739話)高見@文瀛湖

 この時期の大同はほんとに寒いのです。この日の最高気温は-8℃、最低気温は-18度でした。でも、乾燥しているので、日が照っていて、風がなければ、数字ほど寒くは感じません。

それもそのはず。私は、上半身はヒートテクの下着、裏起毛のシャツ、フリースを重ね、そのうえに分厚いダウンジャケット。下半身はヒートテクの下着、大同で買った毛糸のズボン下、裏フリースのズボン。ロシア製の鹿革の帽子に耳あて。ヒートテクの靴下に革製のブーツ。そのうえにカイロ。

 同行の河本公子さんは、「前からみるより、横からみたほうが、幅が広くみえます」といいます。要するに、着膨れているわけですが、中身が膨れていないわけでもない。

 足の下は、文瀛湖の氷面です。ところどころにはいっている亀裂のところで、厚さが10cmを超えているのがわかります。割れることはないでしょうけど、亀裂の近くにいくと、ミシッミシッと不気味な音がします。
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