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森下敬一博士著「ガンを食べ物で治す法」

2017-01-02 15:44:37 | 医療
ガンを食べ物で治す法
森下敬一著
海南書房


森下敬一著「ガンを食べ物で治す法」1978年11月 海南書房刊から引用開始
☆ ガンは「血液の汚れ」 ☆
 ガンの正体を一言でいうと、「血液の汚れ」である。
血液に中にガンビールスやその他のビールスが入り込んで汚してしまっている、それ自体がガンなのだ。
すなわち、本当のガンは、一般にガンと呼ばれているオデキを体のの中につくらせた「バックグランド」である、というふうに私は考えている。
 血液が汚れてきた時、その人の体の中の一番敏感なウィークポイントに、ガンというオデキができるということなのである。
本人も要求しないのに、ビールスが体の外からいきなり入ってきてガンができる、などということはあり得ない。
ガンというオデキができるのは、目的があってのことだ。
すなわち、血液が汚れてきたのを浄化する、という目的である。

☆ ガン腫は浄血装置なり ☆
 そうなると、ガンというオデキは一種の浄血作用をするものである、と解釈しなければならなくなる。
悪魔の創造物であるというのは、考え違いもいいとこで、本当は、ガンというオデキは、その人にとって、まさに救いの女神なのだ。
つまり、血液が汚れてしまって、このままではどうしようもないという時に、ガン腫ができて血液をきれいにする働きをしてくれるわけである。
 最近、フランスの学者が、ガンのオデキの中に「抗毒素」が生産され、血液の中に分泌されているということを発見した。
今までは悪魔の創造物だから、切り取るとか、放射線をかけて火傷をさせるとかして、やっつけなければならないと思っていたものが、最近の研究で、ガン細胞は抗毒素を分泌して毒素を中和するばかりか、血液の中に抗毒素を送りこんでいることがわかったわけだから、ヨーロッパのガン学会はあわて始めた。
 この問題を解決するためには、ガン腫は浄血装置である、という私の理論をもってこなければならない。
そうでなければ、ガンのオデキの中から抗毒素が分泌されているという事実を、説明することはできない。
浄血装置なら、そのような働きがあって当然だ。
血液の汚れは、毒素が血液の中に入りこむことであって、その毒素は腸の中でつくられる、ということについては前述したが、その結果できるガンとというオデキは浄血装置なのだ。
体というものはまったくうまくできている。
ガンができたということは、むしろ喜ぶべきことなのである。
そこのところをよく理解し、くれぐれも考え違いをしないように頭を切りかえなければならない。

☆ 敗血症はなぜ姿を消したか ☆
 昔は、敗血症という病気がたくさんあった。
血が腐る病気で、まず腸の中が腐って毒素や老廃物ができ、それが血液の中に入り、血液に中でビールスやバクテリアが繁殖する。
ビールスだけならばなかなか腐らないけど、ビールスがバクテリアに変わるので、血はどんどん腐っていく。
そのため敗血症になると、二、三日か遅くても四、五日くらいで死んでしまう。完全な命取りであった。
こういう病気が、三、四十年ぐらい前まで相当あったが、ここ二、三十年来、まったく姿を消してしまった。
 私は、敗血症がどうして無くなってしまったのか、不思議で不思議でしようがなかった。
それについて私なりに考えて思いついたことは、体がガンという浄血装置をつくることを覚えはじめたためだということである。
敗血症では二、三日で死んだ人たちが、ガンになって1年なり2年なり生き延びるようになった。
ガンという病気でガン・センターなどに入ると、半年ぐらいで死ぬが、なにもしなければ二,三年は生き延びるのである。

 有名な方たちが、ガンになってガン・センターに入る、すると皆六ヶ月ぐらいで死んでしまう。
私が不審に思うのは、入院する時はその人たちのガンの病状はそれぞれ違っていたはずであるのに、きまったように六ヶ月ぐらいで死んでしまうことだ。

ということは、人為的に殺しているということではないか。

大量の制ガン剤(抗癌剤)を与えたり、放射線をかけたりの治療法をやっているから、申し合わせたように半年ぐらいで死んでしまうのである。

それに対して、何んにもしなければ二、三年は生き延びられる。
それというのもガンというオデキが、浄血の役割をはたしてくれているからである。

敗血症だったら二、三日で死ぬべき人が、ガンというオデキをつくることによって、二、三年
生き延びられるのだから、ガンに対して感謝しなければバチがあたる、というものだ。

ガンになったということは、非常にお目出たいことだから、赤飯を炊いてお祝いしなければならない。
それも一回ぐらいでは申しわけない。365日やってもいいくらいのものである。

恐ろしいのは、ガンの腫瘍をやっつければそれで解決する、と安易に考えている愚かしさのほうだ。

引用終わり

 医学博士・森下敬一医師は既に亡くなられているが、東京都文京区本郷で「お茶の水クリニック」を開き、上記の理論に基づき、多くのガン患者さん(を始めとする難病に苦しんでいるかた)に「適切なる処方箋」を書き、指導していた。患者さんは、この「処方箋」に忠実に、食生活を中心とする生活習慣を改め、自分が努力して、自然治癒力を高め、きれいな血液をつくり、ガンを始めとする難病を根治していた。

 森下博士は「マクガバンレポート」(1977年)より11年も前、1966年の4月7日と1968年の3月21日に国会・衆議院科学技術振興対策特別委員会にて「癌は食事療法でなければ治らない」という趣旨の証言を行っている。
 ちなみに、マクガバンレポートでは発癌要因として、35%は肉食、30%は喫煙を挙げている。肉食というのはアメリカの占領政策の一環であり、とある免疫学者に言わせれば「肉は毒」なのである。肉に毒性の有るものが入っているのだが、毒物の満漢全席状態なので、肉=毒と言っても差し支えない。

 食事療法によって、食毒や薬毒を速やかに体外に排毒していくということが必要だが、抗がん剤、副腎皮質ホルモンや抗生物質などの薬剤は、体の細胞といったん結びついたらまず容易に離れられない。化学薬剤と細胞とが結びついた状態を改善していかなければならない。

 森下敬一医学博士主幹の自然医学によれば、ほとんどの慢性病の原因として、三大悪食つまり精白食品(白米、白パン、白砂糖)、動物タンパク食品(肉類、
卵、牛乳)、公害的化学物質(化学肥料、農薬、食品添加物、化学薬剤)によって引き起こされる、と指摘している。
 
 私個人は白米をかなり食べているが、発芽米を混ぜたり、すりゴマをかけたりして工夫して食べている。小麦粉は1960年代から農薬などによって汚染されていると言われており、小麦もあまり食べないようにしている。粉ものではそば(蕎麦)を食べるようにしている。そばといっても純粋なそばではなく、小麦が入っているので、あまり多食しないようにしている。
 肉や牛乳や卵は避けているが、加工食品には牛乳や卵が含まれている事が多いので、これもまたあまり食べないようにしている。
 牛乳は現在ストロンチウム90で汚染されており、チェルノブイリでも牛乳が主たる放射能摂取源となった。牛乳は牛の血液を乳で生成したものであり、一種の乳牛の乳をフィルターとした輸血行為である。牛乳こそが発癌要因であるとの指摘もある。

 出先では冬場はワンタッチ式の魔法瓶式ステンレスポットにお湯を持参して飲むようにしようと考えている。お湯でお腹を温めるということと、外出先でなるべく食べなくて済むようにするという配慮である。金銭的な節約にもなる。

 ではなぜ、現代医療によって癌患者が半年で「合法殺人」されているのかということだが、これは「資本の論理」だけでは説明が付かない。確かに癌患者一人あたり社会保険や自己負担含め1000万円を費やして殺している。かりに金銭収奪を行うのならば生かしておいた方が望ましい。やはり、この癌患者殺人体制というのも米軍による占領政策の一翼を担っており、厚生労働省と結びついて、高齢者の速やかな物理的排除というのを推進していると考えられる。

 食こそが命の源泉であり、何を食べるのかという判断を委ねられている自分が自身の運営主体であり、自らの健康に全責任を負っている。健康を維持できなければ、経済的に潰れてしまうし、現代医療は根治の方法を与えてくれない。




参考
がんは感謝すべき細胞です。
http://plaza.rakuten.co.jp/kennkoukamukamu/diary/200708200001/
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=259586

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1 コメント

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Unknown (自然医学)
2019-02-28 13:35:02
森下先生はご存命です
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