中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
448話)べつの地域では?
南天門自然植物園における森林再生は、私たちの期待以上のスピードですすんでいます。その南天門、地図で確認していただきたいのですけれども、大同市最南部の霊丘県の、そのまた最南部にあり、河北省との省境からすぐのところです。
大同市の南の地域での森林再生の行方には、いくらか筋道がみえてきました。中心となる樹種はナラをはじめとする落葉広葉樹のようです。それはこの地方の最大の課題、水土の保持という面からも好ましいことです。そして、どこでもというわけではありませんが、ある程度の条件さえあれば、この南天門のように、ストレートにその道筋を追うことができるようです。
では、ほかの地域ではどうでしょうか? 私たちの実験林場「カササギの森」は、2001年に起工式をもち、大同市の北部の采涼山のふもとにあります。あそこの緯度と海抜からいっても、主人公となる樹種は共通しているはずです。そこで、ナラの木を試験的に植えてみることにしました。2002年の春のことです。
大同市の南の地域での森林再生の行方には、いくらか筋道がみえてきました。中心となる樹種はナラをはじめとする落葉広葉樹のようです。それはこの地方の最大の課題、水土の保持という面からも好ましいことです。そして、どこでもというわけではありませんが、ある程度の条件さえあれば、この南天門のように、ストレートにその道筋を追うことができるようです。
では、ほかの地域ではどうでしょうか? 私たちの実験林場「カササギの森」は、2001年に起工式をもち、大同市の北部の采涼山のふもとにあります。あそこの緯度と海抜からいっても、主人公となる樹種は共通しているはずです。そこで、ナラの木を試験的に植えてみることにしました。2002年の春のことです。
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