(ネットから拝借無料イラスト)
昨年の何月だったか、書棚や押入れ、天袋等に詰め込まれていた古い書籍や辞書等を大胆に整理、処分したことが有った。その際に 多分 長男か次男かが学生時代に使っていたものだと思われる 文英堂の「小倉百人一首」(解説本・参考書の類)が目に止まり、パラパラッとページを捲ってみたところ、なかなか 詳しく、しかも分かりやすいもので、たちまち、子供の頃、正月になると 必ず家族でやっていた「百人一首かるた取り」を思い出して懐かしくなってしまい、今更、向学心・・なーんてものではなく ブログネタにでもしよう?、頭の体操にでもしよう?等と 思い込み、処分せずに 以後座右の書にしてしまっている。
季節は「秋」、「小倉百人一首」で 季節を詠んだ歌の中では、「秋」を詠んだ歌が 最も多いという。昨年秋にも一部取り上げたが その続きをしているところだ。
小倉百人一首で「秋」を詠んだ歌 その10
月見れば 千々に物こそ 悲しけれ
わが身一つの 秋にはあらねど
出典 古今集(巻四)
歌番号
23
作者
大江千里(おおえのちさと)
歌意
月を眺めていると あれこれと限りなく、
ものごとが悲しく感じられることだ。
何も私一人のためにやってきた秋ではないけれども。
(私一人だけに物思いをさせる秋であることよ)
注釈
「千々に」は 「千々なり」の連用形。
「千」は、「わが身一つの」の「一つ」と 対照させている。
「わが身一つの秋にはあらねど」は、その後に
「わが身一つ秋のような気がする」という語句を補っている。
言い差して 余情、余韻を残す技法。
平安の人々は 秋という季節の美しさ・味わいの深さを
悲しさと結び付けて感動したようであるが
その中心的景物は 「月」だった。
孤独なわびしさが 漂ってくる歌である。
大江千里
阿保親王の孫の大江音人(おおえのおとんど)の子
在原業平の異母兄弟という説も有る。
宇多天皇の命で「句題和歌(大江千里集)」を編集した人物。
お上手ですね~^^
PCR検査してくれるクリニックがあるとは良いですね
こちらの病院には熱のある人は病院に来ず
自分で保健所に電話するようにと掲示されてました
保健所と繋がれば良いのですがなかなか見たいです。
済みませんコメントが先の内容になってしまいました<(_ _)>
私も 初めての経験、まさかその日、かかりつけ医(開業医)から 「PCR検査しましょう」と言われ、エッ!、今出来るんですか? って言ってしまいました。多分 徐々に PCR検査を受け付ける開業医が増えてくるのかも知れませんね。
コメントいただき有難うございます。