数年前まで、まるで興味も関心もなかった川柳。ユーモアセンスゼロ、頭カチカチ、クソ真面目、まるで面白みの無い、川柳とは程遠い存在の爺さんが、ひょんなきっかけで、「面白そう?・・」等と思い込んでしまい、「川柳とは?」も分からないまま、単なる「五七五言葉並べ遊び」を始めたのも、やはりブログを始めてからのことだった。それが、5年前頃から、相互ブログフォロワー登録している方からのお声掛け、お誘いを受けて、恥も外聞もなく、拙句、駄句を、投句してしまうことにもなっている。結果、何も分からなかった川柳の世界をちょこっとでも覗かせていただき、多くのことを教わってきたような気がしているが、所詮 川柳の才能等無しの爺さん。スタンスは、出題されるお題に対して、締め切り日までに、錆びついた老脳をギシギシ動かし、言葉を捻り出し、五七五に紡ぐという過程が、ある種、脳トレになっているに違いない、ボケ防止に多少は役立つかも知れない等と勝手に思い込んで続けていることだと思っている。その出来不出来に関わらず、四苦八苦して?生んだ川柳、せっかく作った句を、忘れてしまわない内に、ブログ・カテゴリー「川柳・俳句・詩」に、書き留め置くことにしている。
(2018年11月29日、御岳渓谷)
2023年11月に作った川柳 団栗
お題「枯葉」
木枯らしが枯葉踊らせタクト振る (★「ここせん」颯爽選・佳作②)
枯葉散り猫額庭広く見え
鈴懸の枯葉舞う道襟を立て
お題「菊」
菊香る墓石に映る鰯雲
菊花展香りに酔って杖をつき
お題「呼ぶ」
我が家ではなあおいちょっとが私の名
旧姓で呼ばれときめく同窓会
呼ばずともいつかお迎え来る覚悟
お題「陽気」
陽気パパ人前だけの空元気
小春日に猫と並んで船を漕ぐ
お題「準備」
みな値上げ仕入れに苦労するサンタ (★「ぼやき川柳」大西泰世選)
準備ヨシ出掛けて気付く忘れ物
先払いベルト緩めて食べ放題
折句「お・ち・ば」
おとうさんちゃんとしてよとバカにされ (★「ここせん」事務局選)
おっかない父の机にバラ一輪
折句「た・き・び」
太鼓持ち器用にこなす美辞麗句 (★「ここせん」颯爽選・人)
足るを知り競い好まずビリッケツ
2023年7月から、
気分一新、再スタートするつもりで、
投句名(ニックネーム)を
「たけじい」から、「団栗」に、変更している。
川柳の達人、青葉太郎さんに、「いい句ですね」・・・等と言っていただき、木にのぼってしまいそうです。
なんとか、毎月、脳トレのつもりで、続けていますが、やはり、選ばれると嬉しいものですね。
小春日に猫と並んで船を漕ぐ
いい句ですね。ほのぼのとします。
失礼しました。