わんわんらっぱー

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アウターライズは震央が遠いため揺れが小さいが、津波の規模が大きく被害が大きくなる。六ケ所村再処理工場が制御不能となる可能性がある。我々は残された少ない日々を生きている可能性があるのだ。

2017-04-30 19:07:48 | 地震災害
 アウターライズ地震とは、陸側のプレート(岩板)の下に海洋プレートが潜り込んでいる海溝の外側(アウター)で起きる地震のこと。その場所では、動いて来る海洋プレートが海溝下の陸側プレートとの境界面でブレーキがかけられ、盛り上がった地形をしているために「アウターライズ」(海溝外縁隆起帯)と呼ばれている。
 
 アウターライズは震央が遠いため揺れが小さく、検知も遅れる。油断していて大津波で甚大な被害を出すという歴史を歩んできた。
 アウターライズ地震は本震よりも津波の規模が大きくなる可能性がある。
仮に、日本海溝の東側(外側)でM9クラスの地震が再来した場合、津波が東日本大震災の二倍規模になる可能性があると言われている。過去のケースから見れば巨大地震の影響は数十年は続くと見られ、今後もM7~M8クラスの地震を時々起こしながら、最大の津波を引き起こすアウターライズ地震が発生すると予測されている。

 近年のアウターライズ地震としては昭和三陸地震が挙げられる。1933年(昭和8年)3月3日午前2時30分発生。推定規模M8.1。発震後30分で大津波第一波が到来した。死者・行方不明者3064人(岩手県内2713人)となった。アウターライズ地震は揺れが小さい割には大きな津波被害を引き起こす。
作家の宮沢賢治は「地震は野原の方には被害なく海岸は津波のため実に悲惨なことになってゐる」と書き残している。

 2013年10月26日午前2時10分ごろに起きた福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震は、一昨年の東日本大震災以来この海域で心配されていた「アウターライズ地震」であるとされる。日本海溝の東側で起きたこのタイプの地震は、震源が陸から離れているため震度は比較的小さいが、過去にも大津波を引き起こしている。

 現在想定されている福島・岩沼沖のアウターライズ地震は、2000年近く動いていない空白域の地震帯で発生する。マグニチュード9以上の揺れと巨大津波が発生する。飯沼勇義氏によると、前回起きたのは、西暦95年(景行25)の『東北太平洋沿岸津波』のときで、仙台平野は大崎の辺りまで、壮大な運河のようになったそうだ。
 飯沼勇義氏は100m級の津波に言及している。さすがのそのような大規模な津波が発生するとは信じがたいが、岩手県宮古市で311津波の「遡上高(そじょうこう)」は39.7mに達しており、1896年明治三陸地震の際に観測された38.2mを上回り国内観測史上最大規模であった。この2倍の規模津波となれば、80mである。
 地層研究で、高知県でも2000年前頃に大津波の襲来が遭ったと考えられており、2000年の沈黙を破って東北沖の日本海溝東側エリアに起因する100m級の津波を発生を荒唐無稽と退け難いと言える。
 仮にそのような津波が発生すれば、東北に点在する核施設、特に六ケ所村の六ケ所村核燃料サイクル関連施設が制御不能となり、人類滅亡級の被害が発生しかねない。ひょっとすると、我々は残された少ない日々を生きている可能性があるのだ。




仙台平野の歴史津波 巨大津波が仙台平野を襲う!
飯沼勇義
本田印刷株式会社 出版部



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4月29日(土)のつぶやき

2017-04-30 02:25:24 | つぶやき

アベ政権は「危機管理」というよりもわざわざ危機を作り出して扇動し、扇動しておいて、自分たちは海外へ逃走しつつ、最大の危険物体である原発を逐次稼働させている。

2017-04-29 18:37:42 | 戦争
 北朝鮮は4月29日の午前5時30分頃、平安南道北倉一帯から北東方向に中距離弾道ミサイル1発を発射したが、高度71kmで爆発した。飛行距離は約35km、北朝鮮領土内である。
 発射から30分以上経過した、午前6時7分から、東京メトロ全線の列車運行を10分間止めた。逃げ込んでくる人がいるかもしれないというのが理由だそうだ。同時刻、北陸新幹線も上越妙高―金沢区間で運転を10分間見合わせた。
 発射直後なら新幹線を止めるのは分かるが、30分以上経過してから停車させる理由が分からない。着弾したとしても影響の少ない地下鉄を停止させる理由も不明瞭である。

 今まで何年も前から何十回も北朝鮮はミサイル打っている。その都度、列車を止めるのか?高浜原発は稼働中であり、原発にミサイルが直撃したら、重大事故を発生しかねないというのに停止させない。

 子供たちにミサイルが飛んできたら物陰に隠れろ地面に伏せろというプリントを配る。一方で、アベが「北朝鮮のミサイルはサリン搭載可能」などと煽る。

 今度は地下鉄を止めたが、閣僚の半数は外遊中である。しかも北朝鮮問題で大きな鍵を握ってる中国には誰も行かず、なぜかイスラエル行きの閣僚が多い。

 アベ政権は「危機管理」というよりもわざわざ危機を作り出し、扇動しておいて、自分たちは海外へ逃走しつつ、最大の危険物体である原発は逐次稼働させている。
 相当悪質なショックドクトリン(惨事便乗型主義)を行っている。







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安倍総理大臣 4/27~4/30 「ロシア/英国」        *外遊中
岸田外務大臣 4/27~5/3 「欧州」              *外遊中
世耕経産大臣 4/27~5/5 「イスラエル/パレスチナ」  *外遊中
丸川五輪大臣 4/28~5/2 「イスラエル」          *外遊中
麻生財務大臣 4/29~5/3 「ブラジル」
山本特命大臣 4/29~5/8 「アルゼンチン/米国」
松野門科大臣 4/30~5/4 「タイ/シンガポール」
加藤特命大臣 5/1~5/5 「デンマーク/ベルギー」
鶴保沖縄大臣 5/2~5/6 「イスラエル」
塩崎厚労大臣 5/2~5/7 「米国」
石井国交大臣 5/2~5/7 「シンガポール」

岸外務副大臣 4/30~5/3 「カンボジア」
薗浦外務副大臣 4/30~5/3 「中南米」

4月28日(金)のつぶやき

2017-04-29 02:24:13 | つぶやき

4月27日(木)のつぶやき

2017-04-28 02:24:38 | つぶやき