TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

夏の夜の夢

2008-08-12 15:40:13 | 野球
2008年8月3日
大阪ドーム
近鉄2-4南海

 試合開始前、入場券はすぐに入手できたが、4時前にして150mの行列。日本中の南海ファンが集まったかのよう。

 応援団の傍の立席にて、応援。隣には奇しくも愛媛県松前町(まさきちょう)からの人が。

 普段、野球の観戦は静かに行い、7~9回のみ声援を飛ばす。これは、大阪球場のライトスタンド時代から変わらない。しかし、この日に限っては、1回から選手個人の応援歌に合わせて大声で。20年の時を超えて、すらすらと頭に浮かぶ応援歌。裕二、湯上谷、、、、。しかしまあ、「君が望むなら、ヒデキ!」が再び言えるとは。ヒロキにしていたが。

 さて、試合前。一塁側の応援団が選手の応援歌のあと、

南海唐ケ!

の大合唱。レフトスタンドから爆音のような大きな拍手。もちろん、レフトスタンドは

近鉄唐ケ!

で応じる。以後、試合中も「近鉄」「南海」の応酬(笑)。さよならさよなら金子、近鉄電車で早よ帰れ! も言った。何年ぶりかなあ。

さて、試合。金子のドロップはコーナーに決まる。抜ける球や力が入りすぎた真っ直ぐは高く行くが、基本的に打てないゾーンに行く。悪い球が打てないゾーンに行くことがNPBの証。大隣も同様。そして、決まるべき厳しい球が若干浮き出したら、キッチリ打ち返すところもNPBだ。それにしても、大阪ドーム野球盤、打球が速過ぎるぞ? 改めて、野球をしたり見たりする球場でないことを再確認。最悪だ。場内放送は聞いていたら耳が破壊されそうだし。ああ、藤井寺や大阪球場が懐かしくも恋しい。

そうそう。この日は清原の復活祭でもあった。そのため、一塁側もスタンドはほぼ満員。出てくるだけで雰囲気が変わるんだもんなあ。千両役者。三振も、レフトスタンドからはフルスイングに見えた。



5回裏開始時、近鉄バファローズの球団歌が流れ、ライトスタンドのみならず、レフトスタンドからも歌声が流れる。そして、7回表、当然のごとく「南海ホークスの歌」(by 灰田勝彦さん)が流れ、大合唱。近鉄さん、、、じゃなかった、大阪ドームさん、ありがとう。

2≠Qの同点で9回表。松前町の人は早く帰らなければならない、ということで「ILの試合でお会いしましょう」と言ってお別れ。そして、この回、「鷹の道」に乗せられ、ホークスは難敵・金子から点をもぎ取り、勝利を呼び寄せる。

9回裏は、復活・馬原がピシャリと抑え、南海ホークス20年ぶりの勝利。

各選手(南海バージョン?)応援歌のあと、南海ホークスの歌を何度も歌う。そして、応援団の半裸の男の人が格好いい。すばらしいアジテーター。日本、いや、世界中から南海ファンが来られていると思います。と言うので「愛媛!」と言ったら、レフトスタンド全体から愛媛コールが。「ありがとう、四国リーグもよろしく」と言ったが、ここは「アイランドリーグもよろしく」と言うべきだった。反省。イギリスからの方もおられた。イギリスだよ、イギリス。イギリスコールは都合3回。

「投手が打ち続けられる日もある、打線がさっぱり打てない日もある、二コースキーが投げる日もある(笑;馬原復活を受けて)、でも、俺らはホークスを応援し続け、優勝を呼ぼう」という感じのアジが心に響いた。

南海ホークスは、大阪を去ったとはいえ、確かにソフトバンクホークスにつながっている。熱くて乗せ方のうまい応援団がいる限り、大丈夫だ。

とにかく、見に行って良かった。

コメント
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