TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

24000km

2007-09-30 23:54:30 | クルマ
坊ちゃんスタジアムに向かう途中、桜三里PAの2km手前ほどで。クルル曹長が「三里」に反応するかも?
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両監督の涙

2007-09-30 23:51:41 | 野球
2007年9月30日
愛媛3≠R高知(坊ちゃんスタジアム)

 愛媛らしい閉店間際の猛攻で同点に追いつく、それなりに盛り上がった良い試合だった。けど、今日書くべきことは試合後のことだろう。シーズン閉幕時、両チームの挨拶が恒例としてある。しかし、非常に残念ながら、わずか3年目にして一番危惧された高知FDの消滅について触れないわけにはいかない状況である。

 高知の藤城監督の挨拶。最初から言葉に詰まっておられる。「ILの理念として、地域に根付くこと、選手をNPBに送ること、・・・(聞いていて泣けてきて記憶がない)・・・。私のことはどうでもいい。この若い子たちを救ってやってください。」深々と頭を下げられたかと思ったら、土下座されている。スタンドから大きな藤城コール。監督は滂沱の涙をぬぐいながらベンチへ引き上げる。

 続いて、愛媛監督・おっきーの挨拶。最初、マトモに言葉にならない。「・・・・敵ではなく、対戦相手です。四国は一つです。高知FDを失うことは、四国の恥です。皆様、なにとぞ高知のために・・・」。クールな印象のある監督だったが、非常にアツい人だ。

 今回、お見送りのとき、特別の計らいで高知の選手もいた。今日、良いプレーを見せた孝太郎選手に「ナイスプレー」と声を鰍ッた。眼を輝かせてにこやかに「ありがとうございます!」。「こんな状況やけど、ファンはお金を出して支えるから、野球にまい進してや」と言うと、もっとにこやかに「ありがとうございます、お願いします」。大昔、小生(投手)から10点取った佐川急便軟式野球部出のYAMASHIN選手にサインを貰い、同じような会話。「ワシらの代表、NPB行ってくれ」と。やはり、さわやかな返事。他にも選手を見ていたけど、これが現代っ子気質なのか、全員明るく気丈に振る舞っている。帰りの運転時、それを思い出して泣いた泣いた。1988年の南海身売り、2005年の近鉄解散(Bsは認めない)を思い出しながら。

 さて、今日の試合。本来なら酎コ選手をネタに控えの辛さについて書こうと思っていた。無死1、2塁の送りバント失敗。三塁ラインに振り切れなかったこと。その後、セカンドで牽制アウト。これは恐らく、セカンドリードを大きく取らなければいけない、という足の遅い選手にありがちな焦りだ。どちらも遠因は出場機会が少ないこと。来年は主力が疲れている時や、ビジターのとき、タケちゃんとか伊東君とか松本君とかもっと出してあげて欲しい。以下、思いつくまま。

・小山内投手、ドロップの切れが抜群でマサキ君や古卿君が崩されている。ただ、スライダーが高く抜けている。
・ミン君、max 114km/hって、小生よりも遅い。カーブは94km/h。長くてかっこいい足を上げてタメを作っているのに、前足が出たときに上体も出ちゃっているからタメが消えている。もったいない。上体のみで投げている。前はもっと速かったはず。どうしたんだろう。ただ、99km/hの縦に落ちる球が外角は外へ、内角は内に1個ぶんくらいずれて、それで打ち損じている。
・危惧していた抜けたスライダーを小山田君が振りぬいて、逆風関係なしのレフトスタンド一直線のツーランで先制される。
・野原君、相変わらずの切れ。で、max134km/hと以前よりも速くなっている?
・大澤君って、一塁側から見ると近鉄にいた村田辰美投手のよう。味わいがある。打ちにくそう。
・8回、2死1、2塁で梶原君のレフト前、YAMASHIN君が取った瞬間に本塁にハーフライナーの返球。あれ、内野手経験者でないと出来ない身のこなしなんだよなあ。お見事。
・その後、グレアム選手の放った打球はセンター前と思ったのに、孝太郎選手が追いついて刹那送球、ギリギリアウト。ャWショニング、打球の入り方、送球の仕方、どれをとっても高知の選手らしい鍛え抜かれたプレー。こういうチームがなくなることは野球界の損失だ。
・桧垣君の同点打は23日の香川戦のビデオを見ているようだ。
・上里田君、前よりもタメがなくなっていて足の蹴りが使い切れていない。故障のせいかな。

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再掲。
 街頭募金のほか、振り込みによる募金も二十七日から受け付ける。振込先
は口座名「高知ファイティングドッグスを残そう会代表山本良喜」、四国
銀行本店、普通預金、口座番号1707571。

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左足首痛い

2007-09-30 10:00:55 | 野球
先日、120km/h(Bushnell製)復活。その勢いで、シートバッティングに登板。しかし、フィッタで頑張りすぎたせいか、左足首が痛い状態で。

足の蹴りを活かすためには、踏み出した足(左足)で踏ん張ることが必要だけど、足が痛いので踏ん張り切れない。仕方がないので、蹴りを緩く、重心を高く投げざるを得なかった。そっちのがコントロールしやすいのだが、遅い!遅すぎる!!

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読書メモ:『「世界征服」は可能か?』

2007-09-29 16:40:42 | 読書
『「世界征服」は可能か?』(岡田斗司夫著、筑摩書房)

 男の子の多くは大抵夢想する「世界征服」。姿形を変え、その妄想は一生を呪縛する。社長になりたい、総理大臣になりたいとか、そういうモノだけじゃなく、好きな分野でのオンリーワンとか。ここではとっても分かり易いショッカーなんかによる世界征服から話が始まる。大坂仰山党という悪の結社を領導している(ことになっている)小生としても気になる話だ。

 さて、ショッカーなどの偉大なる先輩諸組織が失敗した理由。それは、作戦の拙さ(これは、ガキでも分かる話だ)のみならず、目的の明確化の失敗にもあるということだ。世界征服して何をしたいのか?と。目的と手段の弁証法的関係を捉えられないと、革命組織を含むあらゆる組織は失敗するということだ。

 また、征服の事前のイメージも大切だ。鶏20匹飼っていても、鶏を支配しているとは言わない。実際に支配しているのだが。支配とは、同等(もしくはそれ以上)の人間を支配してこそ、言えることなのだ。同等ではなく、それ未満だと、それは只のお世話なのだ。さて、征服をしても、そのことを誰も知らず、一人で「ふっ、愚民どもめ、大衆は豚だ! グワッハッハッハッ(『男組』を思い出して)」とホザいたところで、空しい。同等もしくはそれ以上の人間どもが「さようでございます!」と言ってこそ。茶坊主という支配階級が必要なのだ。で、人間の恐ろしいところは茶坊主がいつまでもそれを演じてくれるとは限らない。人心が離反することがあれば、寝首をかかれる。また、齟齬があったりなんかすると、自分の意思とは違うことをされるかも知れない。茶坊主に不審感が強まると、自分で何もかもしなくてはならない心理となり、ローマの皇帝のように過労死する。物凄く誠実で、親身になれ、人々に慕われ、判断能力に優れ、立派な立派な人物でないと世界征服を維持することは出来ないのだ。そんな人物なら、世界征服という浪漫よりも会社経営でもしておいたほうがいい。そういう映画もあるらしい(笑)。

 また、ちょっと別の話。かつて世界征服が可能と思われたのは、つまるところ情報が流通せず、特権的に情報を握り、面白いことを自分たち(支配階級)だけ知り、享受する関係にあったからだ。自由主義経済でかつての王侯貴族の贅沢は庶民の知るところとなり、それに留まらず必死こいて自由主義経済の下、大衆は様々な娯楽や享楽をウケ狙いで(??)つくりまくり、安価で大量に流通させた。はっきり言って、かつての階級社会よりも今の労働者のほうが贅沢だ。こういう状況では、贅沢は銭金の多さの問題に帰着する。「階級」は崩壊し、「階層」だけが存在する。労働者階級はエスカイアのクラブのことなど、想像できないのが階級社会なのだ。エスカイアに出入り出来るのはお金の問題になった今、「階級」社会とは言えない。茶坊主を醸成できないのだ。情報の遮断を利用した、支配は不可能なのだ。

 世界征服は基本的に不可能、というのがとりあえずの結論。しかし、その自由で民主的でPCな世の中(今の世の中)が住み良いかというと、これまた別の話。自由経済は貧富の差を生む。無階級社会の極北では畜群化レベルでのフラット化が進み、規律/訓練に支えられたインテリの極北としての重みと厚みのある教養は廃れ、オルテガが暴いた「大衆の反逆」の社会となり、種々のファシズムを誘発する。これはこれで生きにくく、状況次第では「革命」を誘発するのではないか? 「革命」を防衛できる唯一のシステムは、独裁であり、それは世界征服への野望を秘めることであろう。共産主義がそうであったように。著者の結論めいたことを引用しよう。(p185)大坂仰山党は、世界征服を目指したい。同志・岡田とともに。

 世界征服を目指す人とは、現状を否定する人のことです。(TAMO2註:悪人のこと)
 人に優しく、環境に優しく。良識と教養ある世界を目指すことによって、「悪」の栄える世界を目指しましょう。
 「いいものを、より安く」ではなく「人を出し抜いて得するのはやめよう」。
 「トレンドに敏感に」「自分のしたいことを探そう」ではなく「お年寄りを大切に」「ちゃんと学校で勉強しよう」
 いま現在の「幸福」と「平和」にノーを言うこと。
 新しい「幸福」と「平和」を世界に宣言すること。
 これが新時代の、世界征服への合言葉なのです。


 読み進めるにしたがって物凄く真面目な社会・政治学の本になっている。悪の結社・大坂仰山党の党員諸君には是非とも読んでいただきたい。
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力の行使のとき

2007-09-29 13:58:28 | ノンジャンル
 2ちゃんねるあたりでは、高知FD問題で色々な揶揄含みの正論がある。よろしい。諸君らは実に正しい。だが、ワシは キョーサントー的に「正しさに別のヨリ正しさを対置」する歳は過ぎてしまったのだ。行為でもって自分の思いを表現するだけだ。この問題については金だ。

 経営者にも不信感がないとは言わない。ある。だけど、彼らも彼らなりにリーグ存続のために身を粉にしていると感じる。募金箱前で札を出すという恥ずかしいことは出来ない。銭金でサメ[トするには、銀行振り込みが良い。これだと逆に、小銭は馬鹿らしくてカンパできない。

 以下、高知新聞のサイトから無断転載。
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高知新聞:2007年9月27日付朝刊

 有志が「高知FD残そう会」設立 独自の募金開始へ


 存続が危ぶまれている四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグ
スを救おうと二十六日、県民有志が「高知ファイティングドッグスを残そう
会」(会長=山本良喜・はりまや橋商店街振興組合事務局長)を立ち上げた。
発足会は高知市はりまや町一丁目のはりまや橋商店街にぎわい広場で行われ、
会主催の募金活動を行うことを決めた。

 会場は、発起人の応援団会長やチアリーディング代表、県庁職員のほか
球団存続を願うファンや報道陣ら約百人でごった返した。山本会長が
「シーズンを戦っている選手のためにも、どんな形ででもチームを残して
いこう」とあいさつし、早速意見交換。「球団を残せなければ高知の恥」
「最大のピンチをチャンスに変えよう」と熱い思いをぶつけ合った。

 高知FDの公式応援歌「よさこいランナー」をつくったファンキー末吉
さんも加わり、「県民がチームの株を一人一万円で一万株買えば、運営費
の一億円が捻出(ねんしゅつ)できる」と提案した。

 約一時間半話し合ったが、募金活動以外の具体的な活動についての結論は
出なかった。次回開催は未定だが、山本会長は「公募締め切りの十月中旬
まで時間がない。早急に開けるよう調整したい」と話した。

 街頭募金のほか、振り込みによる募金も二十七日から受け付ける。振込先
は口座名「高知ファイティングドッグスを残そう会代表山本良喜」、四国
銀行本店、普通預金、口座番号1707571。



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