中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
530話)ムレスズメ(檸条)
「大同の植物で乾燥につよいものはなんですか?」ときかれて、私は「乾燥につよいものばかりですよ。弱いものはここでは生きていけません」と答えました。では、「いちばん乾燥につよいものはなんですか?」ときかれたら、なんと答えるでしょう。
それは文句なしです。中国名は檸条、マメ科ムレスズメ属の灌木です。乾燥につよいものの根にも2タイプがあるようです。1つは横に広く根をはるもの。もう1つは深く根を伸ばすものです。ムレスズメは後者のようで、崖の崩れ落ちたところなどで観察すると4mも5mも根を伸ばしているものがあります。
1999年とか2001年は、ものすごい大旱魃でした。ヤナギハグミ(沙棘)も乾燥につよい植物ですが、このときはかなり枯れるものがでました。まあ、2度ほど毛虫が大発生して、その食害もあったようですが。その年でもムレスズメは平気な顔をして、ちゃんと実をつけていました。
それは文句なしです。中国名は檸条、マメ科ムレスズメ属の灌木です。乾燥につよいものの根にも2タイプがあるようです。1つは横に広く根をはるもの。もう1つは深く根を伸ばすものです。ムレスズメは後者のようで、崖の崩れ落ちたところなどで観察すると4mも5mも根を伸ばしているものがあります。
1999年とか2001年は、ものすごい大旱魃でした。ヤナギハグミ(沙棘)も乾燥につよい植物ですが、このときはかなり枯れるものがでました。まあ、2度ほど毛虫が大発生して、その食害もあったようですが。その年でもムレスズメは平気な顔をして、ちゃんと実をつけていました。
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