595話)平型関

 平型関というと、中国で有名なのは日中戦争中の戦闘。林彪指揮下の部隊に、日本軍がはじめて大敗しました。1937年9月のことです。霊丘県に記念館があり、それについてはなんどか書きました。
 
 今回は万里の長城の内城にある関所のこと。これが本来の意味での平型関です。近くの道路をなんどか通過しているのに、現場に立つのは今回がはじめて。びっくりするくらい、小さいんですね。内城の関所は、雁門関、紫荊関などをこれまでみてきましたが、それとは比べものにならないくらい規模が小さい。

 小さいからといって、バカにしてはいけません。そりゃあ、関所なんてものは、小さいほど効率がよくて効果が高い、ということでしょう。それにしても、小さいですねえ。そばをとおりながら、これまで見落としていたのも無理はありません。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
« 594話)城壁の... 596話)応県の... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (土八路)
2010-11-04 21:34:52
国后、择捉、齿舞、色丹这四个岛屿的日语读音是什么?日本地名的读音真拿啊!
 
 
 
Unknown (土八路)
2010-11-04 21:44:31
国後、択捉,歯舞、色丹という四つの島ですが、それぞれの読音は何ですか。日本の地名の発音はなかなか難しいですね!
 
 
 
地名の読み方 (高見)
2010-11-05 11:13:26
順に、くなしり、えとろふ、はぼまい、しこたん、です。私はあまりくわしくないのですが、北海道から東北地方などにかけての地名は、アイヌ語の地名が先にあって、それに無理やり漢字をあてたものが多いので、読みにくいものが多いのだと思います。そして、もとの地名にはそれぞれ意味があるはずなんですけど、あてられた漢字のもつ意味とは多くのばあい、ちがっています。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。