わんわんらっぱー

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機動戦士ガンダムが語ろうとした戦争。

2018-10-31 23:03:35 | アニメ
 1979年、機動戦士ガンダムはテレビ放送を迎えた。
作品は
「宇宙世紀0079
地球から最も遠い宇宙都市サイド3ジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。
この一ヶ月あまりの闘いでジオン公国と連邦は総人口の約半数を死に至らしめた。
人々は自らの行為に恐怖した」
のナレーションで始まる。「地球へのコロニー落とし」というカタストロフィ後の戦争が描かれている。
52話の予定が視聴率低迷を理由に43話に短縮されて放送打ち切りとなったが再放送で人気に火がついた。後に劇場版3部作が上映されて、ダンダムのモビルスーツプラモデルも爆発的な売れ行きを見せた。ガンプラの累積販売数は4億個と言われている。

◯ファーストガンダム成功の理由
 富野由悠季の「ザンボット3」は衝撃的な最終話で話題とはなったが、それまでの子供向けロボットアニメの範疇を越えていなかった。『宇宙戦艦ヤマト』から始まったアニメブームを念頭に「機動戦士ガンダム」は起案された。
 「機動戦士ガンダム」は従来のロボットアニメとは一線を画し、宇宙戦艦ヤマトでは疎かだったSF考証に関して専門の人員を配してリアリティにこだわった。
 地球と月の引力が拮抗するラグランジュポイントにあるコロニーへ多くの移民が居た時代、ジオン・ズム・ダイクンは宇宙移民の独立を提唱した。ダイクンを暗殺したザビ家はザビ公国を名乗り、地球連邦政府に対して独立戦争をしかけるという、現実の戦争において有り得そうな軍事戦略展開をした。
 宇宙戦艦ヤマトシリーズに参加していた安彦良和はガンダムにアニメーションディレクターとして参加している。安彦良和によれば内容にも口出し出来るポジションを確保したかったため、ということのようだ。しかし、宇宙戦艦ヤマトの経験から、当初から続編には参加しない意向だったとされる。安彦は続編の機動戦士Zガンダムときには富野側からシャットアウトされた、とも発言している。
大河原邦男が実際の産業機械としての実用性が有りそうなロボットメカデザインを行った。
脚本は練りに練って4人体制で始まった脚本家は星山博之以外は富野総監督によって外されている。
星野によるとチェーホフの舞台劇に影響を受けたと思われる、決め台詞が突然決まって、その台詞に落とし込むような脚本展開が要求されたとされる。

以下箇条書き
・敵役シャア・アズナブルの行動に必然性がある、ように見える設定が行われている。
・それまでにアニメ界が培った様々な映像技術が注ぎ込まれている。富野が高畑作品のハイジや三千里に絵コンテで参加。
・ファミコンなどのゲーム機がなかった。
・イデオロギー戦争に対する恐怖感が現在よりも濃厚だった。
・そもそも、競合するアニメ作品が少なかった。
・安彦キャラクターの魅力ある人物を多数配置した。
・大河原邦男デザインのモビルスーツの持つ魅力。
・製作者サイドの自発的な意見が尊重された。
(それでも、安彦によれば、スポンサーサイドから、CMの前後で戦闘シーンが入るように要求され、富野は忠実にそれを守ったとされる。)
・石ノ森章太郎原作の宇宙SF作品の意匠を取り込んでも居る。
・先んじて「海のトリトン」の美少年キャラや「ライディーン」などの美形キャラに対してファン層が形成されていた。
・脚本を練り込んで、ヒューマンドラマを数多く盛り込んだ。
・SF考証を行いリアリティにこだわった。
・登場型ロボットが自律型ロボットよりも自動車の運転に似ており、親しみを感じた。
・補給や修理を徹底的に描いた。(マチルダさん達)
・視聴率テコ入れのために新型のモビルスーツが作品に続々と投入された。


◯機動戦士ガンダム THE ORIGIN
 安彦良和の手によるマンガ機動戦士ガンダム THE ORIGINが23巻で完結している。ファーストガンダム本編以外に、ザビ家によるジオン・ズム・ダイクン暗殺からルウム戦役までの本編直前までが描かれている。ルウム戦役で5隻の戦艦を沈めたシャア・アズナブルの活躍を見ることが出来る。この部分は、劇場版アニメとして、機動戦士ガンダム THE ORIGIN 1話-6話で製作されている。
ファーストガンダムに相当する部分も製作予定であり、2019年に上映されると言われている。(要検証)

 安彦は自分で作品をコントロールしたかったと繰り返し述べている。特に、作中に登場するエスパー的超人である「ニュータイプ」の概念が独り歩きして、選民思想と結びつくことを警戒した。同名の「ニュータイプ」というアニメ雑誌が創刊されており、その懸念が荒唐無稽とは言えないほど、社会現象となっていったのである。
 THE ORIGINでは主人公アムロ・レイを当初は「感の良いエスパー扱い」から入り、科学者による科学観察や研究対象として扱い、万能的な人物ではない、という演出を打ち出している。
 また、宇宙移民の独立を提唱したジオン・ズム・ダイクンに対する極端な神格化も避けるように描いている。作中では演説中に毒殺されてあっけなく死んでしまう。

 また、主人公たちが乗り込む「ホワイトベース」は、当初は偽装輸送艦として登場し、戦闘艦なのか不明なまま運用されて、強襲揚陸艦として使われると噂されて、最終的にジャブローで改装されてペガサス級宇宙戦艦となる。
 このような「ホワイトベース」に対する軍艦運用の描かれかたはファーストとの違いとして挙げられる。 


◯安彦良和とマルクス
 安彦良和はマルクス経済学を徹底的に読み込んだ経緯で、ベトナム反戦運動にも取り組んだ経緯がある。現在では
「マルクス主義は間違いだが、マルクス経済学は今でも通用すると」
言及している。

 マルクス主義の負の側面は存在するのは確かである。独裁政治による粛清や、統制経済による生産停滞が起きた。
だが、ソビエト連邦に限って言えば発足から、他国により営々と戦いを強いられた国家であり、経済の疲弊は避け難かった。
マルクス主義は米帝国主義よって敗北に追い込まれたのである。

ソ連はナチスとの戦いだけでも2000万人の死者を出した。
戦後は米国との核兵器競争が始まる。
1950年から始まった朝鮮戦争で、搭乗員こそロシア人では無かったが、米国とジェット戦闘機で交戦している。
ベトナム戦争ではベトナムはソ連や中国からの援助を得て対米戦争を勝ち抜いている。
ソ連は1973年まで戦争の当事者で有り続けたと言える。
1979年からはアフガニスタン紛争へ介入し1989年に撤兵で幕を閉じるが、これがソ連邦崩壊の決定打となった。
皮肉な事に、帝政ロシアが戦争を繰り返し、人民の疲弊が極限に達し、革命を産んだ。
ソ連革命政権は米国の帝国主義に対抗するために戦乱に明け暮れて、最終的に崩壊した。

 西側を自由主義陣営だとか、民主主義陣営と呼んでいるが、実情は米帝国主義陣営であった。
ナオミ・クラインのショック・ドクトリンなど、米帝国主義批判が行われてはいるが、日本ではそれほど米国の国際政治政策が危険視や問題視されているとは言い難い。
 そもそも、大戦後も各地で戦争が起きており、「冷戦」という表現が現実に即していない。
日本では第二次大戦後は平和な時代が続いたとみなされるが、日本本土が戦争になっていないだけで、朝鮮戦争特需やベトナム戦争特需で社会資本を蓄積することができた。
日本は米国保護領、そして、資本主義陣営のショーウィンドウ国家として一定の繁栄が許された。
一言で言えば、米帝が「ソ連の存在を許さずに抗争し続け結果的に崩壊した。一方で日本は米帝保護領としたので繁栄した」のである。
戦争時に培った製造技術の民間転用と、戦争需要で「下駄を履いて」経済成長したのである。

 安彦はベトナム反戦運動で大学に二週間も立て籠もり除籍になった人物であるから、人一倍民族主義・アジア主義的な価値観に基づく抗米戦争に敏感だった。であったがゆえに、虚構の世界における戦争描写でも手を抜かないで、現実味をもたせることに執着したのである。

 戦争描写における高い再現性は「装甲騎兵ボトムズ」などで活躍する高橋良輔にも見て取れる。高橋はアニメ「ヤングブラック・ジャック」でベトナム戦争やあさま山荘事件の脚本を担当している。

 日本のアニメーションは日本国内が経済的基盤を得て、人民の生活にある程度の余裕があったから、それなりの市場規模を確保しえた。アニメ技術の成熟は製作者達の賜物であることは言うまでもないが、多数多様な作品がオタク層を育み、そのオタク層がアニメーション界を支えてきた。アニメ文化の爛熟は東側と西側両陣営が激突する間隙を縫って、偶発的な「歴史のあや」によって発生したとも言える。
 戦争当事国や支援国は必要な生産を維持するだけで労働者は時間を奪われて、趣味的な活動を行う時間を持てないのである。
日本も2000年の清和会政治となってからは、米国への金融支援や軍事支援によって国力を吸われており、生活水準が低下しつつある。今後、日本アニメ界が生き残ろうとするのなら、日本以外の市場を獲得せざるを得ない。
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10月30日(火)のつぶやき

2018-10-31 03:25:47 | つぶやき
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ベトナム北爆への道

2018-10-30 21:17:54 | 戦争
 ガンダムの生みの親の一人として語られる安彦良和氏だが、アニメ界で活躍したあと、漫画家へ転じ、『虹色のトロツキー』などの歴史物マンガを手がけた。時系列ではファーストガンダム以前のガンダムオリジンのマンガを執筆後、ガンダムオリジンの総監督としてアニメ界に復帰した。
Youtubeに、たしかジュンク堂だかで、開催した「私に影響を与えた本」とかいうようなお題で安彦良和氏の講演があった。
(該当する映像は検索してもでてこない)
そこで、ベトナム反戦運動に参加して弘前大学を除籍になったと、驚くべきことをを述べるのである。
運動に参加した仲間の中には連合赤軍に参加したものも居るという。私の聞き違いかと思って調べたら、植垣康博氏のことだと推測される。
参考「“僕が育った町”で元“連合赤軍兵士”が営むスナック『バロン』」https://air.ap.teacup.com/taroimo/1275.html

安彦氏は運動に挫折して、精神科医の前で「このままではベトナム戦争が止められない」とおいおいと泣いたとも述べた。

関連する動画があるので紹介する。
「機動戦士ガンダム」生みの親の1人 安彦良和氏語る 宇宙移民、大日本帝国とナチズムの共通点


Wikiでは“私のなかの歴史 オホーツクから「ガンダム」へ 7”. 北海道新聞夕刊. (2012年3月12日)にベトナム反戦運動についての記述があるとして参考文献にあげている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%BD%A6%E8%89%AF%E5%92%8C#cite_note-12
恐らくそれまで殆ど語られていない、安彦氏の生い立ちである。
日本の世相への危機感から、自身の思想的背景を語る必要を感じたのだろう。

 私のベトナム戦争に関する知識は「映像の世紀」などのドキュメンタリーによって与えられた程度のものである。
ベトナム反戦運動が日本に与えた影響は大きい。大きな影響を受けたはずだが、今現在では、あまり語られることもない。

端的に「ベトナムに投下された爆弾の量は、日本本土空襲の10倍に達する」
という一文だけでもベトナム戦争の凄まじさが分かりようものだ。


【映画 2015 】ベトナム解放=勝利に導いた2万キロの戦略路

ホーチミン・ルートの建設と維持に関する事が解説されている。
このホーチミン・ルートを破壊するために、米軍は170万トンの爆弾を投下したとされる。
ホーチミン・ルートの大半はラオスを通る。ラオスもベトナム戦争に巻き込まれ壊滅的な状態となった。

いわゆる北爆を指揮したのは、あの「鬼畜ルメイ」である。
1965年カーチス・ルメイ空軍参謀総長は、「ベトナムを石器時代に戻す」と息巻いた。

ルメイのそれまでの経緯
大佐としてB17によるドイツ空爆を指揮している。
ドイツによる防空能力は高く、最大損耗率は3割と言われた過酷な任務だった。

◯日本への無差別絨毯爆撃
ルメイは無差別爆撃を実施したB-29部隊の司令であり、戦術転換を最終的に決断したのも彼ではある。
焼夷弾の使用や効果的な攻撃、更には壊滅的打撃を与えることで対日戦において決定的な役割を果たすことを強く要求したのは米陸軍航空軍の上層部である。

偏西風の影響を避けるため、高高度爆撃ではなく、低空爆撃(1800m以下)を主とした。
迎撃をかわすため夜間攻撃に限定した。
日本の木造家屋を効率良く破壊するため延焼しやすい専用焼夷弾を開発。
搭載燃料は最小限、防御用の銃座は外す・機体への搭載は焼夷弾のみ、かつ最大積載とした。

東京大空襲では東京一帯が焦土と化し死者10万人以上・負傷者11万人と言われている。
投入したB29、325機中撃墜12機、被弾42機という損害を被ることになった。
その後6日間、日本の各都市に焼夷弾が落とされ焼き尽くされた。だが7日目に南太平洋全域に備蓄していた爆弾を全て使い果たし、ルメイは爆撃停止命令を出した。
再び焼夷弾を調達し、今度は大都市のみならず市町村単位での爆撃優先度リストを作成し、徹底的に空爆を行った。

◯キューバ危機
キューバ危機ではルメイは核を積んだ爆撃機をキューバ領空ギリギリで待機させていた。
JFK大統領とマクナマラは全面核戦争を回避するために必死の説得を続けていた。
ルメイは強気だったが、実際の所キューバには160発を超える核弾頭が配備されており、フィデロ・カストロ議長とソ連のフルシチョフは米軍機が領空侵犯した瞬間にニューヨークとワシントンに核を打つ算段だった。


◯ベトナム戦争
1965年、ベトナムのブレイク(地名)にあるアメリカ軍基地が南ベトナム解放戦線により壊滅、将校が多数殺害されるという事態が発生した。 激怒したジョンソン大統領は、航空機による北ベトナム中枢への報復爆撃、いわゆる「フレイミング・ダート作戦」を即日命令した。
空軍参謀長として北爆を推進していたルメイにとっては
「北ベトナム問題に関する私の解決策とは、彼らに率直にこう言ってやることです。刃向かうな、攻撃をやめろ、さもなくばわれわれはお前たちを爆撃して石器時代に戻してしまうぞ、と。われわれは彼らを陸軍の力ではなく空軍力・海軍力で石器時代に叩き込むでしょう。」
と、述べてB52部隊の再編を開始した。
そして宣言通り、瞬く間に北ベトナム全土がB52の爆撃と空襲にさらされた。
ところが当の本人は1965年に自ら除隊している。


1972年冬ニクソンがデタントで時間を稼いでる間、北ベトナムを譲歩させるべく、北の都市港湾施設を大規模に絨毯爆撃を行う「ラインバッカーⅡ」が発動された。
泰、グアムから出撃した百機ちかいB-52ストラトフォートレスはハノイ、ハイフォンを夜間爆撃、延べ12日間に渉る猛爆を行った。
これに対し北ベトナムはソビエト軍事顧問の指導のもと毎夜200発近くのSAMミサイルによって迎え撃った。
作戦当初「ミルク運び」と形容された戦略爆撃は北ベトナムの対空砲火によってダメージを受け始める。
米軍発表で12機、北ベトナム発表で34機の「空の要塞」が撃墜されたとされる。
北ベトナムの戦法はチャフ回廊の中を編隊飛行してくる米軍の戦法を見破り、レーダー誘導によらず側的された高度で爆発する近接信管を用いたSAMを打ち上げる、というものであった。
この作戦は「クリスマス爆撃」として国際的な大非難を浴び、翌年1973年に終結した。
パリ和平条約は作戦前の原案とほぼ変わらないものであった。
「空のディエンビエンフー」と呼ばれている。

ハノイ上空ディエン・ビエン・フー作戦
http://urx3.nu/N4ss
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持続しない社会

2018-10-30 09:02:51 | 政治
◯母国語が不自由な総理大臣と副総理
 アベとアソーは小学生レベルの漢字が読めない。読めなければ勉強すれば良いだけであるが、それすらやらない。官僚に答弁書にフリガナをふらせているのだが、あまりに簡単な漢字には「フリガナをふっていない」ので、その簡単な漢字を読み間違える。「背後」が「せいご」になってしまうのである。
 昔の総理は休みの日には、他の人からアドバイスを受けたり、勉強したりしていた。ところが、アベは休みとなるとゴルフか豪華な食事である。
 実際、それが本人にとって心地よいのだろうし、自分の地位や権力を誇示したいという思惑もあるだろう。時間があるのに簡単な漢字を読む勉強をしない。薄い本を読むだけの話である。何か自分が制約されるようで嫌なのだろう。
 アベもアソーも社会人としては失格であった。知的障害である可能性もある。実業界から追い出されて、政治の世界に追いやられた。天皇家の親戚筋であるという疑似封建体制下の利点を活かして権力闘争を有利に進めてきた。
 天皇の威光や産業界の権益を背後に持っていることによって、人々を睥睨し、付き従わせるのである。

◯隷属し続ける人民
 問題なのは、このままでは日本社会の持続可能性が失われてしまうということである。破滅級の量的緩和によって円の貨幣価値が急減して、輸入が激減し、必要なエネルギーが手当できくなる危機が起きかねない。常人ではやらないことをアベ・黒田はやっている。
 一方で不要な国家プロジェクトをあれこれ推し進めている。円価値暴落の後には不要なインフラが残されて、それらの維持管理どころか、撤去費用すら出せないで、朽ち果てたままになるだろう。
 分業化が止めどもなく行き過ぎており、人民は貨幣に過剰に頼った生活スタイルに留め置かれている。カネが尽きたら、命も尽きてしまう。カネへの妄執が社会を動かしている。カネを動かすことを主題にして、取引される財物の必要度を推し量ることが出来ない。不要な財やサービスに溢れ、過剰な貸付や保険制度によって、カネを通じた隷属を強いられる。

 提供される財やサービスが本当に必要なのかよく考えるべきなのである。かなりの物やサービスは買わないで問題ないし、DIYで凌げるのなら、そうするべきである。そういった過程で知識や技術が身につくのであり、社会に対する的確な認識も育むことが出来る。カネに依存することは自分の能力を低下させるのである。

 大体、高層建築物をどんどん作っているが、あの建築作業や維持作業やメンテナンス作業に人民が強制徴用されるといった体制だったら、賛成するだろうか?自分以外の人が命を削り、場合によって落命者を発生させねがら、不要な高層建築物を作っている。カネを通じて分業し、自分が苦役を担わないから、他人事なのである。作れば作ったで、景観を汚し、ビル風で台風や強風被害を大きくする。直下型地震があれば倒壊もするだろう。大電力を消費して、日本の輸入依存度を高めることにもなっている。

 ところが、どんどん高層建築物が林立する。あろうことか、行政側が高層建築物を次々と作る。そのカネは税金であり、徴税を通じて、人民が負担している。当然歳入不足分は公債で賄っており、日銀が禁じ手を使って、引き受けているのだが、公債は徴税権を担保に発行されており、人民が負担する債務であり、「人民債」と呼称すべきである。
 膨大な公債は償還できず遠からず暴落する。その結果、日銀が債務超過になれば、一般会計予算から補填する。その一般会計予算を公債で支えているのだが、その公債を日銀が引き受けている。
 最終的に国民や法人が保有している資産を接収して精算するしかなくなる。だが、日本国憲法が定める財産権により不可能である。
 不可能を可能にするには改憲して、過去の判例との連続性を無視できるようにし、更に緊急事態権を制定して施行し実施し、国民財産を接収する、という結末が待っている。
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10月29日(月)のつぶやき その2

2018-10-30 03:22:50 | つぶやき
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