中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
435話)はたして育つか?ナラの若木
山のうえのほう、南天門に近いところに登っていくと、わずかに樹木がありました。海抜1100mより上のところです。落葉樹なんですけど、枯れた葉が落ちないで、春先まで残っています。ナラ、つまりドングリの木ですね。この枯れ葉のために冬の時期はほかの樹木との区別が容易です。
この一帯ではどこでもいっしょですけど、樹木が生えているのは、北向きの日陰斜面です。中国では陰坡(インポー)といいます。南向きの日向斜面は乾燥がひどくて、背の高くなる喬木はほとんどみられず、灌木や草がまばらに生えるだけです。陽坡(ヤンポー)といいます。
陰坡に生えているナラですが、当時はいちばん大きなものでも3mくらいのものでした。これから育つものなのか、条件が悪いためにいじけているのか、経験のない私にはわかりませんでした。ここを選ぶにあたっての、ある種の賭けですね。
この一帯ではどこでもいっしょですけど、樹木が生えているのは、北向きの日陰斜面です。中国では陰坡(インポー)といいます。南向きの日向斜面は乾燥がひどくて、背の高くなる喬木はほとんどみられず、灌木や草がまばらに生えるだけです。陽坡(ヤンポー)といいます。
陰坡に生えているナラですが、当時はいちばん大きなものでも3mくらいのものでした。これから育つものなのか、条件が悪いためにいじけているのか、経験のない私にはわかりませんでした。ここを選ぶにあたっての、ある種の賭けですね。
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