来てずるずる来るところだ。だが、今年は違う。先頭高田はしっかりと叩いてレフトオーバー。何か、レフトが前の方にいたが、目測を誤ったのかな。笹平はファーストラインにバントを決める。ここで金城は高めを叩いてレフト前タイムリー。秋山のときに、二盗成功、揺さぶりを鰍ッるためか三盗も狙うが、これはアウト。このとき、送球がイン側(センター側)に逸れ、捕球に行った国本と金城が交錯し、国本が負傷。西田監督激怒。ちょっとスパイクが浮いていたかも。このあと、愛媛が変わったというプレーが出る。秋山がライト前にゴロのヒットのあと、陽もライト前ヒットを放つ。秋山はサードを果敢に狙い、ライトはサードに返球、この時、香川のカットはセカンドとショートの二枚の形に。入る位置が悪く、セカンドベースに隙が出来たのを見て陽は二塁を陥れる。こんなの、今まで殆どなかったよなあ、というスタンドの声。ここで投手交代。前川登場。この時、見慣れない光景が。打撃陣がベンチ前で5~6人、一列に並んで投球に合わせて素振り。この試合、他の投手が出てきても同じことをしていた。さて、前川は武田には貫録からか、外角にしっかりとしたボールで空振り三振。しかしまあ、気落ちせずに直ぐに追い付くところは今までと違う雰囲気。

 4回裏は下位打線からのおかげか、先頭にヒットを打たれるも、無失点に抑える。これでリズムを掴んだか。

 5回表。キミさんの四球などで二死2塁。前川もランナーを出してからボールが上ずっていた。高田がセンター前にタイムリー。タイミングは微妙だと思ったが、リンちゃん弾いてしまった。愛媛勝ち越し。笹平は四球を選び、金城はアウトコース高めに落ちてくるスライダーをしっかり引きつけて叩き、風にも乗ってライトメ[ル際にスリーランホームラン。痛快爽快。キッチリ押し込めば、逆方向にだってボールは飛ぶものだ。これで9≠T。

 5回裏から土田はちょっと球威を抑えてでも丁寧に投げていたと思う。6回裏、足の速い甲斐の弱い当たりに秋山がダッシュプレーを試みて弾くが、荒れまくっていたグランドのこともあり、エラー。誰も責められないだろう。リンちゃんを詰まらせてピンチにしない。

 6回表から香川は大場投手。ちょっと横からの変則気味。チェンジアップが得意らしい。そうなると、コントロールが特に大事だ。確かに、良いところに決まるボールには見るべきものがある。切れも良さそう。だが、はっきりするボールも多目だった。コーナーワーク出来るレベルになれば結構脅威だろう。結局、7回にピンチを残しての降板となった。続いて投げたのは左の西村。打者は武田。ここは見事なコーナーリングで追い込み、最後はアウトハイから落ちるカーブで空振り三振。これは武田の調子云々ではなく投手の勝ちと思った。

 8回表、岡下がフルカウントから四球。去年の後期から球数を投げさせる野球もしているが、やっぱりいいね。これを足がかりに二死3塁で高田。左対左は引きつけて逆方向を絵に描いたような打撃で追加点。9回表には陽の巨大な本塁打。

 8回裏からは中山登板。リズムが良い感じ。バックも盛りたてる。国本の三遊間の当たりを、ショートに入っていた秋山が深いところで取り、足場が悪いけど踏ん張って一塁送球で間一髪アウト、続く西森の当たりはセンター前に抜けそうな強い当たりのゴロ、これを守備固めの寺嶋が良く追い付き――しっかりと正面に入っていた!――処理。これもファインプレー。島袋の大きな当たりは風が弱まった瞬間でもあり、フェンス前で捕球。

 9回裏。コバケン。投げ方が伊良部っぽい。メジャー風? 守備固めに松原と山内。先頭を出すけど無失点に抑えて香川との初戦を飾る。


 粘るし、攻撃の手を緩めないし、次を考えてるし、相手を見てるし、控えにも出番は出来るだけ与えるし、愛媛は強くなるだろう。星野イズムは浸透していると思う。小生はしばらく球場に行けない可能性が高いが、愛媛の皆様、星野イズムをしっかりと見届けて下さい。素晴らしいチームになると思います。


以下、思いつくまま

・濱田君、かわいい(謎)。投球練習では河添に「開くな」のゼスチャーをされていた。小生は顎が出ているのが気になる。顎が出た投げ方で大成した投手はいない。顎を引いて、腕を前に出そう。ボールは良さそう。とはいえ、まずは体づくりからだな。

・愛媛の野球は変わってきている。打撃については、軸を作って引きつけて振り抜く指導をしているのだろう。高田、金城をはじめ、逆方向の強い当たりが目立った。センター返しが強い打球の基本と思うが、外角を攻められたとき後ろ足でシッカリ体を寄せることが出来れば、強い打球を逆方向にも打てる。印象に残っているのが武田の最後の打席。それまでボールを追いかける形があったが(西村からの三振は相手が良かった)、最後はしっかりと残して逆方向に強い当たりの二塁打だった。インコースを攻められれば、前足の壁を作ってヘッドを走らせる。すると、順方向に強い打球。こういうのが見たかった。(でも、余りに指導が素晴らしいと、監督もコーチも今年一年でNPBへ? それもまたよし)

・雨の中、試合開始時のお客さんは知った顔ばかり。愛媛のファンに本当に一杯来て欲しい試合だったけど、野球の質からすると、これから何度も見ることが出来ると思う。


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暴言と言うより本音

2011-04-22 17:45:00 | 幻論
昔、ブサヨに「軍隊は国民を守らない、沖縄を見よ」と聞かされたが、ここのところの原発関連報道を見ると日本の軍隊の問題じゃなく、「日本国政府は国民を守らない、福島を見よ」と認識した。「希望はクーデター」とか言ってみる。いっそのこと、天皇親政も可。

最後の最後はネタだが、菅と天皇を比べるとねぇ。

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備忘録

2011-04-14 23:46:00 | 幻論
http://kinpy.livedoor.biz/archives/51928311.html

ニーチェのいう「神は死んだ」社会なのは確かです。これは、「大きな物語」の死滅を本来意味すると思います。

しかし、資本制という「大きな物語」は今も生き残り、日和見の左翼様のおっしゃるような否定的事象をまき散らしています。

この最後に生き残った「大きな物語」とどう闘うか。この闘いにおいて、「それでも生命力を保った」マルクスの言葉こそが、導きの糸になると思っています。

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共産主義はこうあるべきといったひとつの状態、現実を変える理想状態などではない。共産主義と私たちが呼んでいるものは、現在の状態を止揚しようとする運動のことである。(ドイツ・イデオロギー)
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その共産主義運動は、「大きな物語」に帰着し、様々な抑圧を産みだしました。これは、そもそも人類古来から“当たり前のようにあちこちにある”共産主義と敵対し、破壊するものでもありました。中野重治の言葉を借りれば、共産主義とは本来、

すべてのひよわなもの
すべてのうそうそとしたもの
すべてのものうげなもの

で成り立っていると思います。しかし、戦前の共産主義者は中野重治をはじめとしてそれを「撥き去」ろうとしました。
http://red.ap.teacup.com/tamo2/1364.html

そして、とどのつまりはマルクス主義流共産主義は日本人に受け入れられませんでした。
(続)


「大きな物語」は時代に制約されます。資本主義の勃興(自由主義)、爛熟(帝国主義)という時代においては、資本主義が突き進んだ「大きな物語」とパラレルな、カウンターパンチとしての「大きな物語」を要求されました。それが、「前衛政党・計画経済」という所謂社会主義もしくは共産主義側が提示した「大きな物語」であります。血と生命を要求する、最も残酷な、しかし最も神聖な「大きな物語」でもありました。想像された行程は次の通りだと思います。「爛熟せる腐朽段階に達した帝国主義はその危機を戦争で再編することによって、本質を変えずに生きながらえようとする。ならば我々は戦争の危機(奴らの地獄)を、内乱(我らの地獄)に転化し、革命(さらなる地獄)へ突き進もうではないか!」という「大きな物語」です。

しかし、ここに一つの落とし穴がありました。「その「大きな物語」とやらの主役は本当に“我ら”なのか?(ザミャーチンの小説の題を意識しています、これは余談)」 「党、ひいてはそこの最高幹部なのではないか?」と、大衆が思ったことです。そして、日本共産党をはじめとする左翼党派がまさに「主役」であることが、バレてしまいました。「大きな物語」は必要であったと思います。そして、それを担保するために正義も必要であった、と。だが、前衛党は、前衛たりえる資格を選択するのは民衆、それも本当には「遅れた民衆」であることを党は忘れました。ボリシェヴィキなる一つの極端を実践した党の成功により、党¢蜿Oを指導#寬w導に固定しました。だが、「事件は現場」に、「真理は生産点」にあるのです。固定的では何も吸い上げられない! 揺らぎ、迷い、煩悶する、そういう場での苦闘こそが「真理」だと小生は思います。「科学」は方程式(出来あいの問題)を解くことではありません。グチャグチャの現実から、「ひよわなもの」「うそうそとしたもの」「ものうげなもの」を抱えつつ、方程式を作り出すことです。こんなの、自然科学をやっていたら当たり前のことだ! 何が「科学的社会主義」だ!(これは代々木=千駄ヶ谷をはじめとする党派に対する言葉です。)

申し上げたいことは、カウンターとして絶対的に必要な「大きな物語」=正義は、出来あいの、「偉大なる」マルクス尊師や不破教皇が大衆に授けるものでは決してありません。現場、あるいは持ち場立場でグチャグチャに矛盾した現実で苦闘し、煩悶し、個々人が間違いを犯しながら、それゆえに正義を絶対視することなく、正義同士――おそらくそれも矛盾し合うことでしょう――をぶつけあいながら、重ねながら積み上げていくものです。クラウドコンピューティングで構想される集合知のようなものです。

そして、それは、個人レベルでは揺らぎを持った、かつてのフェリックス・ガタリの言葉――分子革命――をもじって言えば「量子革命」を担う革命分子によって担われることでしょう。そういう運動として、マルクスの預言した「現在の状態を止揚しようとする運動」は、担われることでしょう。

だから、もし、この傲慢な言い方を許して下されるのならば、小生は声を潜めていいたい。これからの共産主義は、

「量子共産主義」

であると!!

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解放同盟は嫌いだが

2011-04-14 07:45:00 | よしなしごと
これは酷い。糾弾を支持する。

【在特会】部落解放同盟が川東大了(在特会副会長)の差別街宣の糾弾に乗り出す http://togetter.com/li/109136

それにたいする小生の考え。某所で書いたもの。激しい怒りを禁じえない。


マジで1週間、人がかわりばんこで糾弾し続けて寝させないで心臓まひで殺すがよろし。「徹底的にやられれば徹底的に思い知る」ある。

コメント (3)
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