どうせ、午前中、畑仕事で汗だくになった身体。
ついでに・・・、ということで、
午後は、放ったらかしで草深くなっている猫額庭や玄関前の道路の、草取り、掃除に取り掛かった。
先ずは、枯れたまま放置していた1本のユスラウメの木を伐採し、
その1画の草取り、掃除を終わらせ、
玄関前の道路の舗装の隙間にびっしり蔓延った雑草も毟ったが
舗装の隙間で咲いていた、1本のハハコグサ(母子草)が有った。
ふっと、今日は「母の日」・・・、が 頭を過り、
なんとなく、毟れずに残してしまった。
ほとんど土もなく、根も張れないような場所に生まれてしまった雑草達、
踏まれても、刈られても、毟られても、懸命に生きて、花を咲かせる雑草達、
健気である。
ハハコグサ(母子草)
キク科、ハハコグサ属、二年草(越年草)
地方によっては、アワゴメ(粟米)、ウサギノミミ(兎の耳)、
マワタソウ(真綿草)、モチグサ(餅草)等と呼ばれているという。
春の七草のひとつ、ゴギョウ(御形)でもある。
原産地・分布 中国、朝鮮半島、日本、等 東南アジア
日本では、古来から見られる植物だが、中国、朝鮮半島から渡来し、
帰化したものとされている。
道端、畑、田んぼ、日当たりの良い荒れ地、等で見られる、
草丈 10cm~40cm
花色 黄色
開花時期 4月頃~6月頃、
花言葉 「いつも想う」
老いて尚 なつかしき名の 母子草 高浜虚子
百歩にて 返す散歩や 母子草 水原秋櫻子
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