草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

都立中高一貫校専門塾としたこと

2011年05月12日 11時43分13秒 | 
 ホーム・ページを一新中です。まだ制作途中です。シンプルにすること, 「草枕」の過去記事を読みやすくするために索引を作成することがねらいです。これから何ヶ月かかかると思いますが, 秋には完成形に近づければと思っています。HPには都立中高一貫校専門塾と入れました。「都立」としたのは, 「区立」九段を除く趣旨です。なぜ除くのか。別に対策において都立と差がそれほどあるわけではないのですが, 区立九段は区内と区外で分けて募集するためどうしても区内のできが悪い。そのために授業がうまくいっていないのではないかと推測しています。つまり「あまり薦められない
」から除いたまでのことです。「中高一貫校」「専門」としたのは, いろいろ意味があります。
 まず私立トップ校の受験まで指導することには種々限界があると思ったからです。都立一貫校合格のために全力をかけたいということです。体力そして指導準備にかかる時間との相談です。都立一貫校指導のためにのみ貴重な準備時間を使いたいとただそれだけです。それで私立難関志望のう子は大手に行ってくださいと考えただけです。
 竹の会は中学は指導しないのか。いや実際は少しだけですが, 中学生もいます。もともと私は高校入試指導が専門でした。そのための指導ノウハウも完成しています。高校入試の指導技術は最高水準にあると自負もしています。しかし, 今は中学を募集することはありません。今いる中学生は, 小学からいる子たちでとくに「勉強熱心」と認められた子たちのみです。
 都立一貫校を受検しようとするほどの子は, 小学生でも上昇志向の強い子たちです。勉強するという一点において強い意志を持っている子たちです。受検をしない小学生というのは極端に学習意欲が低く指導の対象たりえないということでもあります。もちろん一般的な話しです。受検はしないが上昇志向の強い子というのも少なからずいましたから。
 私立難関指導と違い都立一貫指導は, ほとんど未熟の脳からスタートして思考の脳に仕上げるという未知の指導分野です。私立難関指導のように理科や社会の暗記知識を子どもたちに押しつけて子どもたちの脳を痛めつけることもありません。純粋に思考脳を作り上げるということに指導を絞れるのです。いたずらに問題集を解かせるということもありません。都立一貫校は思考力さえ深めれば成功する確率がグンと高まります。
 都立一貫校でもトップクラスの小石川や両国, 武蔵に合格するには, 小4から準備することがいいことはわかっています。桜修館クラスだと小6からでも間に合うことがあります。その子の能力が高ければの話しですが。しかし, 小石川や両国はやはり早くから始めておかなければ無理と思います。小石川の合格者の中には私立の開成などの合格者もいます。このことは入学後の成績に影響するはずです。竹の会で指導を受けた子というのは仮に失敗した子でも公立中でかなりにいい成績をとる子が多いのは, 竹の会の指導が思考力をつけるための指導であったからです。ともかく受かっただけではだめで, 入学後も落ちこぼれることなく, いやトップクラスにいられるかということです。竹の会の標榜する都立一貫校指導というのはそういうことも視野に入れた指導です。とにかく受かりさえすればそれでいいというのではなくて合格後もトップグループに属するということを考えての指導です。
 開成などの難関進学校でももちろん落ちこぼれは出ます。都立中高一貫校でも当然落ちこぼれは出ます。折角合格し入学したのに学校の授業について行けずに, 落ちこぼれ勉強する意欲も消失しこれなら公立中から高校入試をめざしたほうがよかったという子もそれなりにいるはずです。いや落ちこぼれた子たちはみなそうでしょう。巷には塾に行かずに受かったと誇らしげに言う親もみかけますが, 入学後落ちこぼれないでいけたのか問題はこれからでしょう。少なくとも竹の会のような塾で訓練を受けてきた子たちが全くの訓練なしの子たちと同じとは考えていません。
 要するに, 都立一貫校専門塾としたのは, 経験上そういう子たちが想像を超えて勉強熱心だからです。
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