1226話)カンムリキンバイ(金蓮花)

1995年の夏だったと思います。緑の地球ネットワークの緑化協力ツアーが大同市霊丘県の山中を訪れたとき、稲井由美さんが立花吉茂先生のところに1本の花をもってきました。立花先生は、「あなたはいいものをよく見つけるね!」といって感心しておられました。

キンポウゲ科であることは私もわかりましたが、のちに調べて、和名はカンムリキンバイ、中国名は金蓮花、学名はTrollius chinensisであることがわかりました。ごらんのように園芸種にひけをとらない豪華な花です。

その後、霊丘県でもなんども出合いましたし、蔚県の永寧寨村の合作社の庭で咲いているのもみました。

それどころか、この花をお茶にするんですね。去年の夏、蔚県の青空市で買いましたけど、ふつうのお茶より安いくらい。栽培しているのでしょう。

じつはこの花、ネットオークションにでている種をみつけて購入し、去年の初夏に蒔いたものが3本育ち、1本が開花したものです。つぼみがあと3つついてますので、しばらく楽しめそうです。
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