わんわんらっぱー

DIYやオーディオから社会問題までいろいろ書きます。

PS5はPS4のゲームの内、99%が互換。

2020-09-27 09:05:40 | ゲーム
 PS5とPS4に対する上位互換に関して、様々な情報が飛び交うが、ソニーの担当者が「99%の互換」を明言している。
 また、PS Plusコレクションが発表となっており、ネットワーク対戦サービスのPS Plusに加入するとPS4の15タイトルが無料で遊べる。
 PS4のソフトによってはPS5上ではフレームレートが増加する場合もある。
PS4のディスクソフトを購入するとPS5へのアップグレードが実施されるタイトルもあるようだ。

 GPU性能は10TBフロップスもある。各種高画質化技術も実装されている。HDMI2.1に対応しており、8K 60p出力も可能とか。

 個人的には半年か1年ぐらいして、特に予約もなくPS5本体が買えるようになったら買おうかなぁと思っている。
 まぁ、プレイする時間がなさそうだがw


「PlayStation 5」PS4互換対応タイトルはディスク版でもデジタル版でも“そのまま”遊べる
https://www.gamebusiness.jp/article/2020/09/24/17656.html
『「PS5の互換動作に対応したPS4のゲームであれば、ディスク版でもデジタル版でもPS5でそのままプレイ可能」、わかりやすく言えばPS4のタイトルをPS5にインストール(デジタル版)ないしディスク挿入(ディスク版)すれば対応している限りそのまま遊べるというものです。』

PS Plus コレクションが発表。『ブラッドボーン』『Detroit』『MH:W』『ペルソナ5』などがPS5で遊べる【PS5ショウケース】
https://www.famitsu.com/news/202009/17205927.html
『PS Plusの月額は850円ですが、3か月なら2150円、12か月で契約すると5143円と、長期契約でかなりの割引が適用されます。1年契約だとほぼ半額になるのでお得になります。』

PS5、互換動作に対応したPS4用タイトルはディスク版・デジタル版ともにそのままプレイ可能!
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1278583.html


PS5のPS4互換性についての情報をあらためて振り返る。PS4のゲームはディスク・ダウンロード版を問わず対応、テストした数千本のうち99%が動作
https://news.denfaminicogamer.jp/news/200923m
『SIEの社長兼CEOのジム・ライアン氏はワシントンポストのインタビューにて、PS5のPS4との互換が保証されたゲームは数千本テストしたうちの99%、ほぼ全てが対応していると語っている。』

Heart of Iron IVにみる戦争国家体制における人民とは

2018-06-05 21:59:47 | ゲーム
 私はネットでは「平和が大事」とか書いてるが、実のところ戦争ゲームが大好きである。都市育成ゲームのSimCityも好んでプレイしていたが、最後は災害を人為的に乱発して、破壊してい終わりにするのである。

 ムスカ大佐の「見ろ!人がゴミのようだ~」というのは、戦争ゲーム好きとしては、かなり実感のある台詞である。

 最近SimCityってあんまり聞かないよね?とおもったら、CimCity4でネットワークプレイ対応版をリリースしたときに問題がいろいろあって、あまり受けなかったようだ。
 結局、フィンランドのゲームメーカーがSimCityとA列車で行こうを足したような「Cities: Skylines」が発売して、すっかりお株を奪ってしまったようだ。
【PS4】シティーズ:スカイライン PlayStation 4 Edition
クリエーター情報なし



 Age of Empires(Rise of Roma拡張パック)は結構遊んだが、2017年に4K対応版として、Age of Empires Definitive Editionが発売されている。
グラフィックが超美麗になっただけでなく、音楽もフルオーケストラで収録されている。

Age of Empires Definitive Edition (Original Soundtrack)
Microsoft Studios Music


 で、常々、政治体制からして操作して世界征服できるゲームってないの?と、自分なりに頭の中にプロットしたりして妄想して楽しんでいたのだが、Youtubeを見ていると、

Heart of Iron IV
Hearts of Iron IV: Colonel Edition (PC DVD) (輸入版)
Ikaron


というゲームがあることに気がついた。
1936年頃の世界情勢で始まるのだが、いろんな国を選択できる。それこそ、ヒットラーやヨシフおじさんやヒロヒトラーで世界征服ができるのである。
個別の戦局には立ち入れない。パソコン・ゲームは長足の進歩を遂げており個別の戦局に戦術的に介入できるゲームもある。
Heart of Iron IVは内政を執り行い、民需軍需を育成し、技術開発し、師団を編成して国境に展開し「難癖付けて開戦」する。

このHeart of Iron IVは同好者が作ったModがあり、2001年や2016年の世界情勢でのプレイもできる。日本列島の都道府県で覇権を争うModもある。

 2016年版では日本を選択すると元首に相当するのはアベである。ばっちり顔写真入である。戦争をするには軍の育成もさることながら、憲法9条を廃棄しなくてはならない。
 内政も込み入った選択はできず、簡単な設定と、一定的に起きる政治的イベントに選択肢が与えられる程度である。それでも、戦時体制へ移行するのは結構簡単である。

 おいおい戦争ゲームなんだから当たり前だろ?と思うが、現実でも似たり寄ったりではなかろうか?国家が「戦争するぞ」と確信犯的に総動員で稼働したら、人民が逆らうのは極めて難しい。

 ゲーム中でのことではあるが、戦端を開けば、日本には核を打ち込まれるし、それでもゲームはどんどん進んでいくのである。
 冷静に考えると、いや、冷静に考えなくても、個人レベルで戦争体制へ移行しても、利益はまったくない。
 財閥級の巨大集合体にとっては、総体として戦争利益はあるだろうが、個人はひたすらに損するだけである。
 だが、確定している国境をいじろうとしたり、世界の覇権を握ろうとしたりすれば、容易に核が飛びかう世界に変貌するのである。
 
 Heart of Iron IVはノルウェーのゲームハウスが製作した。ノルウェーはナチスの猛攻に62日間も耐え、亡命政府を作って大戦中も抵抗を続けた国である。Heart of Iron IVはノルウェーだからこそ製作できた、という呼び声高いゲームなのである。

【ゲーム】宇宙戦艦物語RPG

2017-01-18 09:08:09 | ゲーム
宇宙戦艦キャプチュア (サンリオSF文庫―バトルフィールド・アース)
サンリオ



スマホゲームで「宇宙戦艦物語」というのがある。AndroidとiOS版がリリースされている。
作者ツィッター発表では「Andorid版とiOS版の利用比率は9:1です。」とのこと。

バージョンは0.34なのだが、現時点でかなり遊べる。
RPGと謳っているので、基本的にレベル上げが必要のゲームである。
面クリアーすると、広告がドカっと出てくる。

様々な艦艇が様々な武器を打ち放し、着弾して敵艦艇を葬り去っていく。それらの有り様が美しい動画を創り出す。
ぼーっと見ているだけで引き込まれる。

サポートAIプロメテウスを強化する為のチップ、というのがある。各惑星で戦闘を行い、ラスボスを倒すとチップを見つける事がある。
公式Wikiでは「ボスを倒すことで入手することが出来るボスドロップである。」と記述されている。
各艦船や兵器のレベル上げも必要だが、このチップのレベル上げも必須である。

・地球レベルを一定レベル上げることで各ステージごとに難易度選択が開放される。
・一般兵→熟練兵→強化兵→親衛隊→覚醒者の順でクリアしていくごとに難易度が開放される。
難易度が高い方でクリアした方がチップを見つける確率が高いようだ。

基本的に公式WikiのQ&Aに書いてある通りだが、一応戦術シミュレーションゲームとしても楽しめる。
旗艦や僚艦・搭載艦の設定、武器の設定、各部隊の配置などである。

宇宙艦隊戦ものが好きな人には向いている。
稼働させる端末の処理能力が問われる。掲示板には低性能端末だと、回避判定が甘く被弾し易いという書き込みもある。

基本的に無料なので、さくっと遊んでみて、つまらなかったら消せば良いだろう。
かなり時間を取られるタイプのゲームなので、嵌まると実生活に問題がでるかもしれない。
うまい具合にHuawai mate 9を入手したので、適当に遊んでいる。
自軍が育っていくと、ワクワクするものだ。

 最終的には「銀河移民船」を開発するという目的に到達するわけだが、たまに現れる帝国軍移民船団のボスを倒して、設計図を集めなければならない。
「設計図を100枚入手すると開発コストが下がり始め200枚で最低値になる」そうだ。
ところが、このエリアボスが装甲7777もあり撃破困難である。

 ブログでは「戦争反対」とか「平和が第一」とか書いているが、戦争ゲームで「敵戦力を殲滅せよ!」とかいって喜んでいるのだから、偽善者とは私に与えられた固有名詞ではないかと考えている。


宇宙戦艦物語RPGの公式攻略wiki
http://seesaawiki.jp/spacebattleshipstory/
非公式Wiki
http://wikiwiki.jp/sbss/?FrontPage

シムシティが暗示する放射能の海

2017-01-04 09:39:38 | ゲーム
シムシティ:コンプリートエディション [オンラインコード]
エレクトロニック・アーツ


 ウィル・ライト作の「シムシティ」というゲームが登場した。私が熱心にやりこんだのは続編の「シムシティ2000」の方である。ウィルライトが3年に渡り都市計画論などを研究し、その成果をゲームシステムに盛り込んだのがシムシティ2000である。
 秋葉原に行って英語版の分厚い「シムシティ2000」の解説書まで買い込んでプレイした。
 一通り開発すると、人口が飽和し、予算も頭打ちになる。現状維持が精一杯になり、どうやったら更なる成長が見込めるのかよく分からない。最後は災害コマンドを乱発して破壊の限りを尽くして終わりにするのが通例だった。
 発電には石炭発電所、水力発電所、石油発電所、天然ガス発電所、原子力発電所、風力発電所、ソーラー発電所、マイクロ波発電所、核融合発電所などがあった。どれも一長一短であったが、事故リスクを勘案しなければ、原子力発電が有利な設定だった。また、事故が起きてもゲームオーバーにはならず、一部のエリアが放射能マークとなって使えなくなるだけで、ゲーム自体は続行された。
 原発と隣接している都市なんか住みたくない。プレイヤーとしては原発は避けたい。私自身は90年代から反原発だったが、C/Pが良いのでシムシティ2000では原発を使ったことも有る。
 このまま営々とゲームを続けたどうなるのか興味が有るわけだが、当時はパソコン自体が高いので、ゲームの行方を見るだけのために起動し続けるのも憚られた。

 スーパーファミコンの『シムシティー』を1万4000年も続け、その軌跡をサイト上に掲載している人がいる。
結果は複数の原子力発電所がメルトダウン(放射能漏れ)を起こし、どこにも人が住めない状態になってしまったようだ。
プレイヤーは「放射能は76年経った今もしっかり残っている。私の頭の中では30年~50年程度で消えてしまうはずだったのだが、どうやら間違いだったようだ」と述べている。
 シムシティのゲーム上、原発事故で失われるエリアは少しだが、長い年月に多数の原発が事故を起こすと、ほぼすべてが「放射能の海」となってしまった。
現実の原発は1基で有機生命体のメカニズムを破壊しうるだけの核分裂物質を内蔵しているので、まったくの放置状態になれば、文字通り世界の終わりである。
それではさすがにゲームバランスが悪いと判断したのか、ウィル・ライトは原発事故を限定的な被害に留めた。
しかし、放射能を永続的消えない設定にしたことにより、原発により都市が滅亡するという未来を我々に指し示した。

参考
シムシティー1万年への道
http://simcity.s14.xrea.com/10000/index.html

宗教戦争シミュレーター「ポピュラス」

2017-01-03 08:52:10 | ゲーム
ポピュラス ザ ビギニング
エレクトロニック・アーツ・ビクター


 かつて、天才ゲームデザイナーとの誉れ高きピーター・モリニューが開発した「ポピュラス」(1989年ブルフロッグ)というゲームが流行した。
私はPC-98で遊んでいたが、翌年にはスーパーファミコンへ移植され、その後も様々な機種に移植された。
populousとは「人口密度の高い、人口の多い」という意味だそうだ。
 ウィル・ライト制作の「シム・シティ」が市長の視点なら、「ポピュラス」は神の視点で遊ぶゲームである。
「ポピュラス」一人一人を直接操作するのではなく、土地の造成を行い、人々を間接的に誘導する。自らを崇める種族を繁栄させながら、敵対する種族を滅ぼすという目的を持った、リアルタイムシミュレーションゲームである。自らは神として、敵対種族(宗教勢力)に災害を起こして妨害する。敵対種族の徹底的な殲滅が勝利条件であり、自身は神として終盤では総人民に対して宗教総動員コマンドを発令し、ハルマゲドン的終局を目指すというゲームであった。
 当時、私はポピュラスを単なる戦争ゲームとして遊んでいた。戦争における宗教動員という視点に今ひとつ感応できなかった。後にAge of Empireシリーズが出現し、こちらは明確に文明レベルの向上や軍事ユニット開発・製造を指示するスタイルであったが、「文明の象徴」建立が勝利条件の一つとなっており、基礎には民族ごとの宗教的動員があることを伺わせるゲームシステムだった。
 現実において全ての戦争は宗教によって発生する、もしくは宗教動員が必要とされると規定される。仮にピーター・モリニューが現実の戦争に対する警句として、このゲームを製作したのであるならば、けだし慧眼であったと言わざるをえない。




参考
ポピュラスシリーズ第1弾
http://www.geocities.jp/gurafsander/gamedera.retrogamehonbo.Populous.html

ポピュラスDS(特典無し)
エレクトロニック・アーツ