TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

面白いもの発見

2008-08-25 23:45:10 | ノンジャンル
星野さんのせいとは思わないが、責任はある。短期決戦をするには、彼は優しすぎる。以下、2ちゃんねるからコピペ。
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稲尾和久著「神様、仏様、稲尾様」日経新聞社2002年
1 :名無しさんにズームイン!:2008/08/25(月) 23:39:03.10 ID:5P7ZccDq
こんなことがあった。星野先発の試合、3点リードで七回まできた。球威が落ち始めていた。
ピンチを招いて私がマウンドに向かうと、右のこぶしでグラブをバンバンたたき、いかにも
元気いっぱいの様子。ところが「どうだ」と話すと「見てわかるでしょう。駄目ですよ。リリーフを用意してください」。
いったい一体この態度と会話のズレは何なのか。引っ鰍ゥりを覚えながらも、行けるところまで
ということにしてベンチに帰った。


2 :名無しさんにズームイン!:2008/08/25(月) 23:39:32.19 ID:5P7ZccDq
>>1
八回またピンチになる。さすがにもう限界だ。再びマウンドに行くと、そこでも彼はピンピンして
いる様子で、疲れなどおくびにも出さない。しかし話はもう次の投手のことだ。
「だから駄目だって言ったでしょう。ところで次は誰ですか」などと平気で交代を前提とした話をしてくる。
「孝政(鈴木)だよ」というと「あいつ調子悪いですよ、大丈夫ですか」などと実に冷静だ。
とにかくマウンドを降りるのは本人も納得だと思い、監督に交代の合図を送った。
私がマウンドで手を頭にやったら続投、後ろ手に組んだら交代、腕組みをしたら監督の判断に任せる、
という取り決めだった。



3 :名無しさんにズームイン!:2008/08/25(月) 23:39:52.54 ID:5P7ZccDq
>>2
交代となって、鈴木が出てくる。マウンドを降りていく星野。ここで彼の態度が一変するのである。
憤然とベンチに向かったかと思うとグラブを地面にたたきつけた。納得の交代ではなかったのか。
おまけに鈴木が打たれて追いつかれたのがまずかった。無念を示した星野のパフォーマンスに
興奮していたファンから「なぜ星野を代えた」と野次の集中砲火を浴びて、こちらもほとんど
火だるま状態になってしまった。


4 :名無しさんにズームイン!:2008/08/25(月) 23:40:13.17 ID:5P7ZccDq
>>3
翌日星野を問い詰めた。「おい、昨日の態度は何だ。あれじゃまるで無理やり代えたみたいじゃないか」。
その答えがふるっていた。
「稲尾さんはまだ名古屋にきたばかりで知らんでしょうが、私は燃える男といわれとるんです。
どんな状況でも弱気なところは見せられんのです」

稲尾和久著「神様、仏様、稲尾様」日本経済新聞社2002年より

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読書メモ:『マンガ 物理に強くなる』

2008-08-25 23:03:53 | 読書
『マンガ 物理に強くなる ―力学は野球よりやさしい―』(関口知彦原作、鈴木みそ漫画)

 マンガ 化学で小生の業界では少し有名になった実録漫画家(笑)鈴木みその作品と聞いて、買わないわけにはいかない。

 物理学ってのは、気づく人には説明なしで気づくことが、気づかない人には言葉を重ねても気づいてくれない。そういう難しさがある。そして、そういう人にいくら数式を説明しても、無駄なのだ。

 この本は、気づきの部分で成功しているんじゃないかなあ。最後のほうのコリオリの力の説明(大学教養レベル)は、今まで読んだどの本や教科書よりも見事だった。力学が分からなくなったとき、何度でも読み返す価値があると思う。

 そして、丸覚えの苦しさ、虚しさを描いているところは漫画としても秀逸。

 この調子で、解析力学や流体力学、電磁気学にも突き進んで欲しい。いや、マジで。テンソル(それも4階)を説明できたら、科学技術の発展に寄与すること間違いなし。正直、良く分からないのだ。
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読書メモ:『ケロロ軍曹 17』

2008-08-25 22:47:08 | 読書
『ケロロ軍曹 17』(吉崎観音著、角川書店)

 ちょっと中だるみ気味? この漫画についておちゃらけが基本的に好きなのだが、昔みたいに締めるところは締めている、軍曹が好きだなあ。そうであるからこそ、おちゃらけが強まるんだ。「あの頃」を衝撃なんかの力で呼び出すってのは、どうも・・・。

・一体だけでこれだけ強い戦争機械があるのに、ケロロ小隊を使うとは、ケロン星は占領政策で何度も痛い目に遭ったんだろうな。

・「祝祭 黙示録撃」。モアちゃんは最強なのだ。

・雪だるまが歩くのは男のロマン。ピュアな情熱のない奴は、野望ももてないだろうね。

・アルジャナイノンが大好きなのはヒマワリ(等)の種。人間なんぞ支配するよりも、ネズミとして生きるほうを選ぶ。意味深だ~。

・p88。このケロロは浮「。でも、唐突。上にも書いたが、そもそものケロロは隊を統率するに足る能力がある、という設定だったと思うのだが。

・p108。夏美ちゃんの顔は、怒っているときが一番かわいい。ラムちゃんに通じる。

・偽造された歴史ほど、平板で面白くないものはない。

・巨大化してガー。なるほど、確かにダサそうだ。赤ダルマさんは好きそうだが。
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