なつかしもん(移ってきました)

70年代から昨日まで人によっては懐かしいと思えるものを置いていきます。
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スクリーンサイズは問題だ

2009-06-30 16:26:00 | ⇔同じ映画なのに比較
このカテゴリの一番最初に取り上げた映画「銀河鉄道999」(2004.12.21 blog)
なのですが今度ブルーレイ版が発売するというので
嬉しく思ったのですが、喜びも束の間のがっかりの仕様でした。

DVD化の時にがっかりさせてくれたので、今度のブルーレイでは何とかしてくれるだろうと期待していたのに変わっていませんでした。

何がって? サイズですよスクリーンサイズ!

かつてLD全盛時にバンダイ EMOTION ノートリミングシアターで発売された
銀河鉄道999ギャラクシーボックス」劇場版2作完全収録、特報・予告入り
映像は35mmマスターネガからダイレクトにデジタル変換
音声もマスター6mmオープンリール・磁気テープからデジタル変換
というこの時のLDで出来るだけのことをした豪華版でした。

そして特典で付いているカラーガイドブックの製作データには
「両作品はスタンダードサイズ、モノラル音声で製作されています。なお、劇場公開時に一部上映館で誤ってビスタサイズで上映されたことがあったようですが、本ディスクの収録サイズがオリジナルの画面サイズとなります。~」
と書かれています。

しかし今現在普通に見られるのはDVDかTV放送。
どちらもビスタサイズ

恐ろしい事にこれをオリジナルサイズと認識している人が多いのです。
リアルタイムで観ていない人はそう思ってしまうでしょうね。
2chでも論争になっていたけれど若い人にはわからないでしょう。
ビスタサイズを前提に作られたなんて言っている人もいますが画面の構成としてありえない
ビスタサイズのあの窮屈な絵はおかしいでしょう?
観ている人に伝えなければならない情報までカットされていますから。

オリジナルサイズを上下カットして縮小する意味がわかりません。

映画をTV(横長)に合わせてどうする?

今後益々ビスタサイズになんの疑問も感じない人が増えていくのでしょうね。
東映は自らが発売しているのにどういう考えなのでしょうか?

1979年(昭和54)8月4日封切





(今回のビスタサイズはもちろんブルーレイからじゃないですよ)
Blu-Ray版発売は2009年9月9日→つまり999
発売を記念して劇場上映がありますが、もちろんブルーレイ版。nose3